【目からウロコ】カビキラーをトイレ掃除に活用する方法5選!
今回は、カビキラーをトイレ掃除に活用する方法を5つ紹介していきます。
「カビキラー」はお風呂のカビ落とし用の洗剤なのですが、実はトイレ掃除にも使えます!
- カビキラーをトイレ掃除に活用する5つの方法
カビキラーをトイレ掃除に活用する5つの方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
活用術①便器内の黒ずみ落とし
1つ目の活用術は、便器内の黒ずみ落としです。
今回のトイレはTOTO製で画像の2箇所の穴がありますが、ここは黒ずみ汚れがつきやすく、奥まで付いていることがあり、掃除がしにくいです。
モデルやメーカーによっては、穴の数や場所が異なると思います。
穴は水が出てくるところなので、生き物汚れの黒ずみ汚れがつきやすいです。
生き物汚れとは、黒カビやヌメリ、ピンク汚れなどのことで、塩素系漂白剤に弱いとされています。
黒ずみ汚れにはトイレ用塩素系漂白剤がありますが、穴の奥まで液を入れ込むのは難しいですし、必要以上に液を使うのでもったいないですよね。
そんな時にカビキラーを使うと、スプレータイプなので奥までたっぷり入れ込むことができます。
このまま15分ぐらい放置するとだいぶキレイになると思いますし、割りばしにペーパーを巻き付けた自作お掃除棒を作り、ブラシ洗いするとより効果的です。
穴の掃除については断然、トイレ用塩素系漂白剤よりも泡で出せるカビキラーの方が使いやすいです。
活用術②便座裏の黄ばみ落とし
2つ目の活用術は、便座裏の黄ばみ落としです。
便座裏につく頑固な黄ばみ汚れは、普通のトイレ用洗剤では落とすことが難しいですよね。
そういった黄ばみ汚れには塩素系洗浄剤や漂白剤が効果的です。
トイレ用洗剤では掃除しにくいので、泡で出るカビキラーの方が掃除しやすいです!
トイレットペーパーを用意してカビキラーを吹きかけたら、拭くだけで大丈夫です。
中性洗剤では落ちない黄ばみ汚れは、これだけでキレイに落ちます。
もし拭いただけで落とせない黄ばみ汚れの場合は、泡を塗りつけて2~3分放置後に拭き取ってください。
ただし、液が垂れてきたらすぐ拭けるように、つきっきりで作業しましょう。
また、乾拭きした後は、必ず念入りに水拭きしてください。
特に、便座内側や周りの溝は念入りに拭きます。
溝にしっかり爪を入れ込むような形で何度も拭きましょう。
便座を拭く時はウォシュレットの自動洗浄が動かないように、コンセントを抜くことをオススメします。
なぜ水拭きを必要以上にやるのかというと、ウォシュレットに塩素系の使用はNGとされているためです。
塩素系を使うと、便座内部にあるパーツが塩素で故障につながるリスクがあることが理由です。
溝から液が入ったり塩素が出すガスが入っていくと、便座の中には温めるための配線などが故障してしまうかもしれません。
故障のリスクを下げる方法として、溝の上にマスキングテープを貼るやり方もあります。
面倒ですが、結構リスクは下がると思います。
ただし、マスキングテープを貼ったとしても、黄ばみを落とした後は水拭きして、それでも液が残っている可能性があるので、テープを剥がしてもう一度水拭きすることをオススメします。
この2つ目の活用法については、メーカーではNGなやり方なので自己責任の扱いになります。
活用術③拭き掃除に使う
3つ目の活用術は、拭き掃除に使うやり方です。
拭き掃除に使う場合は薄める必要があります。
どのぐらいの割合で薄めるかというと、水98gを入れたスプレーボトルにカビキラーを2回プッシュします。
大体1プッシュ1gぐらいなので合計100gとなり、カビキラーの50倍希釈液ということになります。
塩素濃度が0.05%ぐらいありますね。
カビキラーはアルカリ度が高く界面活性剤も入っているので、薄めても拭き掃除に十分活用できます。
界面活性剤の働きとアルカリの働き、塩素の酸化パワーで皮脂汚れなど汚れを落としていくというやり方です。
では、スコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」に吹きかけて拭いていきましょう。
便座表面は、拭いた後に水拭きすることをオススメします。
カビキラーの50倍希釈液は、トイレ本体だけでなく壁や床も拭くことが可能です。
活用術④トイレ室内の除菌と消臭
4つ目の活用術は、トイレ室内の除菌と消臭です。
やり方は、活用術③で紹介したカビキラーの50倍希釈液で拭くだけとなっています。
リモコンやペーパーホルダー、フタなど手の触れやすいところは念入りに拭きましょう。
カビキラーの50倍希釈液は塩素濃度が約0.05%あるので、ほとんどの菌に効果的です。
大腸菌群、一般細菌、ノロウイルス、ロタウイルス、コロナなどですね。
酸化パワーで消臭効果も高いので、皮脂汚れを落としつつ除菌と消臭までできます。
活用術⑤水たまりラインの黒ずみ落とし
5つ目の活用術は、水たまりラインの黒ずみ落としです。
黒ずみ汚れは原因が生き物汚れなので塩素系が効果的ですが、水たまりの部分は急斜面になっているので、液を留めておくことが難しいです。
ドメストやトイレハイターは液にとろみがあるので、とろみを利用して留めておくことは出来ますが、カビキラーは泡で出るので水たまりに適当に吹きかけます。
そうすると泡で水面が上がるので、黒ずみのラインが完全に隠れるまで泡をスプレーして、そのまま15分ぐらい放置します。
活用術①で使った自作お掃除棒でブラシ洗いをすると、より効果的ですよ。
カビキラーを使うことで泡を盛れるので、水たまりラインの黒ずみは泡を利用して落とします。
ライン上だけでなく、水たまりの奥まで黒ずみ汚れがついている場合は、ボトルに入ったハイターがオススメです。
キャップ1杯ほど入れて15分つけると、水で浸かっている部分はキレイになります。
ハイターはカビキラーより安く塩素濃度も2倍濃いので、水たまりの奥の黒ずみ汚れ落としにはハイターがオススメです。
ライン上の水面から出てしまうようなところは、泡で出てくるカビキラーの方が効果的となっています。
まとめ
今回はカビキラーをトイレ掃除に活用する方法を5つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
もしカビキラーを持っている場合は、ぜひトイレ掃除にも活用してもらいたいと思います。
理由はトイレ掃除に最適というところもありますが、塩素系のものは少しづつ塩素濃度が飛んでいくので、できる限り本数を減らして集約して早めに使うと効きが良い状態で使えて節約にもなります。
特に夏場など暑いほど、塩素濃度は飛びやすくなります。
今回の記事が少しでもみなさんの掃除のやる気につながれば嬉しいです。