カビや黒ずみからは卒業!「黒木真白」でお風呂の床のキレイをキープする方法
60秒で読める!AI記事要約
お風呂の床掃除に塩素系洗浄剤「黒木真白」を使う方法を紹介します。
排水口にポリ袋で栓をし、水をためて30分つけ置きすることで、黒カビやピンク汚れを防げます。
水10Lに対して「黒木真白」を10gを使用し、お湯ではなく水を使うのがポイントです。
塩素は高温で飛びやすいため、水で塩素の効き目を維持します。
目立つ汚れには「黒木真白」を15〜20gを使い、1時間放置しましょう。
顆粒タイプなので液はねせず、中性で木製品にも使えます。
仕上げにブラシでこすり、排水すれば完了です。
こんにちは!のぞみです。
我が家のお風呂は使い始めて9年ほどがたち、すぐ汚れてしまうようになったので月に一回ハイター漬けをして汚れ予防をしています。
「キッチンハイター」のような塩素系洗浄剤を使ってつけ置き洗いをすると、カビや黒ずみ、ピンク汚れといった生き物汚れを落とし、除菌もしてくれるんです。
ですが今回は、塩素系洗浄剤の「黒木真白」という洗剤を使ってお風呂の床をつけ置きしてみようと思います。
聞きなれない洗剤かもしれませんが、塩素系洗浄剤なので「キッチンハイター」でつけ置きしたときと同じような効果が得られるんですよ♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
使うアイテムの紹介
まずは今回のお風呂の床掃除で使うアイテムから紹介していきます。
ブラシはバスブラシの「バスボンくん」を使います。別の洗剤が残っているといけないので、毛先はしっかり水洗いしています。
使う洗剤はこちら!塩素系洗浄剤の「黒木真白」です。
「キッチンハイター」や「カビキラー」と同じ塩素系洗浄剤なのですが、大きな違いは顆粒タイプであることですね。
このあと水に溶かして洗浄液を作っていきます。
洗浄液づくりにはプラスチックのマグカップと、かき混ぜるためのへらも使います。
またゴム手袋(ニトリルゴム製)、バスシューズ、排水口に栓をするためのポリ袋も用意してあります。
排水口に栓をする
今回のお風呂掃除は、排水口に栓をして床に水をためつけ置きしていきます。
まずは排水口の筒にポリ袋をかぶせましょう。このとき強く引っ張ると袋が破けてしまうので気を付けてくださいね。
ポリ袋をかぶせたら、真ん中のくぼみにたまった空気を抜くのがポイントです。
袋のなかに水がたまっていると水をためたときに浮いてきてしまい、栓が抜けたり袋が破けてしまうかもしれませんからね!
「黒木真白」でお風呂の床をつけ置き洗い
このあと排水口に栓をしてお風呂の床に水をためていくのですが、もし排水口の汚れが気になるのであれば先に洗剤を混ぜておきましょう。
「黒木真白」を数グラム、パラパラと排水口の水に混ぜてヘラで水をかき混ぜ、配管にもしっかり送り込みます。
ポリ袋をかぶせた排水口の栓を取り付けたら、床一面に水をためていきましょう。
このとき、お湯ではなく水を使うのがポイント!
お湯のほうが汚れがよく落ちそうなイメージがあるかもしれませんが、「黒木真白」や「キッチンハイター」などの塩素系洗浄剤を使うときは必ず水を使ってくださいね。
塩素は温度が高いと飛んでいってしまう特徴があります。
このあと「黒木真白」を混ぜて30分は放置するので、初めから最後までしっかり塩素が効いてくれるように水を使いましょう。
我が家のお風呂は畳一畳分くらいの大きさなのですが、お風呂の床一面に水を張るには約10リットルの水が必要です。
今回は水10リットルに対して「黒木真白」は10グラム使っていきましょう!
床の水に混ぜてもいいのですが、洗剤がしっかり溶けたのを確認したいのでお掃除用のマグカップで洗浄液をつくってから床の水に混ぜますね。
もちろん「黒木真白」は水に溶けやすい顆粒タイプなので、面倒なら床に直接洗剤を撒くやりかたでも大丈夫ですよ〜!
床に洗浄液が混ざったら、全体にいきわたるようバスブラシで軽くかき混ぜ、30分ほど放置しましょう。
今回やっているお掃除法は、カビ予防や黒ずみ予防となります。
いつものバスクリーナーでお掃除をして、そのあとに黒ずみ・黒カビ予防のためにやってみましょう!
せっかく洗浄液を作ったので、汚れがつきやすいお風呂の壁やバスタブエプロンも、一緒に洗っておくといいですよ。
ちなみに、もし床に目立った汚れがついていたら、「黒木真白」の量は15~20グラムくらい、放置時間は1時間とするといいですね。
さらに「ジョイ」のような食器用洗剤も混ぜて使うと、洗剤の浸透力も高まります。
食器用洗剤には皮脂汚れを落とすはたらきがあるので、黒ずみやカビの上に皮脂汚れがおおいかぶさっていたとしてもしっかり落とすことができます!
黒木真白とキッチンハイターの違い
あとは30分ほど放置するだけなので……待っているあいだに「黒木真白」と「キッチンハイター」の違いをお伝えしていきます。
主成分が違う
「黒木真白」と「キッチンハイター」の違い、1つ目は主成分ですね!
「キッチンハイター」は次亜塩素酸ナトリウムと言われる塩素剤、「黒木真白」はジクロロイソシアヌル酸塩ナトリウムという塩素剤が使われています。
「キッチンハイター」は液性がアルカリ性で、形態も液体タイプですね。一方で「黒木真白」は液性が中性で形態も顆粒タイプとなっています。
あまり見かけない洗剤ではありますが、中性だからこそ、顆粒タイプだからこそのメリットもたくさんあるんですよ〜!
中性だから木製品に使える
「黒木真白」は中性なので、素材への負担を少なくお掃除できます。
「キッチンハイター」は強いアルカリ性なので、木製品に使うと傷んでしまうのですが……「黒木真白」は木製品に使うことができます!
もちろん今回のように、お風呂の床のお掃除にも使えて1つあるとなにかと便利な洗剤ですよ♪
顆粒タイプだから液はねしない
「黒木真白」の特徴はなんといっても、洗剤の形態ですよね。
顆粒タイプなので洗浄液をつくるとき、液はねの心配がないのがうれしいポイントです。
たとえば「キッチンハイター」のような液体タイプだとうっかり手や服についてしまったり、ボトルが倒れてこぼれてしまったり……なんてとき、かなり焦ってしまいますよね。
ですが「黒木真白」のような顆粒タイプなら、手や服についてもパパっと払うだけ!こぼしてしまってもほうきでサッとはくだけでいいんです♪
もちろん水に溶かしたあとは液はねに気を付ける必要がありますが、「キッチンハイター」などの液体洗剤と比べるとかなり取り扱いがラクになります。
「黒木真白」は塩素濃度が高い
「黒木真白」と「キッチンハイター」の違いに、塩素濃度の高さがあります。
「キッチンハイター」の塩素濃度は約6%、それに対して「黒木真白」は60%もあるんです。
もし今回のようなお風呂の床のつけ置きを「キッチンハイター」でやるとしたら、水10リットルに対して洗剤は100ml……でも今回「黒木真白」はたったの10グラムしか使っていません!
60%もあるので一回のお掃除に使う量もほんの少しですみますし、ボトルも小さいので省スペースにもなります。
「黒木真白」は塩素が飛びにくい
さらにうれしいことに「黒木真白」は塩素濃度が下がりにくいという特徴もあります。
たとえば「キッチンハイター」で使われている次亜塩素酸ナトリウムは、時間がたつにつれてじわじわ飛んで行ってしまいます。
洗剤の裏面に、除菌や漂白に使うとき何倍に薄めればいいのかが書かれていますが……実際は「製造されてから何カ月たったか?」で塩素の濃さが違ってくるので、毎回同じ濃度の洗浄液をつくるのは難しいんですよね。
それに対して「黒木真白」で使われている塩素剤は、時間がたってもほとんど60%のまま!
いつも同じ濃度の洗浄液を作ることができます。
「キッチンハイター」のような塩素系洗浄剤だと、「買ってから何カ月かたったから洗剤は多めにいれないと」と調整する手間があります。
場合によってはほとんど塩素が抜けてしまっていて、お掃除しても効果が感じられないことがあるかもしれません。
ですが「黒木真白」なら塩素が飛びにくいので、いつも高い洗浄力でお掃除できるんですよ~!
水を流してお掃除完了
あれこれお話しているうちに、「黒木真白」をつけて30分程がたちました。
まだ汚れが残っていたら、追加で15~20分放置したり、バスブラシでこすり洗いしたりしてみましょう。
目立つ汚れがなければ栓を外して排水しましょう。このとき水圧で栓が抜けなければ、ポリ袋に穴をあけてしまうとラクチンですよ!
今回のお掃除のポイント
ここまで「黒木真白」を使って、お風呂の床の汚れを予防するお掃除術をお伝えしました。
「キッチンハイター」を使ってつけ置きするやり方もありますが、「黒木真白」も同じ塩素系洗浄剤なので一度やっておけば一カ月は黒カビ・黒ずみなどの生き物汚れが生えにくくなります。
最後に今回のお掃除のポイントを3つ、お伝えしていきますね!
ポリ袋で排水口に栓をする
「黒木真白」でお風呂の床をつけ置きするときのポイント、1つ目はポリ袋で排水口に栓をすることです。
ラップで栓をする方法、ポリ袋に水をためて重しにする方法……と、排水口に栓をする方法はいろいろあるのですが今回のやり方が一番失敗する確率が低いんですよ!
せっかく水をためるのですから、30分後に見てみたら水が抜けていた!となるのはショックですよね。
排水口のつくりによってはポリ袋をかぶせるやり方ができないかもしれませんが、もし同じようなつくりなら是非このやり方で試してみてください。
お湯ではなく水を使う
「黒木真白」でお風呂の床をつけ置きするときのポイント、2つ目はお湯ではなく水を使うことです。
お湯のほうが汚れが落ちそうな気がしますが、「黒木真白」や「キッチンハイター」などの塩素系洗浄剤を使うときは水を使いましょう。
お湯を使うと塩素がすぐ飛んで行ってしまいますし、塩素のニオイも充満してしまいますからね……!
量と時間を調整する
「黒木真白」でお風呂の床をつけ置きするときのポイント、3つ目は洗剤の量と放置時間についてです。
今回は水10リットルに対して「黒木真白」は10グラム、放置時間は30分としました。
そこまで目立った汚れがない、さきにいつものバスクリーナーでお掃除はすませ、黒ずみ。黒カビ予防として使いたいときはこのやり方がおすすめです。
もし目立った汚れがついているのであれば、水10リットルに対して「黒木真白」は15~20グラム、放置時間は一時間としてみましょう。
長時間放置するのが難しければ、つけ置き前後にブラシ洗いをすると汚れが落としやすくなりますよ!
お風呂の壁やコーキングなど、汚れがひどくつきやすい場所だけでも、ブラシ洗いをしてみてくださいね。
「黒木真白」についてもっと詳しく知りたい!
「黒木真白」についてもっと詳しく知りたい方は、洗剤を開発した茂木さんが解説動画をあげてくれています。
ぜひこちらの動画をチェックしてみてくださいね。
また今回つかった「黒木真白」は180グラムのものでしたが、おためしサイズの20グラムもあります。
気になる方は小さいものから試してみてください♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「黒木真白」を使ってお風呂の床の汚れを予防するお掃除法をご紹介しました。洗浄液を作ればあとは放置するだけ!お手軽ですのでみなさんも一度試してみてくださいね。
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪