お風呂:排水口

コスパ&汚れ落ち良し!トップバリュのキッチン用激安塩素系漂白剤でお風呂の排水口掃除

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

塩素系洗浄剤・漂白剤にもいろんなメーカーさんのものがありますよね。

今回は1本あたりたったの80円で買える、トップバリュさんの塩素系漂白剤「キッチン用漂白剤」でお掃除をしてみようと思います。

お掃除する場所はお風呂の排水口です。

汚れを落としながら、除菌と消臭もできるお掃除法ですので要チェックですよ♪

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

使用する掃除グッズの紹介

まずはじめに、今回のお掃除で使うアイテムからご紹介していきますね。

メインで使う洗剤は、トップバリュで購入した「キッチン用漂白剤」です。

塩素系漂白剤ですので、ボトルに大きく「まぜるな危険」と書かれていますね。

ボトルの大きさや形からして、花王さんの「キッチンハイター」と、とてもよく似ています。

違う点といえば、お値段くらいでしょうか。

トップバリュのプライベートブランドの漂白剤ですので花王さんの「キッチンハイター」の半分くらいの値段で買うことができます!

ほかのアイテムもご紹介していきますね。

排水口掃除ですので、使い捨て手袋を用意しました。

使うのはニトリルゴム手袋のパウダーフリー薄手タイプです。

そしてスコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」です。

このペーパータオルを使って自作のブラシを作ります。

ブラシには割りばしと輪ゴムも使います!

そしてポリ袋とティッシュペーパーです。

こちらは排水口のヘアキャッチャーにたまっている髪の毛を取り除くのに使います。

最後はつけおき洗いに使うバケツですね。

無印良品さんのバケツで、内側にメモリがついています。

排水口掃除に便利な自作ブラシの作り方

それでは排水口掃除に使うブラシを作っていきます。

まずは割りばしの3分の1くらいのところにハサミで切り込みを入れ、パチンと折ります。

次にペーパータオルを5センチ幅くらいにカットします。

先ほどパチンと折った割りばしにペーパータオルをぐるぐる巻き付けます。

ブラシですからペーパータオルの上半分くらいは、割りばしより外側に出しておきましょう。

そしてペーパータオルを巻き付けたところを輪ゴムでしっかりととめます。

輪ゴムが緩いと排水口の中にペーパータオルが落ちてしまいますから、ここはがっちりくくっておきましょう!

つぎはもう一本の割りばしをくくりつけます。

輪ゴムを使って「くの字」になるよう固定します。

これで自作ブラシが完成です!

排水口の奥の方までブラシが届きますし、「くの字」になっているのでカクカクと動いてくれるところがポイントです♪

我が家のお風呂の排水口は、横向きに配管が通っています。

なのでブラシを「くの字」にしておくと、配管が洗いやすいんですよね。

お風呂の種類によって配管の形は違うはずですので、割りばしを上手くくっつけてお掃除しやすい自作ブラシを作ってくださいね〜!

ヘアキャッチャーのゴミの取り方

洗剤を使う前に、排水口の髪の毛など目立ったゴミを取っておきましょう!

見せるのは恥ずかしいので、もう取ってしまったのですが……やり方だけお伝えしますね!

排水口のゴミはぬるぬるしているので直接触りたくありませんよね。

なのでわたしはいつも、ティッシュとポリ袋を使って排水口のゴミを取っています。

やり方としては、このようにポリ袋に手を突っ込み、そのまま排水口のゴミを掴みます。

髪の毛のような大きなゴミが取れたら、手でゴミを持ったままポリ袋を裏返します。

こうすることで、取ったゴミがポリ袋の内側に入ってくれます!

あとは残った細かな汚れを、ティッシュペーパーで拭き取ったらOKです♪

お掃除前の汚れの状態をチェック

それでは排水口のパーツ類を外しながら、汚れ具合をお見せしますね。

まずはヘアキャッチャーです。

目立った汚れはありませんが、隙間にゴミや黒ずみがついています。

そして内側にある筒です。

上から見るとそこまで汚れていなさそうですが……。

筒の外側をみると、全体的にぬめり汚れがついています。

それと白っぽい石けんカスもついているようですね。

つぎは排水口の弁です。

弁は内側にドロっとした黒い汚れがついているようです。

弁の内側が排水口の中で1番汚れているかもしれません。

最後に排水口の中はこんな感じです。

内側に汚れがついていますし、水も濁っているようです。

というように、そこまでひどい汚れはなさそうですが、全体的に汚れているような感じでした。

はたして今回のお掃除でどこまでキレイになるのでしょうか〜!?

激安塩素系漂白剤で排水口をお掃除!

それではトップバリュで買った塩素系漂白剤「キッチン用漂白剤」を使ってお風呂の排水口掃除をしていきます。

塩素系を使うので、安全のために換気扇を回しておいてくださいね!

排水口のフタについた黒カビに塩素でペーパー湿布

お掃除前にお見せするのを忘れていたのですが、排水口のフタの周りに黒カビが生えていました。

ぬめりではなく黒カビになってしまっているので、少し丁寧にお掃除したほうがよさそうですね!

なので「キッチン用漂白剤」を水で薄めず、原液のままつけてみます。

「キッチン用漂白剤」をキャップに少し出して、先ほど作った自作ブラシにちょんちょんとつけます。

そして排水口のフタにはえた黒カビに塗っていきます!

黒カビに洗剤が反応しているのか、早速塩素臭がしてきました。

ただ塗って放置するやり方では、洗浄液が乾いてしまいそうです。

カビに長く働きかけるために、ティッシュペーパーを使って上から抑えましょう。

貼り付けるために、ティッシュペーパーの上からも「キッチン用漂白剤」を塗りつけます。

フタの4面すべてに、「キッチン用漂白剤」を塗り、ティッシュで抑え、さらに上から「キッチン用漂白剤」を塗る……という工程を繰り返します。

ティッシュペーパーでペーパー湿布をするのは今回が初めてなのですが、思っていたよりペーパーがくっついてくれません。

ティッシュは初めから2枚重ねになっているので、1枚にしてから使えばよかったかもしれないですね。

それに塩素系漂白剤でカビ取りをするときは、「キッチン用漂白剤」のようなサラサラしているものはすぐに液が垂れてしまいます。

使いやすさでいえば「カビキラーゴムパッキン用」や「茂木和哉カビとりジェルスプレー」、「茂木和哉カビとりジェル ゴムパッキン・タイル目地用」のようなジェルが垂れにくくていいですよね。

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ジェルタイプなら洗浄液を塗っているときはもちろん、放置中も垂れてくることはありません!

次におすすめなのが、そこまで粘度は高くありませんがトイレ用塩素系洗浄剤、パイプ掃除用塩素系洗浄剤です。

それも持っていない……!となれば、最後は泡タイプの塩素系洗浄剤ですね。

たとえば「カビキラー」や「強力カビハイター」などがあります。

泡タイプの洗剤を使うときも、シュッと洗剤を吹きかけ、上からペーパータオルで抑えるようにすれば、そのまま使うよりも泡が垂れにくくなります♪

……と、いろいろ話しているうちに、排水口のフタ4面にペーパー湿布ができました。

はじめにペーパー湿布したところは、既に白くなっていますね!

もう少し洗剤をつけておきたいので、このまま立てておいてほかの場所のお掃除をしていきます!

パーツ類を塩素漬け

次はパーツ類を洗っていきます。

いきなり「キッチン用漂白剤」を使うと、洗剤の効き目が悪くなったり、塩素臭がきつくなってしまいます。

なので先に水洗いをしてぬめりをある程度落としておきましょう!

排水口のパーツと一緒に、バスタブについている栓も洗います。

自作ブラシも使って、ぬめりを水洗いで落としますね。

パーツ類のぬめりがある程度取れたら、つけおき洗い用のバケツに水をはります。

今回は5リットルの水に「キッチン用漂白剤」をキャップ2杯分いれます。

軽く水をかき混ぜたら、排水口のパーツ類をバケツの中に入れます。

あとはこのまま放置しましょう〜♪

排水口の中を自作ブラシで洗う

次に、排水口の中を洗っていきます。

我が家のお風呂は、バスタブ側からシャワーで水を流すとこんな感じで水の流れができます!

水の流れがある状態で、自作ブラシで排水口の中を洗います。

横についている配管の中もしっかりこすりましょう!

排水口の中のお水が透き通ってきたら、汚れが落ちた証拠です。

そしたら「キッチン用漂白剤」をキャップ1杯分いれて、ブラシで軽くかき混ぜます。

ついでに洗浄液で、排水口の周りもブラシで洗いますね。

でも四隅についている丸いパーツは、黒くなっていますがフタのゴムの色移りです。

残念ながら、今回使っている塩素系洗浄剤・漂白剤では落とすことはできません。

パーツ類をバケツでつけおきして10分くらいたったら、パーツ類をバケツから取り出します。

バケツに残った洗浄液はまだ塩素が残っているので、バスタブ側から排水口に流して捨てますね!

ご覧のように、排水口の中のお水は澄んでキレイになりました!

中に入っているお水はまだ塩素が残っていますが、だいぶ薄まった塩素ですから、お風呂に入るまでこのままにしておこうと思います。

お掃除後の汚れの落ち具合をチェック

それではつけおきが終わったパーツ類を元の場所に戻していきます。

まず内側にドロっとした黒い汚れがついていた弁は、このようにキレイになりました!

次は筒です。ぬめりも石けんカスもそこまでガンコではなかったようで、キレイに落ちましたね。

そしてバスタブの栓です。

目立った汚れはありませんでしたが、塩素につけておいたことで除菌ができました。

最後は排水口のフタについていた黒カビを見てみましょう。

貼り付けていたティッシュペーパーを剥がし、シャワーで洗剤をすすぎます。

水気を軽く拭き取りみてみると……?真っ白になっています!

あ、でもここだけ黒カビが残っていますね。

洗剤に反応している途中だったのか、少し赤みを帯びています。

今回は10〜15分くらい洗剤をつけておきましたが、もう少し長めにつけていればこの黒カビも落ちたかもしれません。

激安漂白剤「キッチン用漂白剤」を使うメリット・デメリット

ということで今回はトップバリュで購入した塩素系漂白剤「キッチン用漂白剤」を使って、お風呂の排水口掃除をしてみました。

つぎはこの激安漂白剤を使ったお掃除の、メリットとデメリットをお話していきます!

コスパがいい

まず、1番のメリットはコスパがいいこと!

1本あたりの値段は80円程度。

ほとんど同じ成分でできている、花王さんの「キッチンハイター」の半分くらいの値段で買うことができます。

それに今回のお掃除でも、キャップ4〜5杯程度しか使っていません。

お風呂の排水口はこまめにお掃除をしたい場所ですし、少しでも洗剤代が安く抑えられるのは嬉しいですよね〜!

洗浄力が高い

2つ目のメリットは、洗浄力が高いこと。

塩素系洗浄剤・漂白剤はかなり洗浄力の高い洗剤ですが、そのなかでもボトル入りのタイプは汚れ落ちがいいんです!

その理由は塩素濃度が高いから。

「カビキラー」や「強力カビハイター」のような泡スプレーの塩素系洗浄剤と比べると、ボトルタイプには約2倍の塩素が入っているんです!

今回、排水口のフタに黒カビが生えていましたが、洗浄液を原液のまま塗って、10分くらい放置しておいたらキレイに落ちましたね。

これは「キッチン用漂白剤」の塩素濃度が高いから、黒カビも短時間で落とせたんですよ♪

液が垂れて使いにくい

ボトル入りの塩素系漂白剤は、塩素濃度が高いというメリットもあります。

しかしその代わり、使いにくいというデメリットがあります!

排水口のフタについていたカビを落とすときは、洗浄液を一度キャップにだし、ブラシでちょこちょこと塗り、さらにペーパーで抑えるというやり方をしました。

ボトル入りの塩素系漂白剤は液がサラサラとしているので、ただかけるだけではうまく汚れに付いてくれませんしね。

この手間が面倒であれば、「カビキラーゴムパッキン用」や「茂木和哉カビとりジェルスプレー」、「茂木和哉カビとりジェル ゴムパッキン・タイル目地用」といったジェルタイプの塩素系漂白剤を使うのをおすすめします。

液が垂れていかないのでささっと塗れますし、ペーパーで抑える必要もありません!

そのぶん洗剤のお値段は高くなってしまいますが、時短掃除をしたい人にはいいと思います♪

使うときの注意点

最後に今回のお掃除法の注意点をお話していきますね。

お風呂に使うのは用途外

今回使ったトップバリュの塩素系漂白剤「キッチン用漂白剤」は名前のとおり、キッチン用の洗剤です。

キッチンのお掃除を前提に作られているもので、お風呂掃除に使うのは用途外となります。

なので万が一のことがおきても、自己責任となるのでご注意ください。

ですが……わたしはこれまで、キッチン用、トイレ用などなど、用途の違う塩素系漂白剤でお風呂掃除をしてきました。

何回もお掃除していますが、今のところトラブルや困ったことはありません。

お風呂掃除用として作られている「カビキラー」や「強力カビハイター」は、成分をみると、キッチン用の塩素系漂白剤ととてもよく似ていますからね。

なのでキッチン用の塩素系漂白剤でお風呂掃除をしても、特別問題はないとわたしは考えています。

ですがお風呂掃除に使うときは、あくまで自己責任でお願いしますね!

浄化槽のある家は事前に確認を

今回は塩素系漂白剤を使って、お風呂の排水口の汚れ落とし、そして除菌・消臭をしていきました。

今回くらいの洗浄液の量であれば、お掃除が終わったらそのまま排水して問題ないのですが、浄化槽のあるおうちだと注意が必要です。

個人で浄化槽を持っていて、そこで汚水を処理しているということもありますよね。

その場合は塩素系漂白剤・洗浄剤を大量に流すと、浄化槽の中の微生物が死んでしまうかもしれません。

塩素系漂白剤を使ってお掃除される前に、必ずメンテナンスをしている業者さんに確認してくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はトップバリュの塩素系漂白剤「キッチン用漂白剤」を使って、お風呂の排水口を掃除してみました。

手間はかかってしまいますが、コスパもよく汚れ落ちも良いおすすめのお掃除法です。

みなさんも一度試してみてくださいね〜!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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