インフルエンザと同じじゃない!正しいノロウイルスの感染予防法
こんにちは!茂木和哉です。
感染症の怖い季節になりましたね。
私の住む秋田では、ここ最近インフルエンザウイルスが流行し始めました。
皆さんの地域はどうですか?
それと怖いのが、ノロウイルスですよねー
特に小さな子供がいて、地域や通っている保育園などて流行るとほんと心配ですよね。
毎年流行のピークは2月頃なので、我が家でも今からちゃんと感染予防していきたいと思います。
と言う事で今回は、ノロウイルスの感染予防のお話です。
先ず始めに知ってもらいたいのが「インフルエンザウイルス」と「ノロウイルス」は、同じ「ウイルス」なのですが、実は予防、対策する上で大きく違う点があり注意が必要だと言う事です。
それが何かと言うと、アルコール除菌剤の効果です。
アルコール除菌剤は、インフルエンザウイルスには効果があります。
それについてはご存知の方が多いと思います。
しかし、ノロウイルスには、全く効果がないんす!
知ってましたか?
ノロウイルスをアルコールで除菌ができない理由
なぜ効かないのかと言うと、理由は「インフルエンザウイルス」と「ノロウイルス」の体の表面のつくりが違うからなんです。
インフルエンザウイルスの体の表面は「脂質」でできてます。
アルコールには、油脂分を溶かす働き(脱脂)があるので表面の脂質を溶かし、インフルエンザウイルスの体の中までちゃんと入っていけます。
だから、インフルエンザにはアルコールが効くわけす。
一方で、ノロウイルスの体の表面は、タンパク質でできています。
タンパク質となると、アルコールでは溶かすことができないので体の中まで入っていけなんです。
これがノロウイルスに、アルコール除菌剤が効かない理由だったんです。
ノロウイルスに効果のある殺菌剤と殺菌方法
最近は、アルコールにノロウイルスに効果のある殺菌成分加えた、ノロウイルスにも効果のあるアルコール除菌剤が出てきました。
例えば「アルタンノロエース」や「セハノールSS-1」などです。
アルコールの「乾きやすい」と言うメリットを残しつつノロウイルスを除菌できるのは、とても便利ですよねー
他にノロウイルスに効果のある殺菌剤は、「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分の「塩素系漂白剤」です。
いわゆる普通のハイターなどです。
ボトルに入ったハイターの塩素濃度は5%ほどなので、基本250倍に希釈して使います。
でも塩素系漂白剤は、濃度が飛びやすいので、もし私が使うとしたら少し濃い目の200倍にして使うでしょうね。
それと希釈液は、使う分だけ作ってくださいね。
作りだめしても塩素濃度が飛んでしまいますで。
でも私がノロウイルス対策に使うとしたら先ほど紹介した「アルタンノロエース」です。
だって塩素系漂白剤は、薄めるのが面倒だしアルコール系より素材が傷みやすいですからね。
除菌剤を使わず殺菌するとなると、熱湯消毒です。
でも、つけ置きができるものに限られますけど。
殺菌方法は、85度以上の熱湯に1分以上つければノロウイルス退治できます。
熱湯消毒でなくて煮洗いみたいにしてももちろんOKです。
家族がノロウイルスにかかった時や、職場や子供の通っている保育園、小学校で流行った時は、ぜひ参考にしてください。
それと殺菌方法だけでなく、ノロウイルをかかり環境作りも重要です。
何より大切なのがこまめな掃除です。
特にトイレは丁寧にした方がいいです。
便器を丁寧にするのはもちろんですが、手が触れるところも忘れず丁寧にしなければいけませんよ、
例えば、便座、トイレレバー、温水洗浄便座のリモコンなどです
以前「教えて!goo」にノロウイルス対策の記事を出したことがありました。
手洗いは普通の石鹸で十分予防が可能
あとノロウイルス対策で大切なのが手洗いです。
「アルコールも効かないウイルスだから、石鹸より除菌効果のあるハンドソープを使わなきゃ」
と思っている皆さん、その必要はありませんからね!
除菌剤が配合された薬用ハンドソープを使わなくても 普通の石鹸で十分効果があります。
しっかり丁寧に手荒れすれば、ノロウイルスは手肌からちゃんと流れ落ちます。
なにも除菌する必要なんてないんです。
むしろ除菌効果のあるハンドソープばかり使っていると手肌が荒れやすくなり、荒れた手肌に雑菌が住みや付きやすくなります。
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