【役立つ】セスキとクエン酸と重曹をトイレの掃除や消臭に活用する方法!
今回は、ナチュラル素材をトイレ掃除に活用する方法を紹介していきます。
ナチュラル素材といってもいろんなものがありますが、中でもよく掃除に使われているのはクエン酸・セスキ炭酸ソーダ・重曹の3つではないでしょうか。
今回はこの3つの活用法を紹介していきたいと思います!
- クエン酸の活用法
- セスキ炭酸ソーダの活用法
- 重曹の活用法
ナチュラル素材をトイレ掃除に活用する方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
クエン酸の活用法
まずはクエン酸の活用法から紹介していきます。
クエン酸の希釈液を作る
まず、クエン酸は粉なので溶かして使う必要がありますが、どのぐらいの割合で溶かすのかというと、クエン酸をフチ裏の尿石に使う場合は、水195gにクエン酸5gを溶かして40倍希釈液にして使います。
空のスプレーボトルにあらかじめ水を入れて、そこにクエン酸を加えて、トリガーを閉めて溶けるまでしっかり振ったら完成です。
作った量が少ないと空気を噛んでしまってうまくスプレーできないことがあるので、その場合は掃除用のマグカップなどに作るとやりやすいです。
掃除方法
クエン酸は酸性なので、尿が原因の汚れや臭いに効果的です。
尿が原因の汚れで最もガンコなのは尿石です。
尿石は便器のフチ裏についたりしますが、どうやって落としていくのかをやっていきます。
- クエン酸を40倍希釈液にする
- 首を少しくの字に曲げた古歯ブラシを用意する
- 古歯ブラシにつけて、気になるところに塗っていく
クエン酸はそこまで洗浄力が高くありません。
洗浄力を求めるのであればサンポールなどの方が酸性度強いのでよく落ちてくれます。
ですが、あまり強い洗剤や合成洗剤を使いたくないという場合、クエン酸だけの選択になってくると思います。
洗浄力が弱い分、しっかりこすり洗いを入れて、こすりながら酸を効かせるというやり方になります。
ペーパー湿布する方法もアリ
さらにトイレットペーパー湿布する方法もあります。
- 最初に便器内を希釈液で濡らす
- トイレットペーパーをつける
- さらに上から古歯ブラシで希釈液をつける
- 30分ぐらい放置
- 放置後にトイレットペーパーを古歯ブラシで寄せる
- 尿石が緩んできたところでまたこすり洗いを入れる
- 終わったら水を流す
ペーパー湿布する場合は、ペーパーが尿石に触れるように空気が入らないようにしっかり押し当てて、べったり貼り付けてあげるというやり方になります。
これで完全に落ちないことはあるので、その場合は繰り返しやるしかありません。
クエン酸は拭き掃除にも有効
他にもクエン酸40倍希釈液は、トイレ本体やトイレ室内の床・壁の拭き掃除に使うことで、尿が原因の汚れや臭いに有効です。
そのような拭き掃除や尿の臭い消しについては、こちらの動画で紹介しています。
拭き掃除に使う際に、尿が原因の汚れや臭いは気にならないので皮脂汚れをすっきり落としたいという場合は、セスキ炭酸ソーダがおすすめです。
セスキ炭酸ソーダの活用法
次は、トイレ室内の拭き掃除にセスキ炭酸ソーダを活用する方法を紹介していきます。
セスキの希釈液を作る
セスキも粉なので、水に溶かして使う必要があります。
セスキをトイレ室内の拭き掃除に使う場合は、水198gにセスキ2gを溶かして100倍希釈で使います。
セスキは100倍希釈でOKです!
この希釈液を使って、スコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」で拭いていきます。
「洗って使えるペーパータオル」を半分にカットして、しっかり希釈液で湿らせて拭きましょう。
セスキは皮脂汚れをしっかり落としてくれるので、特に手が触れる場所に有効です。
トイレのフタや便座の表面、ペーパーホルダーなどですね。
重曹よりもセスキの方が汚れ落ちは上
重曹でも似たような効果がありますが、汚れ落ちはセスキの方が上です。
それはなぜかというと、セスキの方がアルカリ度が高いからです。
重曹は水に溶かした時のpHが8.2ぐらいですが、セスキはpHが9.8ぐらいあります。
ただし、重曹でも熱めのお湯で溶かせば熱の働きを使えるので、汚れ落ちは高まります。
もちろんセスキもお湯に溶かすと、より汚れが落ちやすくなります。
ほかにも、例えば子供たちがスリッパを履かずに裸足でトイレを使うので皮脂汚れがついて黒っぽくなってきたなど、トイレの床にも皮脂汚れがついてしまうケースは大いに考えられます。
そういった場合もセスキはよく効いてくれるので、ミニワイパーのようなものを使ったり手で拭いてもいいです。
しっかり丁寧に拭いてあげると落ちてくれますよ!
子供たちが男子であれば立ってトイレをすることもあると、尿の汚れが気になると思います。
尿の汚れの方が気になる場合は、クエン酸の方が効果的です。
なので目的に合わせてクエン酸を使うか、セスキを使うか選ぶのがいいと思います。
重曹の活用法
最後は、重曹の活用法を紹介していきます。
重曹の特徴
拭き掃除にも使える重曹ですが、もう1つの特徴としてクレンザーとしても使えるので、便器内のガンコな汚れを落とすのに結構使えます。
尿石をクエン酸で落としきれなかった場合に、こすって落とすという方法が使えます。
あとは、こすって落とす方法なので、便器表面につくウロコ状の水アカにもそこそこ有効です。
とはいえ、重曹はそこまで硬いものではないので、落としきれないケースもよくあります。
重曹はそれほど硬くないので汚れ落ちが悪いという話をしましたが、メリットとしては陶器表面の釉薬に傷をつけるリスクはありません。
釉薬とは陶器の表面を覆っているガラス質の部分のことです。
掃除方法
重曹はどんな掃除方法かというと、重曹をかけてこするだけです。
こする時におすすめなのが、ラップを長めにカットして小さく畳んだ「ラップたわし」です。
では、便器についているウロコ水アカを使って、実際にこすり洗いしてみます。
便器表面が乾いていると重曹がくっつかないので、水を流して濡らします。
重曹をふりかけて、縦に磨いたら横に磨いたりをしてしっかりこすっていきます。
一通りこすってみると、かなり落とせています。
そんな感じで気になるウロコ水アカやフチ裏の尿石を落としたら、流して終わりです。
まとめ
今回はクエン酸・セスキ炭酸ソーダ・重曹をトイレ掃除に活用する方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回紹介した方法の中でセスキとクエン酸については溶かして使いました。
特にセスキは100倍希釈で使うのでかなりコスパが良く、節約術としてもおすすめできる方法です。
今の物価高の影響で掃除は節約を重視するようになったという方もたくさんいるのではないでしょうか。
節約重視の方にも今回の掃除方法は参考になるのかなと思うので、よかったら試してみてくださいね。
今回の記事が少しでも皆さんのお掃除のやる気につながれば嬉しいです。