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【プロ必見】酸性なのに皮脂汚れがよく落ちる洗浄剤

茂木 和哉

界面活性剤には、
アニオン界面活性剤(陰イオン界面活性剤)
カチオン界面活性剤(陽イオン界面活性剤)
ノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)
両性界面活性剤
の4種類があります。

この4種類の中で、
洗浄力が高い界面活性剤が多いのが
アニオン界面活性剤です。

なので、
単純に油脂汚れが良く落ちる中性洗剤を作るのなら、
基本的にはアニオン界面活性剤を選択することになります。

しかし、
アルカリ度や酸性度が強い洗浄剤へ、
アニオン界面活性剤を配合するのは非常に難しいです。

なので、
pHの影響を受けにくい界面活性剤を選択しなければいけません。

そこで、
4種類の中で最もpHの影響を受けにくい、
ノニオン界面活性剤を選択することが一般的です。

しかし、ノニオン界面活性剤は、
皮脂汚れに対しての洗浄力がそれほど高くありません。

アルカリ洗浄剤なら、
アルカリの働きによる中和作用が働きますので
界面活性剤の洗浄力に頼らなくても油脂汚れを十分洗浄できます。

しかし、酸性洗浄剤は、
そもそも皮脂汚れの洗浄を目的としたものではありません。

もし、皮脂汚れへの洗浄力が高い界面活性剤を
十分な割合で配合できたとするならば、
水あかなどのスケール汚れを落とし、
さらに皮脂汚れも落とす事が可能になるわけですから
作業工程が、2工程から1工程に1本化できると言うことです。

そんな酸性洗浄剤があったら
清掃業者さんにとっては、非常に理想的なものになるに違いありません。

それを、実現したのが瞬間水あかクリーナーです!
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瞬間水あかクリーナーは、酸性洗浄剤でありながら
皮脂汚れもしっかり落とすことができるよう
洗浄力が弱いノニオン界面活性剤を使用せず、
他の種類の界面活性剤を配合させるという
非常に難易度が高い配合にチャレンジし完成させたのです!

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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