【凄すぎ】浴室ドアの白いモヤモヤ汚れを確実に落とすお風呂掃除術!
今回は、お風呂のドアについた白いモヤモヤ汚れを落としていきます。
お風呂ドアのすりガラスにつく白いモヤモヤ汚れってガンコですよね…
- 掃除前と後の様子
- サンポールのカスタマイズ方法
- 酸焼け対策の方法
- お風呂のドアについた白いモヤモヤ汚れを落とす方法
- 白いモヤモヤ汚れがサンポールで落ちる理由
- サンポールを効果的に使うポイント
- 今回の掃除の注意点
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掃除前の様子
ではまず始めに、モヤモヤ汚れを見ていきましょう。
とはいえ、ドア全体に汚れが付いているわけではありません。
上の方は全然目立ちませんが、下の方にいくにつれて汚れが目立っています。
今回の使用するグッズ
今回の掃除に使用するグッズは以下の通りです。
- 使い捨てニトリル手袋
- サンポール
- エマール
- スポンジ
- お掃除用のオケ
- マイクロファイバークロス
今回用意したスポンジは、ダイソーの「シンクの水アカ・汚れ落とし」という商品です。
サンポールをカスタマイズ
サンポールを原液で使うのは色々問題があるので、カスタマイズしていきます。
測りの上にオケを置いたらサンポールを10g入れて、水を35g加えてください。
一度混ぜたら、エマールを5g加えます。
もう一度しっかり混ぜます。
ただし、洗剤同士を混ぜるのはNGなので、自己責任で行ってください。
ご注意とご理解をお願いします。
あとはカスタマイズした液をスポンジにつけて塗りながらこすり洗いをしていきます。
酸焼け対策の方法
酸焼け対策として、掃除を始める前にシャワーで濡らしておきましょう。
サンポールは5倍に薄めても酸性度がだいぶ強いので、少し濡らしておくことで酸焼けのリスクを下げることができます。
掃除を実践
ではスポンジに液をとって、ドアを磨いていきましょう。
モヤモヤ汚れがついているところを一通り磨きます。
磨いたら汚れのひどさに応じてこのまま放置するか、そこまでひどくない場合は流してしまってOKです。
ただ、濡れている状態だとどこまで汚れが落ちたか分かりません。
汚れが落ちたと思ってシャワーで流して水気を拭き取ったら、また白い汚れがモヤっと浮き上がってくるということはよくあるので、このまま5分ほど放置します。
放置後にもう一度スポンジでこすり洗いしてから、シャワーですすいでいきましょう。
すすいでマイクロファイバークロスで水気を拭き取ったら終わりです。
ドアが乾いたので、掃除後の様子を見ていきましょう。
下の方は白くモヤモヤしていましたが、きれいに落ちました。
白いモヤモヤ汚れがサンポールで落ちる理由
そもそもなぜ白いモヤモヤ汚れがサンポールで落ちるのかというと、白いモヤモヤ汚れの正体が主に石けんカスだからです。
石けんカスといっても、ヌルヌル石けんカスとザラザラ石けんカスです。
当然ドアには水アカ汚れもついていますが、ヌルヌル石けんカスとザラザラ石けんカスが多いです。
- ヌルヌル石けんカス…石けんが皮脂や油に洗浄力を奪われてできるベタベタした汚れ。浴室の洗い場周りなどに出現。
- ザラザラ石けんカス…水道水のミネラル分と石けんが反応してできる白くて固い汚れ。浴室やシンクなどに出現。
2つの石けんカスのうち、どちらかというとガンコなのがザラザラ石けんカスです。
ザラザラ石けんカスに対して有効なのが酸性洗剤なのですが、サンポールは一般向けの酸性洗剤の中でもとても酸性度が強いです。
今回は5倍希釈で使いましたが、十分酸性度が強いのでザラザラ石けんカスをきれいに落とせるということになります。
ヌルヌル石けんカスについては、エマールを加えて界面活性剤の働きを使うということと、硬めのスポンジでしっかりこすることで落とせます。
サンポールで洗って放置した後にこすり洗いを入れると、ザラザラ石けんカスとヌルヌル石けんカスを落としつつ、皮脂汚れも落とせますし水アカにも有効です。
ということは、ドアについた白っぽい汚れのほぼ全てを落とすことができるということになりますね!
サンポールを効果的に使うポイント
サンポールを効果的に使うポイントはいくつかあります。
まず、酸焼けのリスクを下げるために水で薄めましたが、これは絶対にやった方がいいです。
ただ、水で薄めた分だけ洗浄力は落ちてしまうので、洗浄力を補うためにしっかりこすり洗いを入れるということになります。
効果的に使うために、サンポールの液をつけた後にある程度放置(長くても10分程度)して、液をつけた直後・放置中・放置後にスポンジ洗いを入れましょう。
あまり長く放置すると酸焼けのリスクが高まるので注意が必要です。
水アカや石けんカスは固い汚れなので、酸の力でやわらかくしておいて、やわらかくなったところをこすって落としてあげるというイメージですね。
今回の掃除の注意点
今回の掃除の注意点は3つあります。
1つ目は、サンポールもエマールもお風呂に使うのは用途外なので、自己責任の扱いになるということです。
万が一、酸焼けしたとしても責任は取れないので、今回のやり方を参考にする場合はくれぐれもご注意ください。
2つ目は、エマールとサンポールを混ぜるやり方はメーカー側ではNGとしているので、自己責任の扱いになるということです。
とはいえ、何度も混ぜて掃除に使っていますが、反応して怖い思いをしたということはありません。
3つ目は、酸焼けに注意することです。
今回は酸焼けのリスクを下げるために5倍希釈にしました。
ただ、薄めると洗浄力は落ちるので、補うためにある程度つけておく必要があります。
今回エマールを入れたのは、界面活性剤をいれることで泡が張り付いてくれるので、汚れと液の接触時間をしっかり作るという目的のためです。
まとめ
今回はサンポールを使って、お風呂のドアについた白いモヤモヤ汚れを落としてみましたが、いかがでしたでしょうか。
下に金属のパーツ類があって傷めたくない場合は、最初に水で濡らすかマスキングテープを貼って予防しましょう。
面倒ですが傷めたくない場合は、行ってください。
絶対に素材を傷めたくない場合や酸に弱い素材かどうか分からない場合は、あえて今回の方法を試す必要はありません。
水アカや石けんカスを落とす方法はほかにもあるので、そちらを試した方がいいと思います。
例えば、酸性度がマイルドなクエン酸を使う、酸性タイプのお風呂用洗剤を使った方が安心感があります。
茂木和哉シリーズだと、「なまはげお風呂用」ですね。
今回の記事が少しでもみなさんの掃除のやる気につながれば嬉しいです。