食品工場で学んだ衛生管理と飲食店にオススメな洗剤「白天狗」の話
こんにちは!(@motegikazuya)です。
私は洗剤を作り始めた頃に、食品加工会社へ洗剤のセールスをしによく行っていたことがあります。
具体的にどんな洗剤をセールスしていたのかは後でお話ししますが、当時食品加工会社を歩き回れたことで、衛生管理について学ぶことができました。
その学んだことを今回はご紹介したいと思います。
「衛生面」を重視した掃除法
私は掃除に正解はないと思っています。
なぜかと言うと、掃除される皆さんが、何を一番重要視しているかで掃除の仕方や洗剤が変わるからです。
私は基本「ラクさ」や「時短」を重視しますが、多くの食品工場の場合は「衛生面」を重視します。
では具体的にどんな掃除の仕方なのか?
調理台の掃除を例に紹介します。
先ずは、調理台の周辺を片づけます。
そして洗剤で洗う前に、40℃ぐらいのお湯で丁寧に洗います。
先にお湯で洗うことで、雑菌の繁殖源である栄養分をある程度、除くことができます。
油分が落ちやすいように水でなくお湯を使うのがポイントですね。
その後、スポンジタワシに弱アルカリ洗剤をつけて洗っていきます。
先にお湯で洗うことによって調理台が温まっている状態なので、洗剤洗いも効果的ですよね。
話がそれますが、お風呂も使い終わった直後のまだ温かい状態で掃除した方が、冷たくなっている次の日の夕方に掃除するより、少ない洗剤でもラクにキレイに落とせるのと同じことですよね。
それと中性洗剤でなく弱アルカリ性洗剤を使うところもポイントです。
中性洗剤より、タンパク質、脂肪、でん粉の汚れが落ちやすいですからね。
そして洗い終わったら熱めのお湯でよく洗い流します。
すすぎにもお湯を使うのは、素早く自然乾燥させたいからなんです。
水に濡れている状態が長くなればなるほど雑菌が繁殖しやすい環境になりますからね。
ふきんを使って拭き上げないのは、再汚染の可能性があるからなんでしょうね。
最後は、エタノール70%配合のアルコールで除菌して終わりです。
同じ掃除方法はできないかもしれませんが、衛生面を重視される方には参考になる部分があるかと思い紹介させていただきました。
洗剤作りの練習になった「オーダーメイド洗剤」
最初にお話しした私が食品加工会社にどんな洗剤をセールスしていたかというと「オーダーメイド洗剤」です。
「オーダーメイド洗剤」というのは、私は洗剤を本格的に作り始めたばかりの頃にやっていらサービスで、どんな内容かと言うと、お客様の掃除や洗剤についてのお悩みを聞いて、お客様に最適な洗剤を1個から作るというものです。
全然利益が取れるようなサービスではなかったのですが、しばらく続けてました。
なぜかというと、洗剤作りの「練習」をとにかくしたくてでした。
まだ洗剤作りの経験値が低い状態だったので、色んな洗剤作りにチャレンジして経験値を積み上げたかったんですよね。
当時思い出に残っているのが、秋田県内にある食品加工会社からのオーダーメイド洗剤の依頼です。
どんな洗剤をお客様が要望していたかというと、
・10倍希釈で使用。
・油汚れがよく落ちる。
・除菌もできる。
・泡立ち豊か。
の4点です。
当時の私からしたら、かなり難易度高めでした。
特に難しかったのが、「10倍に薄めても」汚れ落ちを除菌力、そして泡立ちが良くないといけない点です。
でも何度も試作品を作っては試してもらう事を繰り返し完成させる事ができました。
そのオーダーメイド洗剤をベースに仕上げたのが、「白天狗」なんです。
油汚れ洗剤の自信作「白天狗」
「白天狗」の一番の魅力は、一度に洗浄と除菌ができる点です。
なのでもし、これまで洗浄と除菌の2工程をしていたとしたら、1工程で済むことになるので、かなりの清掃時間の短縮になりますし、除菌剤を用意する必要がなくなります。
先ほど衛生面を重視した調理台の掃除術をご紹介しましたが、もし弱アルカリ洗剤を使う工程で「白天狗」を使ったとしたら、最後のアルコール除菌の工程が必要なくなるわけです。
さらに「白天狗」は10倍に薄めて使えるので、かなりコスパもがいいんです。
「白天狗」はそもそも食品工場用に作った洗剤ではありますが、衛生管理に気をつけてたい、もしくはこれから気をつけていこうと思っている飲食店にとってもオススメな洗剤なんです。
・白天狗400ml
・白天狗1.4L
・白天狗5L
・白天狗18L