お掃除情報:裏技・豆知識

賞味期限が切れたお酢の活用術

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉(@motegikazuya)です。

皆さん、お酢の賞味期限を切らしてしまう事はないですか?

我が家ではよくあるんですよね。

お酢ってそれほど賞味期限が短いわけではないんですよね。

ミツカンのサイトにはこう書かれてました。

保存状況により一概には言えませんが、賞味期限内であれば、穀物酢や米酢を冷暗所で保管された場合は、開栓後約半年以内にお使い下さい。冷蔵庫であれば1年が目安です。

また、純玄米黒酢や純リンゴ酢は、冷暗所で開封後約3ヶ月以内、冷蔵庫で半年以内を目安にお使いください。

引用元:ミツカンお客様相談センター


結構長いんです。

でもほとんど使わず気づいたら賞味期限を切らして使えなくなしてまうんです。

もしかしたら皆さんの中にもそんな方、いるのではないでしょうか?

いくら賞味期限が切れてしまったからといって、排水口にドボドボ捨ててしまうのはもったいな気がしますよね。

という事で今回は、賞味期限が切れたお酢の活用術についてお話をしたいと思います!

賞味期限が切れたお酢は水回りの掃除に活用!


ズバリ、賞味期限が切れたお酢の活用術は、「水回りの掃除」です。

お酢は、「酸性」です。

なので、「水垢」や「石鹸カス(金属石鹸)」、「トイレの黄ばみ」などのアルカリ性の汚れを落とすことができるんです。

お店で売っている一般向けの洗剤に、酸性のものってほとんどないんです。

なのでお酢が酸性なのって、かなりありがたい存在なんです。

しかも、そもそも食べ物ですからとっても安心安全すよね。

さらにアルカリ性の汚れだけでなく、アルカリ性の臭いまで消臭してくれるんです。

例えば、トイレのオシッコ臭やペットのオシッコ臭、肉や魚の腐った臭いなどです。

お酢を使った水回り掃除の3つの実例

では具体的にどのようにお酢を使って水回りを掃除したらいいか?

私が実際に賞味期限が切れたお酢を使って水回りを掃除してみましたので紹介しますね。

お風呂の水垢と石鹸カス落とし

まず1つ目が、「お風呂の水垢と石鹸カス落とし」です。

お酢は酸性度がマイルドなので安全ではありますが、それほど洗浄力が強いものではありません。

なので特に水垢を落とすためには、水垢にできるだけ長くお酢を接触させておく必要があります。

しかしただお酢をつけただけでは、液がサラサラなのでその場に長く止まっていてくれずにダラダラ流れてしまいます。

床ではれば、なんとか留めておくことができると思いますが、壁面は厳しいですよね。

そこでオススメなのが、お酢に台所洗剤を加える方法です。

台所洗剤を加えることで、スポンジ洗いすると泡立ちが豊になり、壁面でもしっかり泡が密着してくれ接触時間を長く作ることができます。

さらに台所洗剤を入れることで、お酢では落とすことができない「皮脂汚れ」も落とすことができるんです。

具体的な掃除方法や洗浄液の作り方については、こちらの動画で詳しく解説しています。

お酢を使ったトイレの黄ばみとオシッコ臭取り

次は「お酢を使ったトイレの黄ばみとオシッコ臭取り」をご紹介します。

初めにお伝えした通り、お酢はオシッコの臭いを消してくれる働きがあります。

さらにオシッコが原因の黄ばみ汚れにも効果があります。

なので、トイレ内を拭き掃除にはお酢が最適なんです。

詳しい掃除法については、動画をみて確認していただきたいのですが、お酢には糖分などのお酢以外の成分も含まれています。

なのでお酢で拭き掃除した後に、水拭きした方がいいです。

シンクの水垢と石鹸カス落とし

最後が「お酢を使ったシンクの水垢と石鹸カス落とし」です。

先ほど台所洗剤を加えて接触時間を長く作る方法をお伝えしましたが、さらに接触時間を長く作りたい時は、「片栗粉」の力を借りるのがオススメです。

片栗粉でトロミをつけるとお酢がジェル状になりるので、壁面でもべったり張り付いてくれて落ちていきません。

なので水垢や石鹸カス落としに効果的なのですが、あまり広いスペースを掃除するには不向きです。

たくさんお酢ジェルを作らないといけないですし、塗りつけるのが大変です。

なので広いスペースの場合は、先ほど紹介した台所洗剤を混ぜて使う方が適していると思います。

しかし狭いスペースの水垢や石鹸カスを落とすには、お酢ジェルの方が効果的なのでオススメです。

まさにシンク掃除には最適です。

具体的な掃除法やお酢ジェルの作り方につは、こちらの動画で詳しく解説しています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

酸性度が低いお酢でも「接触時間」を長く作ることができれば、だいぶ使えるようになります。

ぜひ皆さんも今回紹介した3つの事例を参考にしていただき、もしお酢の賞味期限が切れたようならお試しいただけたら嬉しいです。

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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