カビハイターとセスキでOK!浴室の排水溝と床を掃除する方法
浴室の排水溝や床といえば、ガンコな黒カビや水垢、石けんカスが付きやすいイメージですが、実は強力カビハイターとセスキ炭酸ソーダで掃除できることはご存じでしょうか?
今回は「強力カビハイターとセスキで浴室の排水溝と床を掃除する方法」について、ご紹介します!
- 浴室の排水溝につきやすい汚れとその掃除方法
- 浴室の床につきやすい汚れとその掃除方法
- 強力カビハイターとセスキで浴室の排水溝と床を掃除する方法
実際に強力カビハイターとセスキ炭酸ソーダを使って、浴室の排水溝や床を掃除をしている様子を動画で見たい人は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画がおすすめです♪
「動画をゆっくり見る時間がない…!」という忙しい人には、こちらの記事がおすすめです!
目次から好きな場所まで飛ぶことができるので、時短になりますよ♪
お掃除のプロフェッショナル「茂木和哉」さんのプロフィール
まずは、今回の掃除方法を紹介している茂木和哉さんについて紹介します!
汚れ落とし歴27年の汚れ研究家の茂木和哉さんのプロフィールです!
- 汚れ落としのノウハウを伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除術」は、チャンネル登録数27万人超え
- シャボンの泡や赤鬼、茂木和哉シリーズなど、多数の洗剤の開発も手掛けている
- 書籍「落ちない汚れをラクに落とす掃除術」「「茂木和哉 ラクラク掃除術」を出版
- 国内外のテレビ・ラジオ・イベントに多数出演
- 楽天年間総合ランキングなど、受賞歴が複数あり
汚れ落としのノウハウを独学で学んだ茂木さんですが、メディアでも取り上げられるほどの実力です!
プロフィールにもあるように、茂木和哉さんはYoutubeチャンネル運営しています!
一般的には、あまり取り上げられないような掃除方法をピンポイントで紹介する動画がたくさんあるので、お掃除にお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね♪
浴室の排水溝・床につきやすい汚れとその掃除方法
まずは浴室の排水溝・床につきやすい汚れについて解説します!
汚れに対する掃除方法もご紹介してますが、併せて効果的な洗剤にも触れています。
浴室の排水溝・床の掃除方法でお悩みの方は、こちらから読み進めてみてくださいね♪
皮脂汚れ
皮脂汚れは皮脂が素材に付くことで汚れとなったものです。
浴室の排水溝の場合は、体や髪の毛を洗って皮脂が排水溝に流れ込むことで付きます。
同様に、浴室の床は体や髪の毛を洗ってついた皮脂汚れを放置することで汚れになります。
そんな皮脂汚れは、排水溝に流れ込むとカビの栄養や雑菌繁殖の原因になって、悪臭を放つことも…!
また、浴室の床に皮脂汚れがついたまま放置していると、黄ばみや黒ずみの原因になるだけではなく、ほかの汚れの上に皮脂汚れが重なってより頑固になってしまうこともあります。
そんな皮脂汚れは酸性の油分に富む汚れなので、界面活性剤を含むアルカリ性の洗剤が最も効果的です。
アルカリ性の洗剤でなくても、軽い皮脂汚れであれば界面活性剤を含む中性洗剤でも十分に落とすことができますよ♪
具体的な商品だと「強力カビハイター(アルカリ性)」「カビキラー(アルカリ性)」「ウタマロクリーナー(中性)」などが、界面活性剤をたっぷり含むため効果的です。
ちなみに、皮脂汚れは油が主成分なので、放置するとガチガチに固まってより頑固な汚れになりやすいです。
フライパンの油汚れもすぐに洗う分には簡単に落ちますが、冷めて白く固まると掃除にも苦労することが多いですよね!
このように皮脂汚れは冷えて固まると頑固になるため、皮脂汚れをより楽に掃除したい場合は、熱いお湯で緩めてから掃除するといいですよ♪
石けんかす
石けんカスは、石けんの成分とそのほかの成分が反応して、水に溶けない成分になったものです。
見た目は白くカリカリとした汚れで、放置すると厚みが出てガンコな汚れになることが特徴です。
浴室の排水溝も床も、体や髪の毛を洗った後に石けんやシャンプーが流しきれていないことで石けんカスになります。
そんな石けんカスはアルカリ性の汚れなので、反対の性質を持つ酸性洗剤が効果的♪
具体的な商品だと「クエン酸」「茂木和哉」「サンポール」などが酸性洗剤なので、より効率的に石けんカスを落とすことができます♪
しかし、石けんカスを長く放置して厚くなったものは、酸性洗剤だけでは落とせないことも多いです。
その場合は、酸性洗剤を使いつつ「メラミンスポンジ」や「超人たわしZ」などでこすり洗いをすると、厚くなった石けんカスに傷がついて、下の方まで酸性洗剤が浸透するので掃除がしやすくなります♪
ただし、浴室の油化や排水溝パーツの素材によってはメラミンスポンジや超人たわしZで傷が付いてしまう可能性も…!
そういった場合はもう少し柔らかいブラシを使うことをおすすめします!
黒カビ・赤カビ
黒カビ・赤カビは高温多湿で栄養になる汚れがある場所に生えやすいです。
浴室は高温多湿になりやすく、皮脂汚れなど黒カビ・赤カビの栄養になりやすい汚れがたっぷりあるため、黒カビ・赤カビを頻繁に見かけることも多いです…!
そんな黒カビ・赤カビは生き物汚れのため、殺菌作用がある塩素系洗剤が効果的♪
具体的な商品だと「強力カビハイター」「カビキラー」「キッチンハイター」などが塩素系洗剤なので、黒カビ・赤カビを効率的に掃除ができますよ。
ちなみに、塩素系洗剤にはボトルタイプとスプレータイプがありますが、液体の状態で洗剤が出てくるのか、泡の状態で洗剤が出てくるのかということ以外にも違いがあることはご存じでしょうか。
実は、ボトルタイプの方がスプレータイプよりも塩素濃度が高いんです!
つまり、頑固な汚れにはボトルタイプの塩素系洗剤の方がおすすめということ!
ペーパー湿布をしたり、桶に希釈液を作って浸けるなど工夫は必要ですが、より塩素濃度が高いボトルタイプの方が効率的に黒カビ・赤カビを掃除できますよ♪
カビハイターとセスキで浴室の排水溝と床を掃除する方法
ここからは浴室の排水溝と床を掃除する方法を具体的にご紹介します!
今回メインで使う洗剤は「強力カビハイター」「セスキ炭酸ソーダ」です!
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- カビハイター
- セスキ炭酸ソーダ
- お掃除用の桶
- お湯(55℃くらい)
- バスボンくん
手順
- ディスポーザブル手袋をはめて、換気扇を回す
- お湯を60℃設定にする
- お掃除用の桶に、100gのお湯に対してセスキ炭酸ソーダ1gを溶かす
- セスキ炭酸ソーダの希釈液に洗濯洗剤を少量加える
- バスボンくんにセスキ炭酸ソーダの希釈液をつけて、浴室の床をこすり洗いする
- 浴室の排水溝のパーツをはずす
- 排水溝のパーツに強力カビハイターを吹き付けて、手で塗り広げる
- 汚れの程度に合わせて排水溝パーツを放置する
- 浴室の排水溝パーツと床をシャワーですすぐ
そうじの注意点
ここからは、今回後ご紹介している掃除方法で注意しなければならない点についてご紹介しています!
注意点を守らなかった場合は、不利益があるかもしれないので、必ず読むようにしてください。
洗剤を混ぜるのは非推奨
洗剤はどんなものであっても混ぜることは、メーカー非推奨です。
今回はセスキ炭酸ソーダと洗濯用洗剤を混ぜたり、セスキ炭酸ソーダの希釈液が排水溝に流れ込むことで強力カビハイターと混ざる可能性もあります。
基本的にメーカー非推奨なので何かあれば自己責任の扱いになってしまうので、注意しましょう…!
今回ご紹介したセスキ炭酸ソーダはアルカリ性のため、強力カビハイターと混ざっても問題ないと自己判断をして使っていますが、心配な人は排水溝の掃除をしてから床の掃除をするようにしましょう♪
また、今回ご紹介している洗剤はアルカリ性と中性のものだけなので、反応する可能性は極めて低いですが、酸性洗剤を使うときは要注意。
酸性洗剤と塩素系洗剤が混ざって反応すると、人体に有害なガスが発生することもあるため、絶対に混ざらないようにしてください。
浄化槽がある場合は要注意
個人で浄化槽を持っているご家庭で、今回ご紹介した掃除方法を実践する場合は注意が必要です。
浄化槽は、浄化槽にいるバクテリアの力で汚物を分解して浄化します。
つまり、浄化槽に塩素系洗剤が流れ込むとバクテリアが死滅してしまうため、個人で浄化槽を持つご家庭のお風呂では使えないということ…!
今回ご紹介した方法では「強力カビハイター」を使っているため、浄化槽を持っているご家庭では中性洗剤を使うなど工夫が必要です。
まとめ:ちょっとした工夫をすれば、浴室の排水溝と床はカビハイター・セスキで綺麗になる!
今回は、浴室の排水溝と床をカビハイター・セスキで綺麗にする方法をご紹介しました!
強力カビハイターやセスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の洗剤なので、酸性の皮脂汚れや生き物汚れの黒カビ・赤カビにはとっても効果的♪
ただし、セスキ炭酸ソーダの洗浄力はそれほど高くないので、洗濯洗剤や台所用洗剤など界面活性剤を含む洗剤を混ぜて洗浄力を高める工夫が必要です。
セスキ炭酸ソーダだけでは頑固な汚れを綺麗にすることは、なかなか難しいですが工夫1つで洗浄力を上げることができるので、気になる人はぜひ試してみてくださいね♪