リビング:フローリング

お肌に優しい選択肢♪オリーブ油100%のオリーブ泡石鹸で床掃除

nishiyama

60秒で読める!AI記事要約

拭き掃除の洗浄剤には石けん、洗剤、洗浄剤の3種類があります。

洗浄力やコスパ、安全性を考慮し、今回は安全性を重視した掃除法を紹介します。

石けんの中でも特に安全なのは無添加のものです。

一般的な拭き掃除用無添加水石けん「シャボンの泡」よりもさらに安全性を求めるなら、オリーブオイル100%の「オリーブ泡石鹸」がおすすめです。

「オリーブ泡石鹸」を水1Lに対し30g溶かし、マイクロファイバークロスに浸してワイパーに取り付け、床拭きに使用します。

「オリーブ泡石鹸」は通常のパーム油由来の石けんよりもマイルドな洗浄力ですが、安全性が高く、肌にも優しいのが特徴です。

ただし希釈液のpHは10.0〜9.9と「シャボンの泡」より低めで、長期保存には向きません。夏場は特に早めに使い切ることが推奨されます。

石けんは泡立ちが水の硬度に影響されるため、泡立ちが弱い場合は追加で石けんを加えると効果的です。

本来は体を洗う石けんであるため、手肌への負担が少なく手袋なしでも掃除ができます。掃除とスキンケアを兼ねた優れた選択肢です。

オリーブ泡石鹸 700mL
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

お掃除で洗浄力や安全性、お手軽さ、コスパの良さなどなにを重視するかは人それぞれです。

安全性を重視するのなら「ウタマロクリーナー」や「マイペット」といった洗剤よりも、石けんを使うのをおすすめします。

今回はなぜ洗剤よりも石けんのほうが安全なのか?をお話ししながら、石けんの中でも特に安全性の高いものを使うお掃除法をご紹介していきます!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

床拭き掃除用洗剤の種類について

お掃除でなにを重視するか?は洗浄力の高さ、コスパの良さ、手軽さ、そして安全性の高さの4つに分けられます。

それぞれ向いているお掃除法や使うアイテムが変わってくるのですが、今回はとにかく安全性を重視した拭き掃除がしたい!という人に向けたお掃除法をご紹介していきますね。

拭き掃除用の洗剤は石けん、洗剤、洗浄剤と大きく3つに分けることができます。

石けんには無添加水石けんの「シャボンの泡」がありますね。わたしもこれまで何度かご紹介してきました。

洗剤といえば「クイックルホームリセット泡クリーナー」や「ウタマロクリーナー」といった主成分が合成界面活性剤になっているもののことを指します。

ちなみに石けんも合成界面活性剤なのですが、洗剤で使われる合成界面活性剤とは性質がかなり違うため、家庭用品品質表示法では分けて考えられています。

3つ目の洗浄剤とは、アルカリや酸のはたらきで汚れを落とすものです。

たとえばアルカリ電解水やセスキ炭酸ソーダ、重曹、トイレ用ですが「トイレのルック」も品名には洗浄剤と書かれています。

「トイレのルック」は合成界面活性剤が入っているので洗剤であるとも言えるのですが、酸のはたらきのほうが強いので洗浄剤扱いなのでしょう!

ポイントは、汚れを落とす主な働きが界面活性剤なら洗剤、汚れを落とす主な働きが酸やアルカリなら洗浄剤として扱われる、ということですね。

1つ目の石けんは、拭き掃除で安全性を重視する人におすすめです。

石けんは拭き残りがしにくいうえに、万が一残っても皮脂で中和されて無害なものになっていきますからね。

石けんの種類について

さらに石けんは添加物が入っているものと入っていないものにわけられます。

石けんに使われる添加物といえば、キレート剤や蛍光増白剤がありますね。

お洗濯でよく使われる「ウタマロ石けん」には蛍光増白剤が入っています。

成分残りを気にするのであれば、無添加の石けんを使うとより安心できます!

わたしはこれまで無添加水石けんの「シャボンの泡」を使った拭き掃除を何度か試してきました。

十分安心安全なのですが……「シャボンの泡」よりもっと安全性の高いものを選ぶのなら今度は油脂に注目してみましょう。

石けんには価格の安く皮脂汚れもよく落ちる、パーム油が使われていることが多いです。

身体を洗う石けんだと、パーム油由来の石けんはさっぱりと洗えるのが特徴ですね。ただ必要以上に油脂を取ってしまうことがあるので、油脂があまり多くない乾燥肌の人にとっては刺激になることがあります。

身体を洗う用の石けんではパーム油のほかに、オリーブオイル(オリーブ油)由来のものもあります。

オリーブオイル由来の石けんは洗浄力がマイルドで、必要以上に油脂を奪いません。

乾燥肌のかたやお肌がまだ未熟なお子さんの身体を洗うときは、オリーブオイル由来の石けんのほうがいいこともありますね。

ただし……オリーブオイル由来の石けんはお値段がそれなりにしてしまいます。

なので安価で汚れ落ちがいいパーム油由来の石けんが主流なんですよね。

ときどきオリーブオイルを使用している石けんのなかに、95%はパーム油、5%はオリーブオイルとなっているものもあります。

たしかに「オリーブオイルを使っている」というのは嘘ではないのですが……安全性重視の人からするとすこし期待はずれですよね。

オリーブオイル100%でできた石けんはないの?と思われた方はこちらをチェック!茂木さんが開発した「オリーブ泡石鹸」があります。

価格はそれなりにしてしまうのですが、それはオリーブオイル100%だから。

パーム油のような安価な油は混ぜていないのでどうしてもこの価格になってしまうそうですよ。

安全性を重視した「オリーブ泡石鹸」はもちろん、無添加の石けんです。

本来は身体を洗う用の石けんなのですが、今回はなんとこれで拭き掃除をしてみたいと思います!

オリーブオイル由来の石けんなのでパーム油由来の石けんよりも洗浄力がマイルドになってしまうのですが、それでも石けんですのである程度の汚れは落ちてくれるはずです♪

オリーブ泡石鹸 700mL

「オリーブ泡石鹸」の拭き掃除用洗浄液を準備

それでは早速、拭き掃除の準備をしていきましょう。

ビーカーに水を1リットル入れたら、「オリーブ泡石鹸」をとりあえず10グラム入れます。

「オリーブ泡石鹸」は意外と濃度が高くて、石けん成分は10%ほどあります。

茂木さんが開発している拭き掃除用無添加水石けん「シャボンの泡」よりも2倍ほど濃いので、思っているよりも少ない量でいいんですよね。

ぐるぐるとかき混ぜてみると……少し泡立ってきました。

ですがまだお掃除に使うには物足りないので、もう少し「オリーブ泡石鹸」を足していきますね。

拭き掃除用無添加水石けんの「シャボンの泡」であればこれくらいの泡立ちでもいいのですが、「オリーブ泡石鹸」はオリーブオイル由来の石けんですからどうしても洗浄力がマイルドになってしまいます。

なのでしっかりめに泡立つようにしましょう!

追加で「オリーブ泡石鹸」を10グラム入れました。

水1リットルに「オリーブ泡石鹸」が20グラム入ったようすがこんな感じ。先ほどよりも泡の量が増えましたね。

さらに追加で「オリーブ泡石鹸」を10グラム入れ、水1リットルに「オリーブ泡石鹸」が30グラムとします。

ぐるぐるかき混ぜても泡立ちが消えないくらいになりましたね!

硬水の地域は石けんが泡立ちにくい

石けんの泡立ち具合は、水の硬さに影響されます。

日本は軟水の国とされていますが、意外と地域差があるんですよね。

もしお住まいの地域の水の硬度が高ければ、石けんが泡立つには少し多めに入れる必要があります。

どれくらいの量を入れたら泡立つのかは、ぜひ一度検証してみてください!

できた洗浄液のpHは?

つぎは気になるpHを測定していきます。

拭き掃除用無添加水石けんの「シャボンの泡」は希釈液でもpH10.5ほどあります。

pH10.5というのは、セスキ炭酸ソーダよりもアルカリ度が強く、アルカリ電解水よりは弱いくらいですね。

ちなみにpHは10.5を超えると洗浄液が腐敗しないといわれるので、作り置きしておける目安にもなります!

「オリーブ泡石鹸」の希釈液は……pH10.0~9.9のあたりを行ったり来たりしています。

pH10.5よりは中性よりのようなので、作り置きは推奨できません。希釈液を作ったら2週間以内、夏場はもっと早く使い切ったほうがいいですね。

クロスをワイパーに取り付ける

希釈液が作れたら、マイクロファイバークロスに洗浄液を浸し、ワイパーに取り付けます。

普段お掃除をするときは手荒れ防止のためにゴム手袋を着用しているのですが「オリーブ泡石鹸」を使う場合は必要ありません!

「オリーブ泡石鹸」は本来体を洗うための洗剤ですし、オリーブオイル由来の石けんなのでお肌に対してもかなり安全性の高いものになっています。

そんなに良い洗剤でお掃除をするのは少しもったいない気もしますが……手や体を洗う洗剤とお掃除用の洗剤を1つにまとめられる、というのはお手軽な感じがします♪

体洗いにつかっても、洗いあがりがしっとりとしていて、石けん特有のツッパリ感がないんですよ~!

クロスにつけて床拭きしていく

クロスをワイパーに取り付けたら、早速床拭きをしていきます。

床のほうにも数滴、「オリーブ泡石鹸」の希釈液を撒いておきましょう!

お掃除しながら、石けんが拭き掃除にむいている理由について詳しくお話していきますね。

最近の洗剤に使われている合成界面活性剤は、刺激が少なく優しいものが増えてきました。

合成界面活性剤というのは、刺激が強いものがあるとそれが世間から批判され、安全性の高いものが開発され、またそれが批判されさらに安全性の高いものが作られる……というのを繰り返しています。

何度も改良を重ねられて、いまではかなり安全性の高い界面活性剤が出てきました。

その代表が「ウタマロクリーナー」ですね!わたしも時々、「ウタマロクリーナー」で拭き掃除をしています。

ですが石けんを使った拭き掃除は、「ウタマロクリーナー」を使うよりももっと安全性が高いと思っています。

石けんはアルカリでないとはたらかない

そもそも石けんはアルカリ性です。

「ウタマロクリーナー」のような洗剤だと中性のものもありますが、石けんに中性のものはないんですよね。

アルカリな分、お肌に付いたときの刺激はそれなりにあります。

ですが裏を返せば、石けんはアルカリ性の場所でしかはたらくことができないんです。

万が一石けんの成分がフローリングに残ったとしても、人の肌から出てくる皮脂(酸性)と合わされば、アルカリが中和されてしまいます。

つまり石けんは時間が経てばそのうち中和されて無害なものになるので、洗剤よりも安全性が高いんです!

反対に「ウタマロクリーナー」のような洗剤は、アルカリ性・中性・酸性といった液性に関わらずはたらき続けます。

いくら安全性の高い界面活性剤がつかわれていても、お肌が弱い人にとっては刺激となってしまうんですよね。

「オリーブ泡石鹸」はオリーブオイル由来だからより優しい

さらに「オリーブ泡石鹸」の油脂成分はオリーブオイルが100%です。

パーム油由来の石けんよりもよりお肌に優しいので、一般的な石けんを使ったお掃除よりももっと安全性の高いお掃除法となります。

わたしはこれまで、無添加水石けんの「シャボンの泡」を使って拭き掃除をしてきましたが……「シャボンの泡」はパーム油由来の石けんですし、アルカリ度も高く作られています。

キッチンの油汚れのようなガンコな汚れを落とすのなら「シャボンの泡」がいいかもしれませんが、そこまで汚れがひどくないのなら「オリーブ泡石鹸」でお掃除するくらいがちょうどいいかと思います♪

「オリーブ泡石鹸」でどれくらい汚れは落ちる?

安全性が高いとはいっても、お掃除する以上汚れが落ちてくれないと困りますよね。

「オリーブ泡石鹸」の希釈液はpH10.0ほどあったので、セスキ水と同じくらいのアルカリ度+石けんの界面活性作用を使うことができます。

どれくらい汚れが落ちたか見てみると……思っていたよりもクロスが黒くなりましたね!

ホコリ取りはあらかじめ済ませておいたのですが、「オリーブ泡石鹸」の希釈液でここまで汚れが取れるとはびっくりしました。これなら十分お掃除に使えそうです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はオリーブオイル由来の石けん「オリーブ泡石鹸」を使って、リビングの拭き掃除をしてみました。

すでに拭き掃除に無添加水石けんの「シャボンの泡」を使っていて、特に安全面に問題がないのであればそのまま「シャボンの泡」を使ってもらっていいと思います。

ですがもっと安心安全なお掃除がしたい!という人は、ぜひオリーブオイル由来の石けんを選んでみるのをおすすめしますよ~!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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