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起業してから考えてきた事、やってきた事

茂木 和哉

起業してからずっと考えていた事と言うと、自分自身がブランドになる事です。

それができなければ、洗剤メーカーとして、成功するはずがないと思っていました。

そして、自分自身がブランドになるために何が必要なのかと考え、やってきた事が2つあります。

1つは、汚れ落とし専門家となることです。

薄っぺらい知識のにわか専門家でなく「本物」の汚れ落としの専門家を目指してずっとやってきました。

起業するまで洗剤や汚れ落としにかかわることを一通り経験したのはそのためです。

工業薬品の会社に勤め原料の事をおぼえ、その後、洗剤メーカーに勤め洗剤を作ること経験し、さらに独立前から起業ししばらくの間、実際に清掃業をし洗剤の使い方を洗い方をマスターしてきました。

特に清掃業を行うことについては、たとえ遠回りになったとしても絶対必要な事だと思ってやってきました。

なぜなら、いくら良い洗剤を用意できても汚れを(効率よく)落とせないからです。

良い洗剤を用意するだけでなく、汚れにあった最適な洗剤を選び、最適な洗剤の使い方をして、初めて完璧に落とすことができます。

美味しい焼肉を食べたいと思ってA5ランクの和牛を頼んでも焼き方を失敗すると美味しくなくなりますよね。

それと同じです。

中身の事、作ること、そして使う事この3つ全部極めている存在は洗剤界だけでなく、ほかの業界にもいそういません。

例えば、野球のグラブ職人がプロ野球選手のような華麗な守備はできないですし、化粧が上手なメイクアップアーティストでも化粧品はつくれません。

なのでこの3つを極めることを目指せば間違いないと思ってやってきました。

それと同時にやってきたのが情報発信です。

それが、自分自身がブランドになるためにやってきた、もう1つの事です。

情報発信なくして自分がブランドに、なれるわけがないですからね。

自分で「洗剤エキスパート」と名乗ってブログを1年間書き続けてきました。

昨今いろんなSNSが増えてきていますが、今の時代も情報発信のベースになるのは間違いなくブログです。

もし私がブログを使って情報発信をしていきたいと思っている方に、アドバイスするとしたら、
・実名
・顔出し
・毎日更新
この3つが最低条件です。

その上で、余計なことを記事にせずに自分が発信すべきことだけを記事にしていきます。

私の場合は、もちろん記事の内容は「汚れ落とし」の事です。

しかも、非常にコアな内容にしてきました。

これまで汚れ落としにかかわることで経験してきたプロもうなる内容です。

ですので当時のブログは、主婦の皆さんからは全く読んでもらえませんでした。

読んでくれる方、ファンになってくれる方と言ったら、プロの清掃業者さんや同業者の方や、化粧品業界の方など専門的な方ばかりでした。

後に茂木和哉の大ヒットに大きく貢献した実演販売士のロックオン錫村さんもその1人です。

当時錫村さんからの提案で、売り始めて間もない水垢クレンザーの商品名を「茂木和哉」に変えることにしたのですが、その提案にのったのも新たな形で自分のブランディングもできると思ったからです。

今こうして振り返ると、すべてのきっかけがこのブログから始まっています。

茂木和哉の誕生やヒットしたのもそうですし、10月発売予定の書籍もそうです。

やはり、汚れ落としを追求し自分自身のブランドを高めることは、今後も重要だと再認識しています。

今後はさらに自分自身のブランド力を強くしていくために、私の名刺代わりでもある「茂木和哉シリーズ」の商品をさらに良いものにしていき、もっと皆さんがお買い求めしやすいように販売店を増やしていきたいと思っております。

 

 

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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