レバーが重い?TOTOサザナの開閉ユニット交換手順まとめ

60秒で読める!AI記事要約
■ 改善できること
– 固くなったTOTOカランのレバーが軽くなる
■ 必要なもの
– TOTO開閉ユニットTH577型
– ドライバー、プライヤー、ゴム手袋
– マジックリンEX水垢用スプレー、歯ブラシ
■ 手順
1. 止水栓を閉める
2. レバーとナットを外す
3. 開閉ユニットを取り出す
4. 新ユニットを向きに注意して取り付け
5. レバーを戻して動作確認
■ 注意点
– 向きや順番を間違えない
– プラスチックを傷つけないよう慎重に
– 不安なら業者へ依頼

こんにちは!のぞみです。
最近、お風呂のカランのシャワーと蛇口の切り替えレバーがずいぶん固くなってきて、回すのがちょっと大変になってきました。
試しにレバーを取り外してみたところ、内側には水垢がびっしり……!水垢掃除をしてみたものの、少し軽くなっただけでまだまだ固さは残っていました。
調べてみたところ、どうやら原因は「開閉ユニット」の劣化とのこと。
ということで今回は、思いきって開閉ユニットの交換に挑戦してみました!
TOTO製のカランをご使用の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね~♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
使うアイテムの紹介
わが家のお風呂も使い始めて10年目になります。レバーの動きが少しずつ悪くなってきて、小さいお子さんなら「固くて回らない」と苦戦するくらいになってきました……。
そこでこの間、一度レバーを外して中のお掃除をしました。レバーを分解したりお掃除する方法については、茂木さんのこちらの動画をご覧くださいね。
温度調整用のレバーは少し回りやすくなったものの、水量調整用のレバーはまだ硬いままなんですよね。どうやら内側の部品の劣化が原因のようなので、今回は交換パーツを購入しました!
用意したのはこちらのアイテム!
・ゴム手袋
・交換用のパーツ
今回交換するのはTOTOのサザナなので、TOTOの開閉ユニットという部品を用意しました。
型番はTH577型です。
・ドライバー
プラスドライバー、マイナスドライバー、精密ドライバーを用意しました。
・プライヤー
部品を外すのに使います。
・お掃除用洗面桶
・マイクロファイバークロス
・歯ブラシ
・「マジックリンEX 水垢用スプレー」
以上のアイテムです、今回はこちらでお掃除していきます♪
旧ユニットの取り外し
まずは取り扱い説明書をみながら、旧ユニットの取り外しをしていきましょう。
「旧ユニットの取り外し」のページをみると、まず①止水栓(湯側・水側)または元栓を閉める。とあります。
蛇口の下のほうを見ると、止水栓が2つありますね。
マイナスドライバーで閉めていきます。
②切り替えハンドルを「止」の位置で取り外す
とあります。
隙間に精密ドライバーをうまくいれて……カバーが外せたら中のネジもプラスドライバーで外します。
レバーが固くて少し苦労しましたが、叩くようにしてなんとか外せました!
つぎは説明書に
③インデックスを取り外す。
……とありますが、レバーと一緒に外せてしまいましたね!
つぎは
④ナットを取り外す
とあります。おそらくここが最初の難所だと思います。
手では回らないので、ゴム手袋+プライヤーでチャレンジしましょう。
慎重に回すと……少し傷がついてしまいましたが、無事にゆるめることができました。
⑤切り欠き部にマイナスドライバーを差し込みスペーサーを浮かせて取り外す
切り欠き部分に指を引っかけるだけで、意外とすんなり外せました。
今回はマイナスドライバーを使わなくても大丈夫でしたね~!
⑥開閉ユニットを取り出す
こちらが第2の難関……。
かなりかたいのですが、プライヤーを使って「てこの原理」でゆっくりと引き抜いてみると、取り出すことができました!
開閉ユニットは取り外すとこんな感じになっています。
一部金属の素材があってステンレスなのかどうかはわからないのですが……外したレバー類と一緒に、自己責任で「「マジックリンEX 水垢用スプレー」をかけてみますね。
洗面桶のなかにしばらくつけておいてから、歯ブラシなどでこすり洗いをしていきましょう。
新ユニットの取り付け
つぎに「新ユニットの取り付け」をやっていきます。
①開閉ユニットの凹部とスペーサーの凸部をあわせる
新しいユニットと、先ほど取り外したスペーサーをつけるときに注意が必要ですね。
向きを間違えると後々大変そうです。
少しへこんでいるところがあるので、そのへこみを目印に合わせていきます。
次に②スペーサーの凸部を本体の切り欠き部に合わせて組み込むとあります。
注意点として、スペーサーと開閉ユニットが離れないようにスピンドルをつまんでスペーサーを押して組み込む、ともありますね。
ここもへこみとでっぱりがあるので、間違えないように合わせます。
手前の溝がわかりやすいかもしれません。
③ナットを締め付ける
これは手でカンタンにできますね。
④インデックスを取り付ける
これは特に向きはなさそうです!
⑤スピンドルのカット面を上に向ける
……これは間違えると大変そうです。
プラスチック製のパ-ツなので、工具で傷を付けてしまわないかちょっと心配です。
わかりにくいかもしれませんが上が平ら、それ以外はギザギザになっているのが正しいようです。
最後はレバーを取り付けます。
レバーを取り付ける時にも注意点があるようです。
説明書をみるとハンドルはクリック板ばねと、板ばねガイドの凹部を合わせた位置で取り付けるとあります。
板ばねガイドの凹部、というのは写真の矢印のところですね。
カラン本体側の凸部にぴったりあうように調整していきましょう。
レバーは横からトントンと叩いて、奥までしっかり入れ込みます。
最後はレバーの側面についているキャップを閉じて、取付完了です!
レバーを回して動作チェック
マイナスドライバーで止水栓を開けたら、レバーがきちんと作動するかを確認します。
回してみると……新品のようにするする回る!というわけではありませんが、交換前よりも軽くなりました。
やっぱり部品の劣化が、回しにくさの原因だったのでしょう。
部品交換するときのポイント
今回は、TOTO「サザナ」シリーズ(型番:TUM40B2B)のカランに使われている「開閉ユニット(TH577型)」の交換作業をしていきました。
それぞれの部品に、向きや組み合わせがあります。
取り外し・取り付けをするときはしっかり確認しながら進めてくださいね。
最後に今回のお手入れのポイントをおさらいしておきます。
工具はあらかじめ準備しておく
部品交換のポイント、1つ目は工具はあらかじめ準備しておく、です。
金属のナットを外すためにはプライヤーが必要です。
レバーを外すのにもマイナスドライバーや精密ドライバーを使います。
「あれが必要だった!」と取りに行くと作業が中断されてしまいますし、必要な工具はさきに揃えておきましょう~!
プラスチックの傷みや割れに注意
部品交換のポイント、2つ目はプラスチックの傷みや割れについてです。
開閉ユニットはかなり固く、引き抜くのに力が必要でした。
しかもプラスチック製のパーツが使われている場所もあって、無理に力をかけてしまうと割れたり壊れてしまうかもしれません。
取り外し・取り付けをするときは慎重に、丁寧に作業してくださいね。
難しければ業者さんに頼もう
部品交換のポイント、3つ目はあまり無理はしない、です。
工具を揃える必要がありますし、力加減によっては部品が傷んでしまうかもしれません。
少しでも不安を感じるのであれば、無理はせず業者さんにお願いしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はTOTOサザナのカランにある、開閉ユニットの交換を自分でやってみました。
初めての作業でなかなか慣れないところもありましたが、レバーが動きやすくなって、使いやすくなりそうです。
みなさんも掃除したのにレバーが固いまま…なんてことがあったら、部品の交換も検討してみてくださいね。
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪