排水口も床も!コスパ最強「ハイター漬け」を徹底解説

60秒で読める!AI記事要約
9年使用でもピカピカをキープ!「キッチンハイター」と「ジョイ」を使った、お風呂の床と排水口のハイター漬け掃除を紹介。
コスパも◎で、黒カビ・ぬめり・黒ずみ予防に最適!
■使用アイテム
-キッチンハイター(塩素系漂白剤)
-ジョイ(中性食器用洗剤)
– バケツ(無印良品)
– 使い捨てニトリル手袋、バスブーツ
– バスボンくん(ブラシ)、ポリ袋
■掃除手順
1.排水口の栓をする
– ポリ袋を筒状パーツにかぶせて空気を抜き、排水口に押し込んで栓にする
2.床に水を張る
– 水10リットル(※お湯はNG)、ハイター200ml、ジョイ10gを投入
– ※水温は常温でOK(塩素が飛ばないように)
3.放置時間
– 基本は30分程度、汚れがひどい場合は放置後にブラシ洗いも追加
4.ブラシ洗い(必要に応じて)
– 黒ずみ・カビが気になる箇所を軽くブラッシング
– 壁面などにも洗浄液を塗布可
5.仕上げ
– 水を排水し、ポリ袋は破って外す
– シャワーで洗い流し、つけ置き中のパーツも元に戻す
■注意点
-お湯ではなく必ず水を使用
-塩素系漂白剤と混ぜるのはNGが基本
– 今回は自己責任で中性の「ジョイ」と混用
-素材の劣化に注意
– 塩素に弱い素材あり → 製品の注意書きを確認
-換気・手袋など安全対策を徹底
-浄化槽の家庭では事前に確認を!
■ポイントまとめ
-ジョイを加えることで洗浄力&浸透力UP!
-水張りが難しい場合は「水なしハイター漬け」も可
-定期的(月1程度)のハイター漬けで予防にも効果的
-PB商品の塩素系漂白剤でも代用可能でコスパ◎
■まとめ
簡単でコスパのよい「ハイター漬け」は、お風呂の床や排水口の黒ずみ・カビ予防に最適。正しく使えば安全かつ効果的!定期的に取り入れて、キレイなお風呂をキープしましょう♪

こんにちは!のぞみです。
我が家のお風呂はかれこれ9年ほど使っているのですが……なんと床は今でもピカピカなんです!
そこで今回は、わたしがおすすめする「ハイター漬け掃除」のやり方をご紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
ハイター漬けに使うアイテムの紹介
まずはお風呂の床のハイター漬けに使うアイテムからご紹介していきます。
①使い捨てニトリル手袋
②バスボンくん(お風呂用ブラシ)
③バスブーツ
④無印良品のバケツ
⑤「キッチンハイター 」
⑥食器用洗剤の「ジョイ」
⑦ポリ袋
ポリ袋は排水口に栓をするのに使います。栓をするところや床に水をためるところも実際にお見せしていきますね。
排水口のハイター漬け
まずは、換気扇を回して、手袋をしっかり着用しましょう。「キッチンハイター」は塩素系漂白剤ですから安全対策はしっかりと!
今回はお風呂の床のハイター漬けがメインではありますが、一緒に排水口の内側をハイター漬けしておきたいので、「キッチンハイター」をキャップ1杯ほど混ぜておきます。
つぎに排水口に栓をしていきます。
筒状の排水口パーツにポリ袋を被せて空気を抜き、くぼみを作って押し込みましょう。
空気が中にあると、栓をしたとき空気で袋が引っ張られてしまいます。
ちょっとコツがいりますが、慣れるとカンタンですよ~!
排水口のパーツ類はバケツでつけ置きします。
昨日排水口掃除をしたばかりですので汚れがほとんど付いていないのですが、もし汚れていたらざっと水洗いをしてぬめり汚れを落としてくださいね。
そのほうが「キッチンハイター」の効きがよくなります!
バケツにパーツ類と水6リットルほど、「キッチンハイター」をキャップ2杯いれてつけ置きします。
風呂床のハイター漬け
床一面に水をはり洗剤を混ぜる
つぎはいよいよお風呂の床ですね。
排水口にはポリ袋で栓をしてあるので、床全体に水を張っていきましょう。
このときためるのは必ず水です!
お湯のほうが汚れがよく落ちそうな気もしますが、「キッチンハイター」のような塩素系漂白剤は熱で塩素が飛んでいってしまいます。
長時間塩素がはたらくように、絶対に水を使ってくださいね。
我が家のお風呂の床は畳1畳分くらいなので、10リットルあれば床一面に水をはることができます。
「キッチンハイター 」を200ml、そして食器用洗剤の「ジョイ」を10グラムほど加えていきます。
「キッチンハイター 」の量は水10リットルに対して150〜250グラムが目安です。
汚れがひどければ250グラム、そこまでひどくなければ150グラム……と調整してくださいね。
ただし汚れがひどいからといって、あまりたくさん入れるのはおすすめしません。素材が塩素で傷んでしまうリスクのほうが高くなってしまいます!
それに洗剤をたくさん使うとなると、コスパもよくありませんからね。
だったら少し長めに放置するほうが効果がありますよ、
そして食器用洗剤をいれるのは、汚れ落ちが良くなるから!
食器用洗剤に含まれる界面活性剤はそれ自体に石けんカスや皮脂汚れを落としてくれるはたらきがあります。
また洗剤の浸透力を高めるはたらきもあるので、「キッチンハイター」の効きがよりよくなるんです♪
「ジョイ」を使う理由は?混ぜてもいいの?
「キッチンハイター」は基本的には混ぜるな危険。ほかの洗剤と一緒に使うことは推奨されていません。
ですが今回は「キッチンハイター」を水でかなり薄めていますし、「ジョイ」も中性洗剤ですから自己責任として使っています。
なぜいろんな食器用洗剤があるのに「ジョイ」を使っているのか?は液性が中性だから……だけではありません。
以前水をはらないお風呂の床のハイターづけをしたときも、食器用洗剤は「ジョイ」を選びました。
こちらの動画で茂木さんが「キッチンハイター」と一緒に使うなら「ジョイ」がおすすめの理由についてお話ししてくれています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
またそもそも「キッチンハイター」を別の洗剤と混ぜてつかっていいの?と思われるかもしれません。
その点についても茂木さんがじっくり解説してくれていますので、ぜひ動画をご覧くださいね。
ブラシで軽くこする
床のつけおきができたら、あとはこのまま30分以上放置します。
目立つ汚れがなければそのままつけおきで問題ありませんが、もし目立つ汚れがあればブラシ洗いもしておきましょう。
コーキングや洗い場カウンター下、バスタブエプロンなどカビ・黒ずみが気になるところはブラシ洗いをしておくといいですね。
せっかく洗浄液を作りましたし、塗りつけるようなイメージで壁にもつけておきましょう。
30分放置する
ブラシ洗いも終わったらこのまま30分ほど放置します。
どれくらい置いておくか?は、汚れの落ち具合で判断してくださいね。
ひどめの汚れがあるときは、つけおきをしたあともう一回ブラシ洗いをするといいですよ!
汚れが緩んで落としやすくなります。
またハイター漬けは、汚れが目立っていない段階でも「汚れ予防」ができます。
1カ月に1度やっておけば、黒ずみや黒カビがつきにくくなるので、ぜひ定期的にやってみてください!
30分ほど放置しブラシ洗いが終わったら、ためた水を排水していきます。
排水口の栓は水圧がかかって取り外しがしにくいことがあるので、ポリ袋を破いてしまうといいですよ。
最後にシャワーで洗浄液を流しましょう~!
パーツ類をもとに戻す
バケツでつけておいたパーツ類も、元の場所に戻しておきます。
バケツの洗浄液はまだ塩素成分が残っていそうなので、排水口にながして排水口のつけ置きをしておきましょう。
次にお風呂にはいるタイミングまで、ハイター漬けができますね♪
さらにコスパを抑えてお掃除するなら?
ここまで「キッチンハイター」を使ってお風呂の床のハイター漬けをしてみました。
今回は花王さんの「キッチンハイター」を使いましたが、もっとコスパを抑えるのならPB(プライベートブランド)商品でもOKです!
ボトルにはいった塩素系漂白剤なら、どれでも同じように使うことができますよ。
水をはらないハイター漬けのポイント
お風呂に水をはってやるハイター漬けは、水の量や洗剤の量、放置時間などにいくつかポイントがあります。
また今回は水をはりましたが、実は水をはらずにハイター漬けすることもできるんです!
水をはらないハイター漬けなら、途中で水が抜けてしまうかも……なんて心配も必要ありませんね。
水をはらないハイター漬けのやり方やそのポイントについては、茂木さんがこちらの動画で解説してくれています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
今回のお掃除における注意点
最後に注意点をお知らせして終わります!
お風呂掃除に使うのは用途外
ハイター漬けでの注意点、1つ目は用途外での使用となることです。
今回はキッチン用の塩素系漂白剤「キッチンハイター」、そして食器用洗剤の「ジョイ」を使っています。
どちらもキッチンで使うことを想定されたものであり、お風呂掃除用に作られたものではありません。
しかも今回は、2つの洗剤を混ぜているので万が一のことがあっても自己責任です。
その点はご理解くださいね!
塩素系を使うときの基本的な注意点は抑えておく
自己責任とはいってもどこに気を付けたらいいのか……つぎは塩素系漂白剤を使うときの注意点をおさらいしていきましょう。
まず換気をし、目や皮膚にかからないようにすること。
ゴム手袋を着用し、必要に応じてバスブーツやゴーグルもつけてくださいね。
素材の傷みにも注意しましょう。
塩素に弱い素材があったり、長時間つけておくと変色・傷みが生じることがあります。
どんな素材が塩素に弱いのか?は、お風呂用の塩素系漂白剤の取扱説明書を見ておきましょう。
たとえば「カビキラー」や「強力カビハイター」がありますね。
家になくてもオンラインショップの商品ページで確認することができますよ。
浄化槽のある家では使えない
ハイター漬けでの注意点、最後は浄化槽についてです。
ご家庭の排水処理方式によっては、塩素系の排水がNGなことがあります。
ただし少量なら浄化槽に流してもOK、なんてこともあるそうなので、必ず業者さんに確認してから使ってくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、我が家で実際にやっているお風呂のハイター漬けをご紹介しました。
コスパよく黒ずみやカビを落とせますし、これをやっておけばしばらくカビも生えにくくなります。
みなさんも試してみてくださいね♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪