【コスパ最強】絶対にやった方がいい節約拭き掃除術で実際に床拭きをしてみた!
今回は、非常に節約につながるお掃除術を紹介します。
掃除といってもいろいろありますが、中でも最も頻度よくやるのは拭き掃除ですよね。
拭き掃除で使う洗剤を劇的に安く済ませることができたら、節約にだいぶつながるのではないでしょうか。
そこで、拭き掃除に使う洗剤を安く済ませるために自分で作ってしまうというのが今回の記事の内容です。
- 節約拭き掃除用洗剤の作り方
- コスパ最強の節約拭き掃除術
- 節約につながるポイント
コスパ最強の節約拭き掃除術を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
今回の掃除で使う洗剤
では具体的にどうやって使うのかというと、使うのは洗濯用の洗剤や液体石けんです。
どちらでも大丈夫ですが、ポイントは今使っている洗濯用の液体洗剤や液体石けんであるということです。
拭き掃除用洗剤も食器用洗剤も、そして洗濯用洗剤も主成分は界面活性剤です。
拭き掃除用洗剤は2度拭き不要で拭き上げ後にサラサラして快適になるように、界面活性剤の濃度が非常に薄く作られています。
逆に洗濯用洗剤は大量の水で薄まっても洗浄力をキープできるようにかなり高濃度です。
少しの量で汚れが落ちてくれるというのは、まさにそういった理由ですね!
例えば、「アタックゼロ」のように濃縮タイプのものの方が少量でできるということなので、界面活性剤の濃度も非常に濃いです。
濃縮タイプの「アタックゼロ」は界面活性剤の濃度が51%あります。
拭き掃除用洗剤の「ホームリセット泡クリーナー」は界面活性剤の濃度が0.4%と、100倍以下です。
節約拭き掃除用洗剤の作り方
では、自作拭き掃除用洗剤の作り方を紹介します。
- 空のスプレーボトルに水100g入れる
- 「アタックゼロ」を1g加える
- トリガーを締めてしっかり混ぜたら完成
「アタックゼロ」は目分量でもいいですが、目分量で入れるのが不安な場合はキッチンスケールで測ることをおすすめします。
キッチンスケールで測って作る場合は、「アタックゼロ」1g+水99gで100gの100倍希釈液です。
使う洗剤は「アタックゼロ」ではなくてもいいです。
「ホームリセット泡クリーナー」の0.4%ぐらいに合わせれば大丈夫なので、界面活性剤の濃度が30~40%のものは100倍希釈でOKです。
特に濃縮タイプの液体洗剤は非常に使用量が少ないので、さらに節約につながります。
また、合成洗剤でなくても石けんで作ることができます。
石けんの場合はもっと簡単で、適当に水を容器に入れて用意して液体せっけんを加えて混ぜて泡立ったら完成です。
あとは空のスプレーボトルに入れ替えて使うので、最初からスプレーボトルで作ってもOKですよ。
石けんは水で薄まり過ぎると泡立ちません。
ある程度の石けんの濃度のラインを越さないと泡立たないので、その泡立つところを少しでも越してくれればOKです。
また、合成洗剤の方が少量で作れるのでコスパはいいですが、石けんの場合は成分残りしにくいというメリットがあります。
拭き掃除を実践
それでは実際に液体石けんを薄めた方を使って、リビングダイニングの床拭きをしていきます。
- クイックルワイパーにスコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」をセットする
- セットしたペーパーに自作拭き掃除用洗剤を吹きかけて湿らせる
- 床にも吹きかけながら拭き掃除していく
一通り掃除が終わったので、どのぐらい汚れが取れたか見てみましょう。
拭き掃除の前にホコリ取りは掃除機で済ませています。
100倍に薄めた液体石けんでも十分汚れは取れています。
どんな洗剤でも主成分が界面活性剤なので、濃い洗剤をベースに拭き掃除用の洗剤を作れば安く済むというのが今回の方法です。
洗剤の中には、強い洗剤というのもあります。
例えば、「マジックリン」など油汚れがよく落ちる強い洗剤がありますが、そのような強い洗剤を薄めて使うというのも十分コストダウンにつながるのでアリです。
実際に「マジックリン」を使って節約拭き掃除ということで、紹介した動画はこちらです。
ほかにも強い洗剤というとアルカリ電解水も、pHが高いので結構強いです。
pHが高いということは薄めて使うことができます。アルカリ電解水はそのまま使ってる方は多いと思いますが、薄めて使うという方法もあります。
節約につながるポイント
節約して掃除したい場合に1番重要なのは、無駄な洗剤を買わずに少ない本数で使い回して掃除することです。
今回の拭き掃除用洗剤もそうですが、キッチンの油汚れ落とし用の洗剤やトイレ用洗剤、お風呂用の洗剤など、洗剤は用途でいろいろなものが出ています。
そうやって用途別に洗剤を用意してしまうと、どんどん増えてしまいますよね。
なかなか使い切れずに結局処分してしまうこともありますし、ものによっては長く置いていると効きが弱くなることもあります。
なので、できる限り少ない洗剤の数で使い回して掃除をするとということは、非常に節約につながります。
実際どのぐらいに集約できるのかというと、だいたい最低5種類ぐらいあれば十分だと思います。
具体的にどのようにどの5種類を用意したらいいのかは、こちらの動画で紹介しています。
洗剤の量を減らして少しでも節約につなげたいという場合は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は節約につながる掃除術ということで自作洗剤を作って拭き掃除をする方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に注意点が2つあります。
まず、用途に縛られずに洗剤を使い回すということは、用途外になるケースが多々出てくるので、その時点で自己責任の扱いになります。
例えば、「トイレマジックリン」を使ってお風呂掃除をするなどです。
ただし、中性洗剤であればほとんど気にしなくてもいいですし、強い洗剤を薄めるという方法はだいぶ薄めて使うわけなので、素材が傷んでしまうというリスクもかなり少なくなります。
とはいえ、注意が必要にはなります。
もう1つの注意点は、洗剤を薄めるやり方は防腐剤も薄まって腐敗しやすいので、夏場の場合は1週間以内に使い切るようにして保管も暑くなる場所には置かないように注意したほうがいいということです。
冬場だったらもっと長く使えると思います!
今回の記事が少しでも皆さんの掃除のやる気につながれば嬉しいです。