汚れ予防にやっておきたい!ハイターでお風呂の汚れ予防術
こんにちは!のぞみです。
我が家のお風呂は使い始めてから9年目ほど経っているのですが、定期的にハイター漬けをすることで汚れやすい床もキレイなままキープできています。
ハイター漬けは手軽にできて汚れ落ちもいいのですが……床が傷んだり変色したりしないか?が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は素材への負担を最小限にしてできる、「キッチンハイター」を使った汚れ予防法をご紹介していきます。
これをやるだけで、1ヶ月は汚れにくくなりますよ♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
使うアイテムの紹介
まずは今回のお風呂掃除で使うアイテムからご紹介していきます。
塩素系を使うので使い捨てのゴム手袋(ニトリルゴム製)、バスシューズは必須ですね。
ブラシは「バスボンくん」を使います。
そして今回欠かせないアイテムはポリ袋です。使い方はお掃除しながらお話ししていきますね。
メインの洗剤は塩素系漂白剤の「キッチンハイター」です。
これまで何度か「キッチンハイター」を使ってお風呂の床についている黒カビや黒ずみを落とす方法をご紹介してきました。
基本的な使い方は同じですが、今回は「汚れを予防する」使い方です。
すでに目立つ汚れがついているのであれば、茂木さんのこちらの動画を参考にしてみてください!
お風呂の汚れ予防をしてみました
バスブラシをよく洗っておく
それではお風呂の床掃除をやっていきましょう。
塩素系漂白剤を使うので安全のためにゴム手袋とバスシューズを着用します。
換気扇もしっかり回しておいてくださいね。
そして忘れてはいけないのが、バスブラシについている洗剤です。
前回のお掃除で使った洗剤が残っていると反応してしまうかもしれないので、毛先をしっかり水洗いしておきましょう。
ポリ袋で排水口に栓をする
つぎはお風呂の床の排水口にポリ袋を被せて栓をします。
このときポリ袋をつよく引っ張ると破れてしまうことがあるので、慎重にやってくださいね。
ポリ袋が被さったら、上のほうに溜まっている空気を抜いてからパーツを元の場所に戻します。
もし排水口の水たまりが汚れていたら、このタイミングでお掃除してあげましょう。
このあと排水口に栓をして床をハイター漬けするので、排水口掃除ができなくなってしまいます!
今回は排水口の水たまりのほうをざっと水洗いして、「キッチンハイター」をキャップ1杯混ぜておきます。
パーツの裏側や隙間に黒ずみ汚れがついているのなら、「カビキラー」や「キッチン泡ハイター」のような密着してくれる泡タイプの洗剤をつかうといいですね♪
お風呂の床に水を張る
排水口に栓ができたら、床一面に水をはります。
このとき排水口にかぶせたポリ袋に空気が残っていると、排水口パーツが浮いてきてしまい水が抜けやすくなります。
しっかりハイター漬けできるように必ずポリ袋の中の空気を抜いてくださいね!
水に「キッチンハイター」を混ぜる
床一面に水がはれたら洗浄液を作っていきます。
我が家のお風呂の床は畳一畳分くらいの大きさなのですが、だいたい10リットルくらいで水を張ることができます。
どれくらいの量の「キッチンハイター」が必要なのかは説明書きを参考にしましょう。
「水5リットルに対してキャップ2杯」とあるので、今回はキャップ4杯となりますね!
放置時間については、除菌・消臭目的であれば約2分間、漂白目的であれば30分(汚れがひどい時は少し長めに)とあります。
せっかく水をためてハイター漬けするので、2分で洗い流すのは少しもったいないですよね。なので今回は30分はつけてみましょう!
キャップ4杯混ぜたら、バスブラシでゆっくりかき混ぜます。
ボトルから液ダレしてこないように、お風呂の中で軽くボトルをすすいでおくと安心ですね。
もし目立つ汚れがついていたら、このタイミングで必ずブラシ洗いをしておきましょう。
今回は目立った汚れはついていませんし、あくまで汚れ予防が目的なので洗剤をかき混ぜる程度にしておきます!
あとはこのまま30分ほど放置していきます。
「キッチンハイター」を使うとお風呂がいたむ?
我が家のお風呂はかれこれ9年ほど使っているのですが、ときどきハイター漬けをしてキレイな床をキープできています。
「キッチンハイター」は強い洗剤ですので、使いすぎるとお風呂がいたむのでは?と気になるかもしれませんが、今のところ特に問題はありません!
塩素系漂白剤は強い洗剤ですが、使い方や素材への影響をしっかり理解していれば目立つ傷みは、そうそうでてきません。
つけおきしているあいだに、ハイター漬けをするときの注意点や、洗剤選びについてお話ししていきますね!
塩素系漂白剤を使うときの3つの注意
「キッチンハイター」を使うときの注意点としては1.必要以上に濃くしない、2.必要以上に放置時間をつくらない、3.頻繁に使わない、の3つがあります。
まず1つ目の「必要以上に濃くしない」は納得ですね。元々水で薄めて使う洗剤ですし、濃ければその分素材に与える影響も大きくなります。
そしてかなり水で薄めたとしても、あまり長い時間放置していると素材が傷んでしまうことがあります。ちょこちょこ様子をみて、汚れが落ちていたら洗い流してくださいね。
また、頻度について悩んでしまいがちですが、今回のような予防をしておけばそうそうひどいカビがはえてしまうことはありません。
毎回のお掃除で「キッチンハイター」を使う、などしなければ大丈夫かと思います!
お風呂にはそもそも塩素系がNG?
ここで気になることが1つ。実はお風呂の取扱説明書を見てみると「塩素系漂白剤・洗浄剤は使ってはいけない」と書かれていることがあります。
お風呂メーカーさんとしては、素材への負担が少ない中性洗剤で洗ってもらう、というのが一番なんだと思います。
ですがなかなかお掃除できなかったり、洗い残しがあったりすると、中性洗剤では落とせないピンク汚れや黒ずみ汚れはついてきてしまいますよね。
ピンク汚れや黒ずみ汚れまで育ってしまうと、どうしても「カビキラー」や「強力カビハイター」といった塩素系漂白剤を使わないといけませんね。
それに……いくらお風呂メーカーさんが中性洗剤を推奨しているといっても、お店にいけば「カビキラー」や「強力カビハイター」といった塩素系漂白剤が売られています。
私も10年近く、塩素系漂白剤・洗浄剤をお風呂掃除に使っていますし、汚れ落ちもいいので、やっぱり塩素系漂白剤を使ったお掃除をする方が多いのかなと思います。
強い洗剤でなくてもこすれば汚れは落ちる?
塩素系漂白剤を使えば、ガンコな汚れもこすらず放置するだけで落とせるのがいいところです。
敢えて強い洗剤は使わず、中性洗剤だけでお風呂のガンコな汚れを落とすとなると、ブラシやかためのスポンジでごしごしこする必要がありますね。
素材によってはゴシゴシこするほうが負担になることもあるので、必ずしも中性洗剤だけで洗うからお風呂の素材への影響がすくない!とは言い切れません。
特にコーキングは力をいれてしまうと、傷がついたり剥がれてきてしまうことがあります。
なので取扱説明書の通りにするのなら「塩素系漂白剤を使ってお風呂掃除をするのは自己責任」となるのかもしれませんが……ガンコな汚れがついた時点で、素材への負担をゼロにしてお掃除をするのは難しい、と考えたほうがいいかもしれませんね。
それなら今回のハイター漬けのように、あまり濃くない洗浄液を短時間つかって、汚れ予防を定期的にやっておくのが素材への負担も少なくすむのかな、と思います!
30分放置してみたときの様子は?
ハイター漬けを始めてから30分ほどが経ちました。
排水口の栓はしっかりできていて、水もほとんど抜けていませんね!
今回は汚れ予防が目的のお掃除なので30分で水を抜いてしまいますが、もう少し置いておいても水は抜けなさそうなので、場合によっては1時間、2時間と放置してもよさそうです。
ただし塩素に弱い素材がある場合は、傷みがでていないか時々様子をみてくださいね!
汚れていたら排水する前にブラシ洗い
しばらくハイター漬けをしても汚れが残っていたら、排水する前にブラシ洗いをして落としましょう。
つけ置きしておいたことで汚れが柔らかくなり、だいぶ落としやすくなっているはずです!
今回は汚れはなさそうなので、排水してしまいますね。
ポリ袋を少しやぶって水を流します。
あとはざっとシャワーですすいで、お掃除完了です!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまで「キッチンハイター」でお風呂の床をつけ置きして洗ってみました。
今回はカビや黒ずみ汚れを予防するハイター漬けです。目立った汚れはなかったので、「キッチンハイター」の量も少なかったですし、つけ置き時間も30分と短めでしたね。
見える黒カビや黒ずみがなくても、定期的にこのお掃除法をやっておくことで、汚れの原因菌をほとんど除菌・滅菌することができます。
一度汚れがついてしまうとブラシ洗いをしたり、洗剤をたくさん使ったり……と手間もコストもかかるので、月に一回くらいはこの予防法を試してみてくださいね♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪