【大激闘】ゴムに生えた黒カビを確実に落とせるかチャレンジしてみた!

水筒にはゴムのパーツが多く付属しているのですが、水筒は水分がつきやすいので黒カビが生えやすいです。
そのため、ゴムのパーツに黒カビが生えてしまったという経験がある人は多いのではないでしょうか。
黒カビが気になって何度も洗っているのに、中々落ちなくて困りますよね…
ゴムのパーツに生えた黒カビは、実はとても頑固な汚れです。
それほどひどくなさそうに見えますが、普通に洗っただけでは絶対に落ちないほどです。
そこで今回は、実際に黒カビが生えてしまった水筒のゴムパッキンを使い、ゴムに生えた黒カビを簡単に落とす方法を紹介していきます。
- ゴムに生えた黒カビを簡単に落とす掃除方法
- 今回の掃除のポイント
ゴムに生えた黒カビを簡単に落とす方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
ゴムに生えた黒カビを簡単に落とす掃除方法
用意するもの
ゴムに生えた黒カビは、「キッチンハイター」を使って落としていきます。
用意するものは次の3つです。
- キッチンハイター
- 手袋
- ポリ袋
用意するものはたったこれだけです!
掃除を実践
では掃除を始めていきましょう。
掃除方法は、以下の手順です。
- 手袋をする
- ポリ袋の端に、ゴムパーツを入れる
- そこに「キッチンハイター」を入れる
- ポリ袋の口を縛る
- 浸け置きする
万が一、ポリ袋が破けて漏れたり縛った部分がほどけて液が漏れると大変なので、掃除用のマグカップなどに入れて放置するのがおすすめです。
「キッチンハイター」は塩素系なので、しっかり手袋をしてから掃除をしてくださいね!
ポリ袋を縛る時は、空気を抜いてゴムパーツが「キッチンハイター」にしっかり浸かるようにするのがポイントです。

放置する時間は、大体6時間ほどがおすすめです。
もちろん6時間放置しなくても落ちていくことはありますが、頑固な黒カビだとこれくらいの時間は必要です。
定期的に覗いてみて、黒カビが落ちていればOKです!
ポリ袋は透明なので、ポリ袋越しに汚れが落ちたかどうか確認できます。
まずは2時間後ぐらいに1度見てみて、落ちていない場合はさらに浸けていくという形で進めていきましょう。
6時間放置しても落ちきれない場合は、丸1日浸け置きしておきます。
黒カビが落ちていそうであれば、一度袋から出して確認しましょう。
確認するときにもこの時にも、手袋は忘れずにつけてくださいね。
黒カビは結構しぶといので、残っている場合はさらに浸け置きします。
24時間放置したら、水ですすぎます。
今回の掃除のポイント
今回の掃除のポイントは、次の2つです。
- 塩素の濃度と鮮度
- 長く浸け置きすること
それぞれのポイントに関して、詳しく見ていきましょう。
ポイント①塩素の濃度と鮮度
1つ目のポイントは、塩素の濃度と鮮度です。
まず濃度に関してですが、塩素濃度の濃い漂白剤や洗浄剤を使いましょう。
具体的に言うと、スプレータイプよりもボトルに入ったものの方が塩素濃度が濃い傾向にあるのでおすすめです。
鮮度に関してですが、塩素系の漂白剤は非常に不安定で、じわじわ塩素成分が飛んでいきます。
そのため、新しいものほど塩素が濃くて良く効きます。
塩素系の漂白剤は、できる限り新しいものを使いましょう。
ポイント②長く浸け置きすること
2つ目のポイントは、できる限り長く浸け置きすることです。
今回は、実際に24時間浸けてみましたが、黒カビの度合いによってはこのくらい浸け置きする時間が必要です。
黒カビが落ちきれなかった場合は、繰り返し行いましょう。
ただし1つ注意点があります。
ゴムは塩素系にそれほど強い素材ではありません。
かといって非常に弱いというわけでもないのですが、あまり高頻度で高濃度の塩素系のものを長時間浸けると、ゴムが劣化したり傷んでくるおそれがあります。
まとめ
今回はゴムに生えた黒カビを簡単に落とす方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の黒カビはかなり手ごわく、ゴムに生えた黒カビはほとんど目立たなくなりましたが、残念ながら薄く残ってしまいました…

ゴム素材は塩素系にそれほど強いわけではないので、ゴム素材は日ごろから黒カビが生えないようにしっかり外して洗って、水気をふき取って乾かしましょう。
うっかり黒カビが生えてしまった場合は、一度塩素系でしっかりきれいにしたら、もう塩素系は使わないようにしっかり日々のお手入れをしていくという形がおすすめです。
皆さんも今回の方法をぜひ試してみてくださいね。
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本の内容はお住いの掃除方法を一通り紹介しているのですが、特に今回はお風呂掃除やトイレ掃除など水回りの色々な汚れの落とし方を詳しく紹介しています。
全体的な内容はガンコな汚れをしっかり落とすという掃除方法を紹介していますが、合わせて節約につながる掃除方法が中心です。
わざわざ特別に強い洗剤を購入して落とすのではなく、皆さんが普段使っているような漂白剤や台所洗剤、最近使う方が多い重曹やセスキ、アルカリ電解水などを効果的に使って汚れを落とすというやり方がメインです。
食器用洗剤にクエン酸を混ぜて使う、セスキと混ぜて洗浄力を高めて使うやり方など。自作洗剤を使って効果的に汚れを落とすというコスパの良いやり方を、詳しく手順や入れる割合などを含めて掲載しています。
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