頑固なサビ汚れは洗剤たった2本で落とせる!
サビ汚れと言えば、洗面所やお風呂の洗濯竿のサビ、ヘアピンなどで付いたもらいサビなどがありますよね。
サビ汚れは一度発生してしまうと、見た目が悪いだけでなく、金属の内部まで腐食してもろくしてしまうこともあります…!
今回は、早めに掃除したい汚れの1つ「サビ汚れ」のお手入れ方法と、おすすめの洗剤をご紹介します!
サビを落としている様子を実際に見たい人は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画がおすすめです!
サビ掃除の手順やおすすめの洗剤、掃除の結果などを簡潔に知りたい人はこちらの記事をどうぞ!
目次から好きな場所まで飛ぶことができますよ♪
サビのメカニズム
サビは金属の腐食によってできる金属の酸化物です!
金属と酸素と水があれば、すぐにサビはできてしまいます。
比較的、サビやすい金属としては鉄や亜鉛が挙げられます。
反対に、サビづらい金属はアルミニウム。
一般的には、鉄などのサビやすい金属の上から、アルミニウムなどのサビづらい金属を覆うことで腐食を防いでいます。
サビは一度できてしまうと、金属の内部まで浸食し続けて、金属自体をもろくしてしまうことも…!
サビができた場合には、早めに綺麗にしたいですね♪
サビができやすい環境
サビのメカニズムでもお伝えした通り、サビは金属と水と酸素があればできてしまいます。
つまり、湿気の多い環境に、メッキが剥がれて鉄や亜鉛などが剥き出しになった金属製品があると、サビが発生しやすいということです。
家の中では、特にお風呂場にある洗濯竿はサビが発生しやすいポンイントの1つ!
できるだけ換気扇を回し続けて、湿気を困らせないようにするとサビの発生を遅らせることができるかもしれません。
サビのお手入れ方法
サビを落とすには2つの方法があります!
研磨する
クレンザーや重曹、メラミンスポンジなどの研磨の力を使ってサビを落とす方法です。
家の中にあるものだと、歯ブラシ粉を使ってサビを落とす方法もあります。
掃除の仕方は簡単なので、道具をそろえればすぐできますよ♪
掃除の仕方は、サビの部分に洗剤をつけて、ブラシなどでこするだけです!
酸性洗剤を使う
クエン酸やサンポールなど酸性の力で落とす方法です。
酸性洗剤を使うと、酸性の力で金属の表面を溶かしてくれます。
更に、酸性洗剤は金属と結びついた酸素を引き離す「還元」という作用もしてくれるので、サビにはとっても効果的♪
掃除方法は、酸性洗剤をサビにつけて時間を置き、ブラシなどで擦って乾いた布で拭き取るだけです!
サビの程度が酷ければ酷いほど、置いておく時間はより長くなります。
ちなみに、酸性洗剤はサビを落とすことができますがすぐに金属の腐食を招きます…!
アルカリ剤で中和処理をすれば、サビのない状態を維持できるかもしれませんが、少し面倒ですよね。
そう言った場合は、次でご紹介する中性のサビ落し洗剤が便利です♪
サビ落としにおすすめの洗剤
ここからは、使用前後の写真も使いながら、サビ落としにおすすめの洗剤をご紹介します!
茂木和哉 サビ落とし
- サビ落し独特の臭いが少ない
- 中性のサビ落しなので、サビが再発しづらい
- もらいサビなど、褐色の浅いサビにおすすめ
- 粘性のある液体なので、液ダレしづらい
- スプレータイプなので、広範囲のサビにもおすすめ
- チオグリコール酸塩
- 陰イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステルナトリウム7%)
- グリコールエーテル系溶剤
- 増粘剤
- 発色剤
- 安定剤
- 使用前に軽く振る
- ノズルダイヤルを「ON」にし、ストッパーを外す
- サビにスプレーする
- 5~10分放置
- 乾いた布で拭き取る
- サビが残っている場合は繰り返し行う
実際に使ってみた様子を写真でご紹介します!
「茂木和哉サビ落し」でも、お風呂場の洗濯竿のサビを十分に落とすことができました。
しかし、黒っぽく見える深いサビは「茂木和哉サビ落し」だけでは落とし切れませんでした…!
「茂木和哉サビ落し」は褐色の浅いサビにおすすめ!
広範囲のサビを落とす場合も、スプレータイプなのでおすすめですよ♪
茂木和哉
- 酸と研磨剤のハイブリッド洗剤
- 水垢やサビ、焦げなど1つで何役にもなる
- 粘性のある液体タイプなので、狭い範囲で黒く深くなったサビにおすすめ
- 研磨剤だがお手入れした素材に傷がつきづらい
- 研磨剤(50%)
- スルファミン酸
- 有機溶剤
- 増粘剤
- 成分が沈殿する場合があるので、使用前によく振る
- 手袋をした指に適量を取り、サビに塗り広げる
- 指で擦る
- 乾いた布で拭き取る
こちらは「茂木和哉サビ落し」のようにスプレータイプではないので、広範囲のサビには向きません。
一方で「茂木和哉サビ落し」よりもサビを落とす力が強いので、「茂木和哉サビ落し」で広範囲のサビを落とし、残ってしまった深いサビに使うのがおすすめです!
画像の通り、「茂木和哉サビ落し」でも落とさなかったサビをあっさり落とすことができました♪
まとめ:家中のサビは洗剤2本でほとんど落とせる!
今回はサビ汚れとそのお手入れ方法についてご紹介しました!
サビは放置すると金属の内部まで浸食して、金属自体をボロボロにしてしまう可能性もあります。
できれば、放置せずにすぐに掃除してしまいたいですよね。
しかし、サビができてしまうと、大概は広範囲で何度も擦って落とさなくてはいけないので、掃除もなかなか面倒。
そんな時は、今回ご紹介した「茂木和哉サビ落し」と「茂木和哉」使えば、頑固サビもすぐ落ちます!
サビ汚れにお悩みの方は、ぜひ使ってみてくださいね♪