徹底解説!花王のワイドハイター
ワイドハイターと言えば、色柄物にも使える漂白剤のイメージと緑のパッケージのイメージが強いですよね♪
今回はそんな花王の「ワイドハイター」について、汚れのプロフェッショナルである「茂木和哉」さんが解説した内容の記事です!
- 花王「ワイドハイター」に関する深堀情報
- PR:茂木和哉「ラクラク掃除術」書籍について
PRとして、汚れのプロフェッショナルである茂木和哉さんが書いた書籍「茂木和哉 ラクラク掃除術」について、最後に紹介しています!
興味がある人はぜひ読んでみてくださいね♪
家事や仕事、趣味をしながら音声で花王「ワイドハイター」の徹底解説を聞きたい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画がおすすめです♪
あまり時間をかけずに花王「ワイドハイター」の深堀情報を知りたい場合は、こちらの記事がおすすめです!
目次から読みたい場所まで簡単に飛ぶことができますよ♪
「ワイドハイター」シリーズの洗剤について
ワイドハイターと一言で言っても、花王ではワイドハイターシリーズとして、様々な洗剤を販売しています!
ここでは、現在、展開されている「ワイドハイターシリーズ」5種類の成分や使用用途について解説します!
ワイドハイター
ワイドハイターシリーズの中でも、一番基本的な成分で構成されている洗剤が「ワイドハイター」です。
「ワイドハイター」は過酸化水素を主成分とした酸素系洗剤なので、色柄物の漂白を得意とします♪
油と水の仲立ちをする界面活性剤も含まれているので、洋服に付きやすい皮脂汚れにも効果的な構成になっています!
- 過酸化水素(酸素系)
- 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
ワイドハイター EXパワー
「ワイドハイター EXパワー」は名前だけだと「ワイドハイター」よりも洗浄効果が高そうな印象ですが、成分は「ワイドハイター EXパワー」と「ワイドハイター」で大きな違いはありません…!
ほとんど同じ成分でも名前を変えて洗剤を出す理由は「話題作り」のため。
新製品ともなれば、CMやチラシで宣伝されることも多く、ドラッグストアなどの店頭で見えやすい場所に陳列される機会も多くなります。
しかし、いつまでも同じ名前で洗剤を売っていては、お客さんから見えずらい奥の方に陳列をされることに…!
同じ成分の洗剤でも名前を変えて販売することで、売上アップにつながるんですね♪
おそらく、在庫がなくなれば「ワイドハイター」は販売中止となるはずです♪
- 過酸化水素(酸素系)
- 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
ワイドハイター PRO 抗菌リキッド
「ワイドハイター PRO 抗菌リキッド」が「ワイドハイター」「ワイドハイター EXパワー」と異なる点は漂白活性剤が入っているということ!
漂白活性剤は名称の通り、漂白剤の洗浄力を高める効果があります♪
つまり、「ワイドハイター PRO 抗菌リキッド」は「ワイドハイター」「ワイドハイター EXパワー」よりも漂白する力が強いということになります。
- 過酸化水素(酸素系)
- 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
- 漂白活性化剤
ワイドハイター PRO ラク泡スプレー
スプレータイプの衣類漂白剤で、服に付いたシミなどをピンポイントで漂白することができる特徴があります♪
酸素系洗剤の主軸である過酸化水素はスプレー泡タイプだと、非常に安定させづらいという性質があります。
さすがは、洗剤大手の花王という感じですね♪
ちなみに、汚れのプロフェッショナルである「茂木和哉」さんもスプレータイプの酸素系洗剤を作ろうとしましたが、過酸化水素を安定させられず諦めたそうです…!
- 過酸化水素(酸素系)
- 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
- 泡調整剤
ワイドハイター PRO 強力分解パウダー
「ワイドハイター PRO 強力分解パウダー」が他のワイドハイターシリーズと大きく異なる点は、液性が弱アルカリ性だという点と、粉末タイプだということ!
他のワイドハイターシリーズの液性は全て酸性ですが、「ワイドハイター PRO 強力分解パウダー」は弱アルカリ性です。
洋服に付きやすい皮脂汚れは弱アルカリ性なので、弱アルカリ性である「ワイドハイター PRO 強力分解パウダー」はより高い洗浄力を発揮できるということ♪
また、粉末状の洗剤は溶かす手間があるので、液体タイプのように手軽に使えないというデメリットがあります。
しかし、粉末タイプは洗浄成分が水で薄められていないので、液体タイプよりも洗浄力が高いというメリットがあります!
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
- アルカリ剤(炭酸塩)
- 漂白活性化剤
- 安定化剤
- 酵素
ワイドハイターのデザインについて
ワイドハイターといえば、緑のパッケージに「ワイドハイター」の文字がついたものをイメージしますが、最近の傾向は違うようです…!
これまでの「ワイドハイターシリーズ」のデザインを画像でご紹介します!
写真を見てわかる通り、ワイドハイターの文字が小さくなったり大きくなったりして、デザインに迷っている様子が伺えますね。
深堀:ワイドハイターラク泡スプレー
酸素系洗剤のスプレータイプで液体のものはほとんどなく、大手洗剤メーカーでも花王の「ワイドハイターラク泡スプレー」くらいしかありません。
理由は、酸素系洗剤の主成分である過酸化水素を液体の状態で安定させておくことは非常に難しく、製品化が難しいため!
酸素系洗剤は水に過酸化水素が水に溶けた時に発生する酸素の泡で汚れを落とします。
しかし、過酸化水素が水に溶けた状態で、ブクブクと泡が出ない状態にするのは至難の業…!
もし、過酸化水素が安定せずに酸素が発生してしまうと、容器ごと爆発してしまうリスクもあります。
粉末の状態であれば、過酸化水素を安定させておくことはできますが、非常に難しい液体で安定させているのは、さすが大手洗剤メーカーの花王という感じです♪
ちなみに「ワイドハイターラク泡スプレー」は服の染み抜きを主な使用用途としていますが、汚れのプロフェッショナルである「茂木和哉」さんの掃除にもおすすめしています!
使用箇所としては、壁に付いたシミや絨毯の汚れ、ソファーの汚れなど洗えない場所の掃除が良いでしょう♪
ただし、「ワイドハイターラク泡スプレー」には界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)が含まれている点には要注意!
大量に吹き付けてしまうと拭いても拭いても泡立ってしまうという状況になってしまうので、気を付けてください…!
PR:茂木和哉「ラクラク掃除術」書籍発売!
突然ですが、2023年8月に茂木和哉さん著書「ラクラク掃除術」が販売されます!
この本は、高い洗剤を使わなくても、家にある洗剤にひと手間加えて「茂木流」で、頑固な汚れも落とす方法をご紹介しています。
さらに「こまめに掃除できる方向け」「なかなか掃除できないズボラさん向け」「隠れズボラさん向け」など、掃除する人の性格に合わせた内容に!
自分の性格に合わせた掃除方法を選べば、お掃除も楽しく習慣化できそうですよね♪
このように、おすすめポイントが沢山ある書籍になっているので、興味がある方はぜひ読んでみてください!
- 頑固な汚れを落とす掃除方法をメインに紹介
- 高い洗剤ではなく、自宅にある洗剤で節約しながらできる掃除方法
- QRコードから掃除方法を紹介するYouTubeに食べる
- 「初版では」応募ハガキでプレゼントが当たる
応募ハガキで当たるプレゼントは「茂木和哉」「茂木和哉なまはげ」「超人タワシZ×2」のセットです!
このプレゼントは抽選で10名様に当たるもので、「茂木和哉」だけでも2000円くらいするので嬉しいですよね♪
まとめ:洗剤は名称ではなく成分に注目!
今回は花王の酸素系洗剤「ワイドハイターシリーズ」について深堀しました!
ワイドハイターシリーズは「ワイドハイター」「ワイドハイター EXパワー」ワイドハイター PRO 抗菌リキッド」「ワイドハイター PRO ラク泡スプレー」「ワイドハイター PRO 強力分解パウダー」の全部で5種類があります。
一見すると、名称が異なるので成分配合が異なるように感じますが、実際に成分表を見てみると、成分がほとんど変わらない洗剤もあることがわかりましたよね♪
「新商品だから洗浄力が高いはず…!」「EXパワーだから何だか汚れを落としてくれそう!」と思い込んではいけません!
洗剤メーカーは新製品で話題作りをして、洗剤の売り上げを伸ばそうとしていることもあります。
そういったメーカーの思惑にはまらず、自分の目的にあった洗濯洗剤を選べるといいですよね♪