自転車のサビの落とし方は?ストーブについたクッションのプリントの落とし方は?
こんにちは!のぞみです♪
お掃除や洗剤など汚れ落としに関わるご相談やお悩みに茂木さんご本人がお答えしていく「茂木和哉のお掃除お悩み相談室」。
今回は、自転車のサビ落としとストーブについてクッションプリントの落とし方についてのご質問に茂木さんがお答えしている動画をご紹介していきます!
参考にするのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
質問①自転車のサビの落とし方について
子ども用の自転車がサビてしまったのですが、サビ落としはいろんな選択肢があるといわれています。
どういう順番でやったらいいのか迷ってしまいます。
「茂木和哉サビ落とし」のような専用の薬品の方が良いのでしょうか?
自転車は屋内保管の方が圧倒的にサビないので屋外保管はそもそも間違いでした。
確かにサビ落としにはいろんな選択肢がありますよね。
サビのひどさなど状態によって、どの選択肢でサビを落とすかが変わってきますよ。
サビの落とし方
サビ落としには大きく分けて2つの方法があります。
①物理的に落す方法
物理的に落す方法として、サンドペーパーや金ブラシでこすって落とす方法があります。
②化学的に落す方法
洗剤や洗浄剤で化学的に落す方法があります。サビがあまりひどくない場合は、化学的に落す方法から試されると良いでしょう。
さらに、洗剤や洗浄剤で試す方法には、①酸性洗剤で落とす方法と②還元剤で落とす方法の2つの方法があります。
効きがいいのは酸性洗剤ですが、酸を使って落とすので、そのあとは中和させないといけません。この処理をしっかりしないと、またすぐにサビができたりします。その点で結構めんどくさかったり、難しかったりする方法といえいます。
あとは酸を使ってアルカリにしないといけないため、酸性洗剤を使用する際には安全面でも注意が必要です。
そうなるとオススメなのが、還元剤で落とす方法になります。
茂木和哉シリーズにも「茂木和哉サビ落とし」という還元剤系のサビ取り剤があります。この茂木和哉サビ落としは、酸でもアルカリでもなく、なんと台所洗剤と同じ中性洗剤なんです。そのため安全性は間違いないといえるでしょう。ただし、薄く広くなっているサビ部分についてはすごく適しているのですが、深く浸食したサビだと時間がかかることは避けれられません。
使い方はスプレーして5分くらい置いてから拭きとります。
もし1回でサビが落ちない場合は何度も繰り返しておこなってください。
深くサビが進んでしまっており時間がかかる場合や、大変な感じがするようようであれば、擦って落とす=物理的に落す方法にしましょう。
ワイヤーブラシのようなものでなどで擦る方法がやっぱり一番良いんでしょうけれども、ワイヤーブラシは擦るのは疲れるし大変ですよね?
ということで次におすすめしたいのが「茂木和哉」です。
これは研磨剤が入っていてしかも酸なんです
ただ酸といっても弱酸なので、そんなにすぐまた錆を呼ぶようなこともありません。これを使って磨くわけですが、アルミホイルをくるくる団子状にして、それに洗剤をつけてこするというやり方をするとアルミの硬さも加わてすごくよく落ちます。
私もそうやって工具とか金づちとかの錆を落としたことがあるんですけど非常によく落ちましたので、それで試してみるのも良いと思います!
質問②クッションプリントの色移りの落とし方
輻射熱の暖房器具があるのですが、クッションを洗濯して乾かそうと置いていたらクッションプリントが移ってしまいました。
ウタマロクリーナー、除光液、漂白剤、ガラスクリーナー(弱アルカリ性)、メラミンスポンジで試してみましたが全く落ちません。
何か良い方法がありましたら教えてください。
色々試されているようですね!
質問者さんの試した方法を整理しつつ、オススメの方法をご紹介していきたいと思います。
質問者さんが試された方法は、界面活性剤のウタマロクリーナ、溶剤の除光液、塩素系か酸素系か分かりませんが漂白剤、アルカリ洗剤のガラスクリーナー、研磨剤のメラニンスポンジなど。ほとんどのものを試しているようで、試していないのは酸性洗剤くらいですが、酸性洗剤では落とせなそうな汚れだと予想できます。
プリントが色移りしてしまったということであれば一番効きそうなのは徐行液です。質問者さんが除光液を試した際にどのような使い方をされたのかは気になるところですが、私のおススメする方法をご紹介していきます。
除光液で落とす方法
歯ブラシでつけただけでは落ちにくいので、ティッシュペーパーを貼ってその上から除光液をつけます。
そして5分くらい置いてからティッシュを取って歯ブラシで擦る又は少し硬めのスポンジで擦ってあげる方法ですと効きが良くなるのでオススメです。
このような汚れを落とす際に、ぜひ参考にしてもらいたいのが、「橙の雫」です。以前、壁紙についたランドセルのこすれ跡を落とした動画があるのですが、そこで使用していた溶剤です。
「橙の雫」を使って壁紙についた擦れ跡を落とす方法は、こちらの動画を参考にしてみてください。↓
この動画では「橙の雫」を塗布してから2分しか置いていないのですが、今回のご質問のケースでは、もう少し長めに付けた方がいいと思います。「橙の雫」は今回のようなプリントがくっついてしまった汚れも良く落ちるので、おすすめです。
お手元に除光液があるなら、まずは除光液で試していただき、ダメなようであれば「橙の雫」を試してみてください。
もし、ストーブの高熱でプリントが焼き付いてしまったり炭化してしまったりしているような状態ならば、プリント汚れの範疇を超えてるので話が変わってきます。
プリントが焼き付いた場合や炭化している場合には汚れのタイプが異なるため、擦って落とす=研磨剤のメラミンスポンジで落とす方法のみとなります。
質問者さんもメラニンスポンジを使用したとのことですが、使用した際に全然落ちなかったのか、ちょっとは落ちたのか、どんなやり方だったのか、ストーブのどんな場所についてしまったのかが分かりませんが、ストーブの塗装部分についた汚れだった場合、擦りすぎると塗装が剥がれてしまうので研磨剤は不向きといえます。
もし塗装部分でない、もしくは塗装の剥がれが許容できるようであれば研磨剤で擦るという方法も有効です。
もし研磨剤が使えるとしても、まず先に試すのは除光液です。
それで全然びくともしないということは、もう炭化しておるような焼き付いている汚れですので、塗装されていないところならクリームクレンザーを試されると良いかもしれないですね。
ホーミングとかジフとかドラッグストアで手に入るものでも良いです。
ただし力を入れすぎると傷がつく恐れがありますので、力加減を調整しながら確認しながらやっていただくようにしてくださいね。
「茂木和哉」でも研磨力が高いものが出ていますが、使用については場所によります。
素材によって使えないこともあるのですが、この「茂木和哉」は研磨剤を使う場合の最終手段、一番最後の出番だと思っておいてください。
もう一度、整理をすると・・・
①除光液で動画の方法を試す
②落ちなければクリームクレンザやメラミンスポンジで擦って落とす
ジフとかホーミングなど、お持ちのクリームクレンザーで充分ですので、力加減を調整して素材を傷めないように注意しながらやってください。
それで落ちなければ、傷への細心の注意を払い「茂木和哉」を最終手段として使うことも検討してみてください。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はよく使う場所の掃除というよりも、少しマイナーな掃除場所の動画でしたが、いざという時に役立ちそうな情報ばかりでしたね。
私も自転車のサビやプリントの転写汚れなどが起きた際には動画を見直して、汚れ落としをしてみようと思います。
皆さんも是非参考にしてみてください。
それでは、最後までご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪