「青鬼」ならステンレス素材についた水垢やサビを落とせます!

茂木 和哉

こんにちは!茂木和哉です。

清掃業の皆さん、公衆浴場業の皆さん、酸性洗剤を使って素材を傷めたり変色させてしまった経験はないですか?

いわゆる「酸焼け」と言われるやつです。

酸性洗剤は、酸性度が強くなればなるほど、傷みやすい素材が多くなるし、素材の傷み具合も激しくなります。

また酸性度の強さだけでなく、酸性洗剤に含まれている「酸性洗浄成分」の種類によってもそうなんです。

せっかく汚れ落ちに満足できれも、素材が傷んでしまっては使いもになりませんよね。

「茂木和哉の業務用洗剤シリーズ」にも「赤鬼」「青鬼」「黄鬼」と酸性洗剤が3種類ありますが、それぞれ傷みやすい素材があったり、使えない素材があったりします。

特に使える素材に関してのご質問をよくいただくのが「ステンレス」です。

ステンレスは水回りに使われることが多いので、水垢やサビがつくケースが多いからだと思うのですが、実は「青鬼」ならステンレス素材に使うことができるんです。

ということで今回は、なぜ「青鬼」はステンレス素材に使えるのかを詳しく解説しようと思います。

ステンレスを傷めずに水垢とサビを一緒に落す「青鬼」

先ずは、こちらのステンレスシンクをご覧ください。

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写真では見えにくいかもしれませんが、シンク全体が水垢で白っぽくくすんでいます。

そして、所々にサビ汚れがあります。

もらいサビなのかステンレス自体がサビたのかはよく分かりませんが、結構ヒドい状態です。

酸性洗剤を使うと、この水垢とサビを合わせて落とすことができますが、素材が傷みそうで心配ですよね。

そんな時が「青鬼」の出番です!

実際に「青鬼」で洗った後の画像がコチラです。

DSC00831

どうでしょうか?

ステンレスシンクを傷めることなく、たくさんあったサビを残さず全てキレイに落ちているのがわかると思います。

さらに、水垢もしっかり落とせているので、くすみが取れてステンレスシンクがピカピカに光ってます。

ご覧の通り「青鬼」は、ステンレス素材の水垢とサビ落としにも重宝するんです。

塩酸不使用

では、なぜ「青鬼」は、酸性洗剤なのにステンレス素材を傷めなかったのか?

理由は2つあります。

1つは、「塩酸不使用」だからです。

実はステンレスって「塩酸」に弱いんですよね。

もちろん濃度にもよりますが、基本濃ければ濃いほど傷みやすくなります。

なので塩酸が含まれている「赤鬼」と「黄鬼」は、基本ステンレスには使えません。

傷まないように希釈濃度や接触時間を調整して使えば、傷めず使えなくもないですけどね。

茂木和哉

「黄鬼」より「赤鬼」の方が塩酸高配合なので傷みやすいです。

防錆剤配合

もう1つの理由が、「防錆剤配合」です。

金属に対して効果のある「防錆剤」を配合しているのでステンレスだけでなく、金属全般が傷みにくくなっています。

絶対傷まないということでなく、傷みにくいということですからね。

なので、もし「青鬼」を同じような配合成分の酸性洗剤があったとした場合、比べると「青鬼」の方が傷みにくいということになります。

でも、「青鬼」のような配合成分の洗剤はたぶんないと思いますけどね(笑)

少しでも、
・使える素材の種類を多くしたい。
・傷みやすい素材でも傷みのレベルを軽くしたい。
と思いから「青鬼」には「腐食防止剤」を配合しているです。

ちなみに、腐食防止剤はとっても高価なんですよ。

最後に

いかがでしたでしょうか?

シリカ系の水垢を落とす以外にも、ステンレス素材に使える点や、ステンレス以外に金属素材も傷みにくい点でも、ぜひ「青鬼」をご検討していただきたいのですが、ステンレスにも種類がありますので、どんなステンレスでも傷むことがないとは断言できません。

もしかしたら傷む場合もあるかもしれません。

なので、使用前には必ず洗浄テストをしてご判断していただきますようお願いします。

青鬼200mL
青鬼1L
青鬼5L

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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