道具は家にあるものだけ!排気口を無添加石鹸でキレイにしてみた

60秒で読める!AI記事要約
キッチンコンロの排気口は掃除が難しく、放置すると汚れがガンコになります。
今回は水石けんの「綿雪水石鹸」を使った簡単な掃除方法をご紹介します。
まず、自作ブラシを準備します。割りばし、輪ゴム、ペーパータオル、研磨スポンジを組み合わせ、掃除用と拭き上げ用の2種類を作ります。
洗剤は紙コップに少量ずつ分けて入れると効率よく掃除ができます。
無添加の「綿雪水石鹸」は、強い洗剤成分や香料が含まれず、キッチン掃除に最適です。さらに石けんは成分が残りにくいので、丸洗いできない排気口でも仕上げのすすぎ洗いが簡単です。
掃除では自作ブラシで「綿雪水石鹸」を塗り、汚れを緩めた後、研磨スポンジブラシで磨きます。
汚れがガンコな場合、研磨力の高い3Mの7447スポンジがおすすめ。
さらに、アルカリ電解水と組み合わせたり、温めて使用すると洗浄力が向上します。
仕上げはペーパータオルブラシで水拭き。「綿雪水石鹸」は成分が残りにくいので、すすぎの手間が少なく、安全に使えます。
排気口の奥も安全に掃除可能です。最後に全体を拭き上げ、見違えるほど清潔な排気口に。安全で効率的な掃除を心がけましょう。

こんにちは!のぞみです。
コンロの排気口って、奥まったところにあるし穴が狭いし、かなりお掃除しにくいですよね。
それなのにしばらくお掃除しないでいると、油汚れやコゲがどんどん固くなってより落としにくくなっていったり……。
今回はそんな排気口にこびりついた油汚れ&コゲをラクに落とす方法をご紹介していきます!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
お掃除前のようすをチェック
まずはお掃除前の汚れのようすをみていきましょう。
排気口の右側のほうはそこまで汚れていません。
汚れがひどいのは左側の穴で、手前・両サイド・奥と全体的に汚れてしまっています……!
べったりと油汚れ、コゲがついているのですが、今回のお掃除でどこまでキレイになるのでしょうか?
排気口掃除で使うアイテムの紹介
次は今回のお掃除で使うアイテムを紹介していきます。
まずはお掃除ですのでゴム手袋が必要ですね。わたしは使い捨てのニトリル製ゴム手袋を愛用しています。
拭き上げや水拭きには、スコッティの「洗って使えるペーパータオル」を使います。新品のものと、一度食器の水気拭きに使って乾かしたものの2枚用意しました。
こすり洗いにはダイソーで購入した研磨スポンジの「研磨剤入り不織布」というのを使います。
研磨スポンジとペーパータオルはお掃除用ブラシにしていきますね!なので割り箸と輪ゴムも用意してあります。
ほかにもウェットティッシュや洗剤を入れる紙コップ、汚れたペーパータオルを捨てる用のポリ袋も用意しました。
そして今回の注目グッズはこちら!「綿雪水石鹸」です。今回はこの水石けんでお掃除していきますよ~!
どうして排気口掃除に石けんがいいのか?については後ほどお話していきますね。
準備編
自作ブラシを作る
まずは排気口掃除に使うブラシを作っていきます。
排気口は奥まったところですが、専用のブラシはなかなか見かけませんよね。それに汚れがひどいのでできれば使い捨てしたいところです。
なので今回は、割りばしと輪ゴム、ペーパータオルと研磨スポンジでブラシを作っていきますよ。
排気口だけでなくいろんな場所のお掃除に使えるブラシですので、ぜひまとめて作っておいてください♪
まずペーパータオルを5cm位の長さに、研磨スポンジを3cm位の長さにカットします。
そしてペーパータオルは割りばしにぐるぐると巻きつけ、輪ゴムで固定しましょう。
このとき割りばしの先はペーパータオルの真ん中あたりに置いて、毛先がくねくね曲がるようにするのがポイントです!
研磨スポンジは折りたたんで割りばしに固定します。
お掃除中にペーパータオルやスポンジが外れてしまわないように、輪ゴムはしっかり固定してくださいね!
これで自作ブラシの完成です。
研磨スポンジを付けたほうは汚れを落とす用として、ペーパータオルを付けたほうは拭きあげる用として使っていきます。
石けんを紙コップに用意する
つぎは水石けんを紙コップに出していきます。あまりたくさんは使いませんので、ほんの少しで大丈夫です。
排気口は汚れがひどく、ブラシもすぐに汚れてしまうんですよね。
すると洗剤もすぐ汚れてしまうので、容器をいくつかに分けておくとラクにお掃除ができます。
今回のお掃除で「綿雪水石鹸」を使っているのは、無添加の石けんだからです。
キッチンのお掃除ですから、あまり強い洗剤や添加剤、合成界面活性剤や香料があるものは使いたくないですよね。
特に排気口は洗いにくく、水拭きもしにくい場所です。
ですが石けんは万が一拭き残ったとしても、そのうち油で中和され無害なものになっていきます。
また水が多いところだと泡立つのをやめるので、ある程度水拭きしておけばもう十分なんです!
それに「綿雪水石鹸」は無添加の水石けん♪
香料なども使われていないので、より安心してお掃除することができますよ。
ちなみにわたしは前回、排気口を拭き掃除用無添加水石けんの「シャボンの泡」でお掃除しました。
「シャボンの泡」も石けんですし、余計なものは一切含まれていないので安心して使うことができます。
詳しい使い方や特徴については、ぜひ茂木さんのこちらの動画をチェックしてみてくださいね。
排気口掃除してみました
「綿雪水石鹸」を塗りつける
それでは排気口掃除をしていきましょう。
とはいっても、いきなりゴシゴシこする必要はありません!「綿雪水石鹸」を全体に塗りつけて汚れを緩めていきましょう。
研磨スポンジの自作ブラシに「綿雪水石鹸」を少し取り、排気口に塗りつけていきます。
全体に「綿雪水石鹸」を塗り付けたら少し時間を置きます。
そのあいだにウェットティッシュで排気口の外側をささっと拭いていきましょう。
汚れたものはポリ袋に捨てていくと、ゴミ箱まで運ぶ手間がなくて片付けがラクになりますよ。
「綿雪水石鹸」を付けて磨き洗い
汚れが緩んできたら研磨スポンジを付けた自作ブラシで本格的に磨いていきます。
なかなか汚れが落ちてこなければ、もっと研磨力の高いスポンジを使ってみてもいいかもしれませんね。
わたしはよく、3Mの7447という研磨スポンジを使っています。今回と同じようにハサミで小さくカットし、割りばしに括りつけて使ってくださいね。
ブラシに洗剤を付けて、磨き洗いをして……と繰り返します。
排気口の汚れがひどいと洗剤をいれている容器も一瞬で汚れてしまいます。
汚れている洗剤をまた塗っていくのは少し気が引けますし、汚れがひどいときは紙コップをいくつか用意してどんどんキレイなものに切り替えましょう!
ペーパータオルで拭いていく
ある程度汚れが落ちたら、ペーパータオルで汚れを回収していきます。
キレイなペーパータオルを排気口にいれ、割りばしでぐりぐり拭いていきましょう。
今回お掃除しているコンロはパナソニック製のものなのですが、メーカーによっては排気口からグリル側に物が落ちてしまう構造のものがあるようです。
うっかりペーパータオルがグリルのほうにいかないよう、気を付けてくださいね。
落ちた汚れを回収して、いまのようすがこんな感じ!
目立つ油汚れとコゲは落とせましたが、端っこにコゲが残っていますね。後半は端っこに残った汚れを落としていきます。
残った汚れをこすり洗い&水拭き
ペーパータオルを付けた自作ブラシで水拭きをして、研磨スポンジを付けた自作ブラシと洗剤でこすり洗いをして……と繰り返します。
ペーパータオルの自作ブラシは、毛先のほうがくねくね曲がるようにしたので排気口の端っこにもしっかりフィットしてくれます。
汚れが多いと自作ブラシもすぐに汚れてしまうので、何本か用意しておいてもいいですね!
自作ブラシはいろんな場所のお掃除に使えますし多めに作っておいてもいいと思います♪
最後は排気口の周りを仕上げ拭きして、キレイになったらお掃除完了です!
どこまで汚れは落ちた?
お掃除が終わりましたので、いまの排気口のようすをお見せします。
ビフォーの写真と比べると……どうでしょうか?べったりとついていた油汚れはすっかりキレイになりましたね。
奥のほうに少しコゲが残っていますが、これくらいなら後は竹串でささっと取るだけで十分かと思います。
今回のお掃除のポイント
ここまでキッチンコンロの奥にある排気口のお掃除をしていきました。
最後に今回のお掃除のポイントをお伝えしていきます。
使い捨てのアイテムをつかう
排気口掃除のポイント、1つ目は使い捨てのアイテムをつかうことです。
今回はペーパータオル、ウェットティッシュ、割りばし、紙コップなどいろんな使い捨てアイテムが登場しましたね。
排気口は油汚れが多い場所なので、一瞬でアイテムが真っ黒になってしまいます。
お掃除する道具が汚れていると汚れを元の場所に戻すようになってしまい、効率よくお掃除ができません。
それに汚れたアイテムを次回のお掃除まで保管しておくのも、少し気が引けますよね。
汚れてもすぐに捨てることができるよう、使い捨てのアイテムを用意しておくと効率よくお掃除ができるようになりますよ。
自作ブラシをつかう
排気口掃除のポイント、2つ目は自作ブラシをつかうことです。
キッチンの排気口掃除専用ブラシなんて、なかなか見かけませんよね。
そこで今回はこすり洗い用の研磨スポンジブラシ、拭きあげ用のペーパータオルブラシの2種類を用意しました。
どれもコスパよく作ることができますし、排気口掃除以外にも活用できます。
少し多めにつくっておいて、汚れたらすぐに取り換えられるようにしたり、別の場所のお掃除に使ってみてくださいね♪
安全性の高い洗剤をつかう
排気口掃除のポイント、3つ目は安全性の高い洗剤をつかうことです。
キッチン回りは食材を扱う場所ですし、まして排気口は丸洗いができない場所ですから「もし洗剤の成分が残ったら……」と不安になりますよね。
そこで今回は無添加水石けんの「綿雪水石鹸」を使いました。
石けんはもし拭き残ったとしても、油と合わされば中和されて無害なものになっていきます。
反対に合成洗剤に含まれる合成界面活性剤は、油と合わさってもなかなか働くのをやめてくれず、長いあいだ残りつづけます。
また「綿雪水石鹸」は無添加ですから、香料や防腐剤などが使われていません。
キッチン掃除で特に気になるのは香料ですよね。ニオイが残ってしまうと、そのあとのお料理にもニオイが移らないか、気になってしまいます。
ですが「綿雪水石鹸」なら余計なものが含まれていない水石けんですので、安心してお掃除に使うことができます!
ちなみに無添加の石けんであれば、安全性の高さは「綿雪水石鹸」と同じくらいです。もし固形石けんがおうちにあるのなら、水に溶かして使ってみてくださいね。
洗浄力を高めるためには?
石けんは比較的よく油汚れを落としてくれますが、それでも油汚れが多すぎると撒けてしまうことがあります。
キッチン掃除によく使われる、油汚れ用のアルカリ洗剤と比べると、洗浄力が低いと感じてしまうかもしれません。
「綿雪水石鹸」を上手に使うには、まず汚れを柔らかくしてあげること!
いきなりゴシゴシこするのではなく、洗剤を塗り付けて少し放置してからこすり洗いをしました。
それでも落ちないときは、研磨スポンジをもっと研磨力の高いものにしましょう。
わたしのおすすめは3Mの7447ですね!持っておくとなにかと使えて便利なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また「綿雪水石鹸」の上手な使い方として、アルカリ電解水と混ぜて使う、熱の力を借りるなんて裏技もあります。
アルカリ電解水と一緒に使えば、アルカリ度がより高まり油汚れに負けにくくなります。
また油汚れは熱の働きでも落ちるので、洗剤を温めて使ったり、気温が高い時期にお掃除するのも効果的です。
いろいろ試して、自分にあったお掃除法を見つけてくださいね♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「綿雪水石鹸」を使ってキッチンの排気口をお掃除する方法をご紹介しました。
油汚れがガンコになる前に、お手入れしていってくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪