お風呂:床

【効果絶大】クエン酸で水アカや石けんカスを一気に落とすとにかくラクなお風呂の床掃除!

osaki

今回は、お風呂の床の白くてザラザラした硬い汚れをラクに落とす方法をご紹介します。

のぞみ
のぞみ

とても効果的な方法です!

この記事で分かること
  • 使用するグッズ
  • 掃除の手順
  • クエン酸で落とせる汚れの種類
  • 今回の掃除のポイント

お風呂の床の白くてザラザラした硬い汚れをラクに落とす方法を動画で見たい場合は、こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動画へどうぞ!

使用するグッズ

まずはじめに、使用するグッズを紹介します。

  1. 使い捨てニトリル手袋
  2. バスシューズ
  3. 柄つきのバスブラシ
  4. クエン酸
  5. 食器用洗剤「キュキュットクリア除菌」
  6. ポリ袋

今回のバスブラシは、「バスボンくん」を用意しました。

のぞみ
のぞみ

ポリ袋は100円均一などで購入できるものです。

掃除の手順①ポリ袋で栓をする

それでは早速始めていきましょう。

今回の掃除のやり方は床一面にお湯を張ってそこにクエン酸を入れることで、クエン酸漬けで汚れを落とすというやり方です。

のぞみ
のぞみ

そのため、まずは排水口に栓をしなければなりません。

フタとヘアキャッチャーを外し、筒にポリ袋を被せる形で栓をしていきます。
ポリ袋のサイズが小さいと被せるときに破れやすいので、不安な場合は2枚重ねでやることをおすすめします。

筒にポリ袋を被せたら、筒を戻して栓をします。
空気が入ってポリ袋が浮いてくるので、手で押し込むようにしましょう。

のぞみ
のぞみ

ポリ袋が破れないように、そっと筒を戻しましょう。

ちなみに、ポリ袋ではなくラップで栓をする方法は以下の記事で紹介しています。

掃除の手順②クエン酸漬け

しっかり栓をしたら、お湯を溜めていきましょう。

のぞみ
のぞみ

温水器を60℃に設定しているので、お湯の温度は50~55℃ぐらいです。

床一面が隠れるまでお湯を張っていきます。

今回のお風呂は床が一畳ぐらいなので、床一面が隠れるお湯の量は約10Lです。
お湯10Lに対してクエン酸をどのぐらい入れるのかというと、250g入れて40倍希釈にします。

クエン酸を入れたら、すかさずバスブラシでかき混ぜて溶かします。
注意点としては、バズブラシに塩素系の洗剤が残っているとクエン酸と反応して塩素ガスが出て非常に危険なので、泡がなくなるまでしっかりすすいでから使ってください。

のぞみ
のぞみ

普段、お風呂掃除で「カビキラー」などの塩素系を使っている場合は注意してください。

クエン酸が溶けたら、「キュキュットクリア除菌」を5~10g加えます。

さらによくかき混ぜて、奥の方までしっかり行き渡るように送り込みましょう。
白いザラザラ汚れが目立つ場合は、浸け置きするタイミングでブラシ洗いを入れると効果的です。

のぞみ
のぞみ

壁やエプロン、コーキングなどの水アカや汚れがつきやすい場所も一緒に洗っておくのがおすすめです。

では、このまま20分ほど放置していきます。
長く放置すると溶けて落ちた水アカが再付着してさらにガンコになることもあるので、あまり長く放置するのはNGです。

放置後に確認してみると、栓はきちんとできています。

ここでもう一度ブラシ洗いを入れましょう。
クエン酸はそこまで洗浄力が高くないので、ガンコな水アカはしっかりブラシ洗いを入れても落とすのが難しいです。

のぞみ
のぞみ

クエン酸は洗浄力はあまり高くないものの、酸性度がマイルドで使いやすいという特徴もあります。

少しでも効果を高めるために、浸け置き直後とつけ置き後にブラシ洗いを入れましょう。
もっと効果を高めたい場合は、浸け置き中にも10分おきくらいにブラシ洗いを入れるのもおすすめです。

掃除の手順③排水とすすぎ

それでは筒を外して、排水していきましょう。

筒、ヘアキャッチャー、フタを戻したらシャワーですすいでいきます。

のぞみ
のぞみ

一通りすすいだら掃除は終わりです!

クエン酸漬けで落とせる汚れの種類

クエン酸漬けで落とせる汚れは、水アカ汚れとザラザラ石けんカスが主です。

汚れの種類について
  • ザラザラ石けんカス…水道水のミネラル分と石けんが反応してできる白くて固い汚れ。浴室やシンクなどに出現。

食器用洗剤を加えているので多少のぬめり汚れや皮脂汚れも落ちますが、水アカ汚れとザラザラ石けんカスを落としたいときにおすすめしたい掃除方法です。
そのため、黒ずみ汚れや黒カビには弱いです。

のぞみ
のぞみ

黒ずみ汚れや黒カビにはハイター漬けがおすすめです。

今回の掃除のポイント

今回の掃除のポイントは5つあります。

①洗浄液が抜けないように排水口にしっかり栓をする

今回は排水口のパーツにポリ袋を被せて栓をしましたが、ラップやレジ袋でも同じようなことができます。
どのやり方を選ぶかについては、排水口の形次第だと思います。

のぞみ
のぞみ

今回掃除したお風呂はTOTOのサザナですが、どの方法でも上手くいきました。

お風呂のメーカーやモデルによってはうまくいかない方法もあるかもしれないので、最適な方法を探りながら試してもらえればと思います。
手軽さは今回のポリ袋が1番なので、試す場合はまずは今回の方法から試してみてくださいね。

また、ポリ袋1枚だと袋が切れて洗浄液が抜けてしまうかもしれないので、不安な場合は2枚重ねが安心です。

②クエン酸は40倍希釈で使う

今回、お湯10Lに対してクエン酸を250g加えて40倍希釈にしました。
あまり濃くしても意味がないですし、薄ければ効果は落ちます。

お湯の量が分からない場合は、最初のときだけ目盛り付きのバケツで床一面が隠れるぐらいのお湯の量を測るのがおすすめです。

のぞみ
のぞみ

1回測ってしまえば、もう測らなくていいので次回からがラクです。

③熱めのお湯を使う

クエン酸は洗浄力が弱いので、できる限り熱めのお湯を使った方が利きは良くなります。

のぞみ
のぞみ

ただ限界はあるので、温水器の設定をマックスにして使っています。

温水器を60℃に設定すると、張ったときのお湯は大体50~55℃ぐらいになります。

④食器用洗剤を加える

食器用洗剤の主成分は界面活性剤ですが、界面活性剤には皮脂汚れを落とす働きがあります。

のぞみ
のぞみ

水アカやザラザラ石けんカスの上に皮脂汚れが乗っていると、直接働きかけにくくなってしまいます。

そのため、皮脂汚れを落とすと汚れ落ちが効果的になりますし、皮脂汚れも落ちるので仕上がりがきれいになります。

さらに、界面活性剤には浸透力を高めてくれる働きもあるので、クエン酸の働きが良くなるというメリットもあります。
ただし、クエン酸と食器用洗剤を混ぜて使うやり方はメーカー側が認めていないので、自己責任で行う形になります。

のぞみ
のぞみ

ただ、これまで何回もやってきましたが、ガスが出たり怖い思いをしたことは一度もありません。

⑤ブラシ洗いをしっかり入れる

クエン酸はそこまで汚れ落ちがよくないので、浸け置き直後とつけ置き後にブラシ洗いを入れましょう。
汚れがひどい場合は、浸け置き中にも何回かブラシ洗いを入れた方がより効果的です。

まとめ

今回はお風呂の床についた水アカやザラザラ石けんカスを、クエン酸を使って落とす方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

今回の掃除のポイントをまとめると、以下のようになります。

今回の掃除のポイントまとめ
  1. 洗浄液が抜けないように排水口にしっかり栓をする
  2. クエン酸は40倍希釈で使う
  3. 熱めのお湯を使う
  4. 食器用洗剤を加える
  5. ブラシ洗いをしっかり入れる

今回の記事が少しでもみなさんの掃除のやる気につながれば嬉しいです。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
記事URLをコピーしました