無添加石けん「オリーブの泡」徹底検証!希釈割合は?お風呂掃除にも使える?

60秒で読める!AI記事要約
「オリーブの泡」はオリーブオイル由来の無添加石けんで、安全性が高く拭き掃除に適しています。
本記事では「オリーブの泡」の最適な希釈割合を検証しています。
検証の結果、100倍希釈(水990g+石けん10g)が泡立ちや使用感のバランスが良いと判明。50倍希釈(水980g+石けん20g)でも大きな違いはありませんが、コスパを考えると100倍希釈が推奨されています。
スプレー使用時には10倍希釈や5倍希釈を試しています。ですが泡立ちや密着度が物足りないこと、また多量の石けんが必要となることから「オリーブの泡」は拭き掃除向きと結論づけられました。
拭き掃除時の使用量の目安は1回あたり水100ml、「オリーブの泡」1gと経済的です。
ただし水の硬度によって石けんの泡立ち具合は異なり、適正な希釈割合は変わるため、地域ごとに調整が必要です。

こんにちは!のぞみです。
今回はオリーブオイルから作った拭き掃除用無添加石けん「オリーブの泡」の最適な使い方を検証していきます。
少しマニアックな話も多いのですが、石けんのお掃除はどれくらいの割合で薄めたらいいのか?が大事ですし、ぜひ参考にしてくださいね~!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
「オリーブの泡」はどんな石けん?
今回主役の石けんがこちら!茂木さんが開発中の、お掃除用無添加石けん「オリーブの泡」です。
写真に写っているラベルはまだ仮の状態で、使用量の目安や使い方はまだ確定されていません。
オリーブ石けんが床掃除に向いている理由
「オリーブの泡」の元となっているのは、オリーブオイル由来の体洗い用石けん「オリーブ泡石鹸」です。
まだ「オリーブの泡」が開発されていなかったころ、「オリーブ泡石鹸」を使って床の拭き掃除をしてみました。
床の拭き掃除に石けんを使うといい理由、石けんのなかでもオリーブオイル由来のものを使うといい理由について詳しく知りたいかたは、ぜひこちらの動画をチェックしてみてくださいね。
カンタンにまとめると……石けんは拭き残りがしにくく、万が一残ったとしても時間がたてば中和されるという特徴があります。
それだけでも安全性は高いのですが、もっと安全性の高いものを使うのなら、今度は石けんをつくるときに使う油脂に注目してみましょう。
一般的な石けんは安価で汚れ落ちのいいパーム油が使われています。
ですが乾燥肌の人など、場合によってはパーム油由来の石けんでも刺激となることがあります。
そこでおすすめなのが、オリーブオイル由来の石けん!パーム油由来の石けんよりも値段は高いのですが、お肌への負担は最小限で洗うことができます。
「シャボンの泡」との違いは?
お掃除用の石けんといえば「シャボンの泡」があるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
その「シャボンの泡」はパーム油由来の石けんで、汚れ落ちの良さを重視して作っています。
石けんなのでそれだけでも安全性は高いのですが……もっと安心安全な石けんでお掃除したい!という人には「オリーブの泡」のほうをおすすめします。
希釈割合を検証
「オリーブの泡」についてわかったところで、早速検証をしていきましょう。まずはどれくらいの割合で水に薄めればいいのか?ですね。
石けんの泡立ち具合は水の硬さ(硬度)に影響されやすいのですが、薄すぎたり濃すぎたりしてもお掃除には使えないので重要なポイントです!
水995グラム+「オリーブの泡」5グラム
さっそくビーカーに水995グラム、「オリーブの泡」を5グラム入れます。
全部で1リットルの洗浄液ができるので拭き掃除に使うならかなり量が多いのですが……泡立ち具合がわかりやすいようこの量で統一して作っていきましょう。
「オリーブの泡」の200倍希釈液をぐるぐるとかき混ぜると……うっすら泡立つくらいですね。お掃除に使えるほどの泡にはなりません。
水990グラム+「オリーブの泡」10グラム
つぎはビーカーに水990グラム、「オリーブの泡」を10グラム入れて100倍希釈液を作ります。
ぐるぐるとかき混ぜてみると……いい感じの泡が出てきました!
お掃除に使うのなら少し時間がたっても泡が消えないくらいがちょうどいいんですよね。
かき混ぜたら1分ほどおいて、泡が消えないかも見ておきましょう。
石けんをつかってお掃除するときは、ギリギリ泡立つくらいの量で洗浄液をつくるのがいいですね。
石けんの量が最小限なので、拭いた後はサラサラしますし二度拭きの必要もありません!
それに石けんの量が少なくていいのなら、節約にもなります♪
油脂成分にオリーブオイル100%の「オリーブの泡」は正直お手頃価格ではないので大事に使っていきましょう……!
あれこれ話しているあいだに1分ほど経ちましたが、100倍希釈液の泡のようすは変わりありません。
「オリーブの泡」で拭き掃除をするなら100倍希釈がちょうどいい、という結果になりました~!
水980グラム+「オリーブの泡」20グラム
ついでに「オリーブの泡」の50倍希釈の泡の様子も見てみましょう。
ビーカーに水980グラム、「オリーブの泡」を20グラム入れます。
ぐるぐるとかき混ぜてみますが……さきほどの100倍希釈液と泡立ちはそこまで変わりません。
だったら石けんの量が少なくてコスパもいい100倍希釈のほうがいいですね!
石けんの泡立ちは水の硬さに影響されやすく、わたしが住んでいる秋田県は特に軟水のエリアとされています。
日本国内でも水の硬度にはばらつきがあり、硬度の高い地域の水を使う場合は50倍希釈くらいにする必要があるかもしれません。
地域によって必要な石けんの量は変わってくるので、はじめは少し面倒でも石けんを何倍希釈にしたらちょうどいい泡立ちになるのか?を検証しておいてください~!
スプレーしたときの泡のようすは?
後半は「オリーブの泡」の希釈液をスプレーしたときの泡のようすを見ていきます!
拭き掃除だと泡の状態はそこまで影響しませんが、お風呂掃除やトイレ掃除、キッチン掃除なんかだと泡の持ちや密着度は大事ですよね。
検証に使うスプレーボトルは、ちょうど家にあった「トイレクイックル」が入っていた容器です。1リットルの洗浄液は入らないので、100mlずつ洗浄液を作っていきます。
水90グラム+「オリーブの泡」10グラム
まずは水90グラムと「オリーブの泡」10グラムを混ぜた10倍希釈液を検証します。
拭き掃除ではなくキッチンやお風呂といった水回りのお掃除なら、これくらいの濃度になるのかなと思います。
容器にいれて吹きかけてみると……洗浄液はわりとシャバシャバしていますね。
これでもお掃除できなくはなさそうですが、水回りのお掃除ならもう少ししっかりめの泡のほうがよさそうです。
水80グラム+「オリーブの泡」20グラム
つぎは水80グラムと「オリーブの泡」20グラムを混ぜた5倍希釈液を検証します。
「オリーブの泡」のような高価な石鹸を20グラムも使うのはもったいない気もしますが……。
スプレーしてみると10倍希釈液のときよりも密着力の高い、しっかりした泡がでてきました。
とはいっても水回りのお掃除に使うにはまだ不十分に思えます。
「オリーブの泡」はお掃除に使うとしたら、キッチンやお風呂のような水回りのお掃除よりも拭き掃除のほうが向いている気がします!
拭き掃除なら100mlあれば十分
ここまで「オリーブの泡」をいろんな割合で希釈して、泡のようすを見ていきました。
前半の拭き掃除用希釈液をつくる検証では1リットルと多めに使いましたが、いつもの拭き掃除であれば100mlで十分です。
1度のお掃除で使う「オリーブの泡」の量は1グラムとなる計算ですので、意外とコスパも抑えられるかもしれません!
キッチンやお風呂よりもリビングに使うのがおすすめ
後半ではスプレーしたときの泡の状態をみていきました。
「オリーブの泡」はお掃除用の石けんではありますが、拭き掃除に使うのがメインとなるかな、と思います。
その理由はやっぱりコスパですね。
キッチンやお風呂のお掃除に使うのもいいのですが、洗浄液は5倍希釈と濃いめにする必要があります。
よほど安全性の高いお掃除がしたい!となればかまわないのですが……お風呂やキッチンは水洗いができるので、リビングの床ほど安全性を重視する必要もないのかな、と思います。
だったらキッチンやお風呂には、石けんで汚れ落ちもいい「シャボンの泡」のほうがコスパも手間もかかりません♪
希釈目安は50~100倍
今回の検証で「オリーブの泡」を拭き掃除に使うのであれば50~100倍希釈がちょうどいいとわかりました。
ただし何度もお伝えしている通り、石けんの泡立ちは水の硬度に影響されます!
水が硬い地域にお住まいの場合は、もっと「オリーブの泡」を入れて濃くする必要がありますよ。
はじめて使うときはかならず、石けんと水の量をはかりながら「どれくらいの量で泡立ち始めるか?」を見ておいてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はオリーブオイルから作った拭き掃除用無添加石けん「オリーブの泡」について、希釈割合や泡の状態をみていく検証をしていきました。
マニアックな内容にはなってしまいましたが、少しでも参考になればうれしいです!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪