茂木流自作洗剤で節約生活!
茂木 和哉
茂木流掃除講座【茂木和哉】
なぜ洗剤を使うと手が荒れるのか?
なぜ洗浄剤は肌が傷むのか?
その大きな原因の1つが、
洗剤、洗浄剤のタンパク質変性作用によるものです。
洗剤は、界面活性剤の働きで汚れを落とすのですが
その界面活性剤にタンパク質を変性させる働きがあります。
界面活性剤の種類によって
タンパク質変性作用の強さが変わります。
しかし、界面活性剤である以上は、
どんなものにも必ずタンパク質変性作用はあります。
なので、
手荒れしにくい洗剤はあっても
手荒れしない洗剤は、世の中に存在しないわけです。
また皮膚は、界面活性剤の働きだけではなく、
pHの強さでも皮膚は影響を受けます。
洗浄剤で肌が傷むのはここです。
洗浄剤は、中和作用を利用し汚れを落とします。
なので中性の洗浄剤はありません。
必ず酸性だったり、アルカリ性だったりします。
アルカリ度が強ければ強いほど
タンパク質変成作用が強くなり
肌が傷みやすくなります。
アルカリ側だけでなく、
酸性度が強ければ強いほど
タンパク質変成作用が強くなり
肌が傷みやすくなります。
なので、
例えナチュラル素材であろうと
電気分解イオン水であろうと
pHがアルカリや酸に傾けば傾くほど
タンパク質変性作用によって皮膚は侵されるのです。