お風呂ドア&ドアレールは分解して掃除!黒ずみ&ホコリ撃退術

60秒で読める!AI記事要約
お風呂のドアやドアレールにはホコリや髪の毛、黒ずみ汚れがたまりやすく、放置するとゴムパッキンにカビが発生することがあります。
そこで、ドアとゴムパッキンを外し、徹底的に掃除を行います。
TOTOサザナの折れ戸ドアは、左右のストッパーを下げながら押すことで簡単に取り外すことができます。ゴムパッキンも上に引っ張るだけで外せますが、メーカーは推奨していないため、自己責任となります。
掃除には「シャボンの泡」の希釈液や歯ブラシ、マイクロファイバークロスを使用しました。
まず、養生テープで脱衣所側に水が流れないようにし、シャワーでドアレールを洗浄します。その後、洗剤を使ってブラシでこすり、マイクロファイバークロスで仕上げ拭きを行います。
ドア底面のパーツもラジオペンチで外し、ゴムパッキンを取り除いて洗浄します。黒カビが少なければ、歯ブラシで洗うだけでも十分きれいになります。最後に、すべてのパーツを元に戻して完了です。
ドアの底面は普段掃除しづらいため、取り外しが可能な場合は定期的に清掃することが理想的です。徹底的に掃除を行うことで、清潔な状態を維持することができます。

こんにちは!のぞみです。
お風呂のドアって、下にある溝やドアレールに汚れがたまりやすいですよね。
しかも水回りですから、そのまま放置しておくとゴムパッキンにカビが生えてきたり……。
そこで今回は、一度お風呂のドアもゴムパッキンも外して、隅から隅までキレイにしていきます!
自分で外すなんてできるの!?と思われるかもしれませんが、意外とカンタンなんですよ♪
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
掃除前の汚れをチェック
まずはお掃除前の汚れ具合をお見せしていきます。
ドアの下のところにはホコリが乗っていますね。端っこのほうは特に落としにくそうです。
ドアレールにはホコリだけでなく、髪の毛や黒ずみ汚れもついています。
隙間が多くてお掃除しにくいですよね。今回はドアレールを念入りにお掃除していきます!
ドアの底面はこの時点ではお見せできませんが、ゴムパッキン周りに汚れがたくさんついているはずです。
ゴムパッキンも外して洗っていこうかなと思います。
お風呂のドアを取り外す
まずはお風呂のドアを外していきましょう。
我が家のお風呂はTOTOのサザナの折れ戸ドアなのですが、上にストッパーがついています。
左右のストッパーを同時に下げてドアを押すと、取り外すことができます!
ストッパーを下げるときはドアがバタンと倒れてしまわないように、しっかり手で持っておいてくださいね。
外したドアはお風呂の壁に立てかけておきます。
ドアレールのゴムパッキンを取り外す
次はドアレールのゴムパッキンを取り外していきます。
こちらはお風呂のドアよりも外すのがカンタンで、上に引っ張っていくだけです。
ただし……お風呂メーカーさんとしては、ドアレールのゴムパッキンを外すのは推奨していないかもしれません。
お掃除しやすくはなりますが、試すときは自己責任になってしまうので注意してくださいね。
取り外したゴムパッキンを見ると黒カビが生えていました。
ドアレールのほうにもホコリやゴミがたくさんついています。パッキンを外すことで汚れが見えてきましたね……!
掃除に使うアイテムの紹介
つぎは今回のお掃除に使う道具を紹介していきます。
①使い捨てニトリル手袋
洗剤を使いますし、手荒れ防止のためにも着用しましょう。
②マイクロファイバークロス
水拭きに使っていきます。
③使い捨て歯ブラシ
細かいところは歯ブラシでこすり洗いをします!使い捨てですから汚れても気兼ねなく捨てることができますね。
④養生テープ
これで脱衣所側に水が流れていかないようにします。具体的な使い方はお掃除しながらお伝えします!
⑤「シャボンの泡」
メインで使う洗剤がこちら!水で薄めて使っていきます。
⑥洗って使えるペーパータオル
こちらは拭き掃除に使います。
⑦ラジオペンチ
お風呂のドアのパーツを外すときに使います。
養生テープで防波堤をつくる
まずは脱衣所側に水が流れていかないように、養生テープで防波堤を作ります。
防波堤を作っておくことで、お風呂の外側にあるドアレールも水を使ってじゃぶじゃぶと洗うことができるんです♪
脱衣所側の壁に養生テープを付けたら、そのまま床に貼っていきます。
防波堤ですから、水が流れていかないようにテープは半分立ち上がるようにしてくださいね。
壁と床のあいだにテープの隙間があると、そこから水が流れていってしまうかもしれません。
養生テープを切らないように気を付けながら、ぐっぐっと貼り付けましょう。
このときセリアで購入できる、お掃除用のプラスチックヘラがあると便利ですよ~!
脱衣所側に水が流れていかないか、ためしにシャワーの水をかけてみると……しっかり水を防いでくれます!
いくら防波堤をしているからといっても、脱衣所側の床が水浸しになるのは大丈夫?と思われるかもしれません。
素材によってはNGのものもあるかもしれませんが、お風呂に近い場所ですから多少塗れるくらいは問題ないと考えています!
ドアレールのお掃除
じゃぶじゃぶと水洗い
防波堤をつくって脱衣所側に水が流れないようにしたので、ここからはじゃぶじゃぶとドアレールを洗っていきます。
シャワーの水をかけながら、歯ブラシでゴシゴシとドアレールをこすっていきましょう。
ゴムパッキンがついていたところも、ゴシゴシブラシ洗いをしていきます。
水洗いが終わるとこんな感じ!洗剤を使わなくてもここまでキレイになるんですね。
ドアレールと脱衣所側にたまった水気は、マイクロファイバークロスで拭きとります。
「シャボンの泡」の希釈液でブラシ洗い
つぎはドアレールに「シャボンの泡」の希釈液を吹きかけて、歯ブラシでこすり洗いをしていきます。
使う洗剤については、いつものバスクリーナーで全然問題ありません!
どんな汚れがついているか?で洗剤を工夫してもいいですね。
たとえば水垢がついているのであれば、水垢に効果のある洗剤を使う、といった感じです。
ただし……ドアレールは金属でできていますし、水垢用の洗剤が使えないことがあるかもしれません。
必ず洗剤の用途をみて、周りにNGな素材がないか?はチェックしておきましょう!
ブラシ洗いが終わったら、マイクロファイバークロスで仕上げ拭きをします。
ドアの底の掃除
つぎはお風呂のドアの底面をお掃除していきます。
パーツ類を取り外す
まずは底面についているパーツから外していきますね。
ドアについているゴムパッキンには黒カビが若干生えているようです。ゴムパッキンもしっかり洗いたいので、一度外してしまいましょう!
ゴムパッキンを外すには、横のプラスチックのパーツも外さないといけません。
その時に使うのがラジオペンチ!傷がつかないようにペーパータオルを噛ませて、横についているパーツを小刻みに揺らしながらひっぱると……?
スルッとパーツを外すことができます。
パーツが外れれば、ゴムパッキンはひっぱるだけで取ることができます。
ちなみにこのゴムパッキンは一度自分で交換した2代目です。以前使っていたゴムパッキンは黒カビだらけになってしまったんですよね……!
外したゴムパッキンをみてみると、黒カビはいまのところ生えていません。
黒いところには白っぽい石けんカスが付いていますね。これくらいならざっと洗うだけで落ちてくれそうです。
ドアの底をブラシ洗い
ゴムパッキンが外れたので、ドアの底面をお掃除していきましょう。
「シャボンの泡」の希釈液を吹きかけて歯ブラシでこすっていきます。
正直なところ……お風呂ドアの底面を洗うとなると、ドアを外してどこかに横にして、ラジオペンチでパーツを分解してからゴムパッキンを取って……と楽な工程ではありません。
ただゴムパッキンを外すことで、ドアの裏面の隙間をしっかり洗うことができますし、ゴムパッキンも丸ごと洗うことができます。
一度ゴムパッキンにガンコな黒カビが生えてしまうと交換するしか手がなくなりますし、できるときにドアの底面も念入りにお掃除しておきたいですね。
ドアの底面のブラシ洗いが終わったら、洗剤をふき取っていきます。
ゴムパッキンを洗う
外したゴムパッキンは、歯ブラシと「シャボンの泡」を使って洗面台で洗ってきます。
洗ってきたのがこちら!よく見ると一か所だけカビが生えていたのですが、カビ取り洗剤をつかって落とす時間はないので今回はこれで良しとします。
パーツ類を取り付けていく
さきほどラジオペンチで外したパーツ類も洗ってきたので、すべて元の場所に戻していきます。
取り外すときと逆の手順になるので、まずゴムパッキンをスライドして入れ込みましょう!
そして横についていたプラスチックのパーツをはめていきます。
つぎはドアレールのゴムパッキンを取り付けます。横から見ると、深い溝と浅い溝の2つあります。
深いほうの溝から入れて、セリアのお掃除用プラスチックヘラでググッと浅いほうの溝を押し込んでいきましょう。
難しく聞こえるかもしれませんが、実際やってみるとパチンパチンとはまっていくのでカンタンですよ!
もしゴムパッキンがぐねぐねしてしまったら、そこだけヘラでぐぐっと押し込んであげてください。
すると……このように真っ直ぐになってくれますよ♪
ゴムパッキンが全部取り付けられたら、外れないか一応確認しておきましょう。
脱衣所側ドアの下のほうをお掃除
ドアを取り付けていこうと思ったのですが……ドアの下のほうをお掃除するのを忘れていました。
効率が悪いのですが、せっかくドアレールがキレイになったのですしドア下もキレイにしておきましょう。
水をざっとかけて「シャボンの泡」を吹きかけ、歯ブラシでこすっていきます。
はじっこのほうにホコリがたまりやすいですし、念入りに洗っておいてくださいね。
お風呂のドアも、浴室側は水洗いができますが脱衣所側はなかなか水洗いができません。
今回のようにドアを外したタイミングでキレイにしておきたいですね。
しっかり水気をふき取ったら、今度こそドアを取り付けていきます!
お風呂のドアを取り付ける
お風呂のドアを元の場所に戻すときは、外したときと逆の順番になります。
底面についているプラスチックのパーツをドアレールに平行にあわせ、左右同時にはめこみます。
ちなみにこのプラスチックパーツは、先ほどラジオペンチで外したものですね!
下がはまったら、上のストッパーも引き下げます。
ドアをとりつけるときも、ちゃんとドアを支えておかないと倒れてしまうので気を付けてくださいね。
最後にしっかりドアが取り付けられたか、何回か開け閉めをして確認しておきましょう~!
お掃除後の汚れをチェック
お風呂のドア周りのお掃除が終わりましたので、どこまでキレイになったかお見せしていきます。
まずはドアの下ですね。順番を間違えて最後にお掃除しましたが、上にのっていたホコリもすっかりキレイになりました。
ドアを開けてみると、ドアレールの端っこがみえます。
ゴムパッキンを外して洗ったの手、洗いにくいところもキレイにすることができました。
向かって左側のドアレールも、このようにキレイになりました。
ちなみに少し黒ずんで見えるのは、塗装の傷みかと思います。
水洗いがメインだったので多少汚れが残っているかもしれませんが……ここまでキレイにできたのなら満足です!
外して掃除すればラクになる!
お風呂は髪の毛にカビ、ホコリ、場合によっては水垢といろんな汚れが付いてしまう場所ですが、外せるものは外してしまえばかなりラクにお掃除ができます。
ドアやゴムパッキンを外す作業はあまりラクではないのですが……慣れてしまえばそこまで大変な作業でもないと思います。
今回はTOTOのサザナの折れ戸ドアで試していきましたが、みなさんのおうちのお風呂も今回のように取り外しができるのか?一度取り扱い説明書を見てみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はお風呂のドア下、底面、そしてドアレールのお掃除をしてみました。
きになるかたは是非一度ためしてみてくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪