ズボラさん必見!コンロ周りの頑固な油汚れを一瞬で落とす方法
台所周りの頑固な汚れと言えば、コンロ周りの油汚れが思い浮かぶと思います。
毎日まめに掃除をしていれば、落とすのに苦労はしませんが、ちょっと放置すると頑固な汚れになってしまい、落とすために多くの労力が必要になることもありますよね…
今回はそんなコンロ周りのお掃除方法をまとめました!
洗剤作りから掃除の実践の様子までじっくりと動画で見たい人は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTubeチャンネルへどうぞ!
必要な箇所だけをサクサクっと知りたい人はこちらの記事で詳細を確認してみてくださいね♪
目次から読みたいところまで、飛ぶことができます!
コンロ周りの汚れの種類
料理をするコンロ周りでは、色々な種類の汚れが発生しますよね…!
しかも、それぞれの汚れが一緒になり、頑固な汚れになってしまうことも多く、掃除に苦労することも少なくありません。
- 油汚れ
- 焦げ付き汚れ
- 色うつり汚れ
- 水垢
- 手垢
- 石けんカス汚れ
- カビ汚れ
ここでは、コンロ周りでよく見られる頑固な汚れ「油汚れ」「焦げ付き汚れ」について解説をします。
油汚れ
「水と油」という言葉があるように、水と油が馴染むことはありません。
そのため、水拭きだけで油汚れを掃除してもなかなか落ちないのです。
水と油の中立をしてくれるのは、洗剤に含まれる界面活性剤!
この界面活性剤は、油になじむ成分と水になじむ成分で構成されているため、油汚れを浮かして水と一緒に洗い流すことができます♪
界面活性剤以外にも油に強い洗剤として、アルカリ電解水が挙げられます。
アルカリ電解水は、油汚れに含まれる「脂肪酸」「タンパク質」をアルカリの力で溶かして、水となじみやすくする作用があります。
この作用のお陰で、アルカリ電解水は界面活性剤を持っていないですが、油汚れを落とすことができます。
硫酸を被ってしまって、皮膚が溶けてただれてしまったという話は聞いたことがあると思います。
硫酸は強い酸ですが、強いアルカリも同じように溶かす作用があります!
焦げ付き汚れ
食品を煮たり炒めたりするときに飛び散った調味料などが熱されると、炭化してしまてしまいます。
炭化を起こすと食品や調味料は、コンロの天板や五徳と強く結びついてしまい、拭き掃除だけでは落とせなくなってしまいます。
特にデンプン(糖質)が含まれるカレーやシチューが焦げやすく注意が必要!
焦げ付き汚れが付かないように、食品や調味料をこぼしてしまった時はすぐに拭くようにしましょう♪
もしも、頑固な焦げ付き汚れになってしまったときはクレンザーや重曹、メラニンスポンジなどで擦って落とす方法があります!
詳しくはこちらの動画でご紹介しているので、参考にしてみて下さいね♪
頑固な油汚れにおすすめの洗剤
油汚れは時間が経って固まると、普通の洗剤ではなかなか落とすことができません。
そのため、いくつかの洗剤を混ぜて、市販の洗剤よりも洗浄力を上げる必要があります。
頑固な油汚れを落とすために、今回は2つの洗剤を混ぜて作った自作の洗剤を使います!
自作洗剤の作り方
洗剤メーカーは「洗剤を混ぜて使うことは推奨していない」ので、自作洗剤を使う時は自己責任になります!
扱いに十分注意しましょう!!
自作洗剤に使う材料はウタマロクリーナーとウルトラアルカリ電解水の2つです♪
ウタマロクリーナー(50g)とウルトラアルカリ電解水(50g)をスプレーボトルに入れて混ぜるだけ!
ウタマロクリーナーの洗浄力でも十分ですが、今回は頑固な油汚れを掃除するので、ウルトラアルカリ電解水を入れてアレンジします。
2つの洗剤を混ぜることで、ウタマロクリーナーの界面活性剤の力と、ウルトラアルカリ電解水のアルカリの力で、単品よりも強い洗浄効果を得ることができます!
自作洗剤の洗浄力
「ウルトラアルカリ電解水50gに、中性のウタマロクリーナー50gを入れてしまったら、アルカリ度が半分になってしまうのでは…?」と心配する人もいるかもしれません。
アルカリ電解水のpHが半分になってしまうことはないので、安心してください♪
ウルトラアルカリ電解水のpHと、自作洗剤のpHを実際に測定してみました!
この結果からウルトラアルカリ電解水とウタマロクリーナーを入れても、pHが0.4しか下がっていません。
中性洗剤とアルカリ電解水を半々で混ぜても、それほどアルカリ度が下がっていないことがわかりますね!
更に、十分な泡立ちがあることから、ウタマロクリーナーに含まれる界面活性剤の洗浄力も落ちていないことが分かります。
ウタマロクリーナーの界面活性剤の力と、アルカリ電解水のアルカリの力の2つが合わさって、高い洗浄力が発揮されます!
イメージとしては、サラサラとした油汚れではなく、黄色く固まった油汚れをすっきり落とせるような洗浄力です♪
自作洗剤の洗浄力をアップさせる方法
自作洗剤は、ウタマロクリーナーの界面活性剤の力と、アルカリ電解水のアルカリの力で高い洗浄力を発揮できます!
もっと高い洗浄力で頑固な汚れを短時間で落としたい人は、自作洗剤を湯煎で温めて、洗浄力をアップさせる方法があります!
自作洗剤を温めることで、熱の力でも汚れを落とすことができるようになります。
つまり「界面活性剤」「アルカリ」「熱」の3つの力で汚れを落とすことができるので、更に強い洗浄力が期待できます。
詳しくはこちらの記事に載っているので、参考にしてみて下さいね♪
実践:油汚れの掃除方法
ここからは、実際に自作洗剤を使ってコンロ周りを掃除する方法と結果をご紹介します♪
- 手袋をはめる
- 自作洗剤を油汚れに吹き付ける
- 少し時間を置いてから、乾いたペーパーで洗剤をぬぐう
- 水拭きをする
自作洗剤はpHが12.7なので、皮膚を守るため手袋をはめて掃除をしましょう!
自作洗剤を油汚れが気になるところへ吹き付けます。
壁面へ自作洗剤を吹き付けるときは、手首のスナップを効かせて吹き付けると、泡がより密着します!
自作洗剤を吹き付けたあとは、「洗えるキッチンペーパー」で洗剤を拭き取ります。
1度自作洗剤で拭き上げただけで、見た目には油汚れがなくなりました♪
見た目では綺麗になりましたが、自作洗剤で掃除した箇所を素手で触るとヌメヌメ感があったため、再度、自作洗剤で拭き上げましてみました!
この素手で触った時のヌメヌメ感は洗剤残り、もしくは油汚れの可能性があります。
洗剤残りであれば水拭きすれば、ヌメヌメ感はなくなります。
油汚れであれば、自作洗剤で掃除し直すとヌメヌメ感がなくなります。
ヌメヌメ感が綺麗にならない場合は、自作洗剤で掃除をし直して、水拭きをしてみることをおすすめします♪
自作洗剤で落ちない汚れの対処法
自作洗剤を使って掃除をしても落ちなかったコンロ周りの汚れがありました。
この汚れはどのように掃除をすれば綺麗になるのか、ご紹介します♪
焦げ付き汚れ
自作洗剤は油汚れに有効ですが、コンロ周りの茶色の汚れは落とすことができませんでした…!
この茶色の汚れの正体は、焦げ付き汚れ!
焦げ付き汚れとは、炭化した調味料や食品が熱されることで、食べ物のタンパク質や糖分がコンロの天板と強く結びついてできる汚れでしたね。
この焦げ付き汚れは、クレンザーや重曹、メラニンスポンジで擦って掃除をするのが効果的です。
こちらの動画も参考になるので、気になる方はみて下さいね♪
拭き残し
画像では分かりにくいですが、○の部分に白い筋のような汚れが残っていました。
この汚れは自作洗剤の拭き上げ方が悪くて残ってしまった汚れです…!
あまり目立たない汚れですが、気になる人はいるかもしれません。
自作洗剤を水拭きした後、時間を置かずに乾いた布で拭くことで、白い筋の汚れも残さずピカピカに仕上げることができますよ♪
まとめ:油汚れにはアルカリウタマロクリーナーが最適
今回は、油汚れにおおすすめの自作洗剤を使った掃除方法についてご紹介しました!
実践した掃除では、それほど頑固な油汚れではありませんでしたが、アルカリウタマロクリーナーは黄ばんで固着した油汚れでも落とすことができます。
もしも、油汚れが頑固すぎて、アルカリウタマロクリーナーで落ちなければ、アルカリウタマロクリーナーを湯煎して熱の力で洗浄力アップも期待できますよ♪
汚れの度合により、洗浄力を調整できる点でもアルカリウタマロクリーナーはおすすめなので、ぜひ日々のお掃除に取り入れてみて下さいね♪