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布ソファについたガムの落とし方を徹底検証!一番よく落ちる洗剤は?

nishiyama

60秒で読める!AI記事要約

布ソファにべったりと付いたガムを落とすため、様々なアイテムを試しました。

まずは保冷剤でガムを冷やし、硬くしてからこすり落とそうとしましたが、完全には取れませんでした。

その後、「橙の雫」を使いましたが、ガムを柔らかくする程度で十分には落ちません。

同様に無水エタノール、ベンジン、サラダ油も試しましたが、いずれも効果は限定的でした。

一方、意外にも食器用洗剤の「ジョイ」が最も効果的で、ガムを柔らかくし、ほぐして取り除くことができました。

ただし、洗剤残りを防ぐため、ソファカバーは水洗いを推奨します。

食器用洗剤の「ジョイ」を使用する際は、歯ブラシで少しずつ塗布し、マイクロファイバークロスで拭き取ると、ガムが綺麗に取れます。

また、ソファのカバーが取り外せる場合は、外して洗うとさらに効果的です。

ガムの落ち具合に合わせて、冷却やこすり洗いの方法を工夫することが大切です。

身近な洗剤「ジョイ」が最適解という意外な結果でしたが、洗剤選びや適切な後処理が重要です。この記事がガム落としの参考になれば幸いです。

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茂木和哉の業務用洗剤
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今回は布のソファにべったりとついてしまったガムを落としていきます。

どんな洗剤やアイテムを使えばキレイに落ちるのか?いくつか試していきますよ〜!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

くっついているガムの様子

今回落としていくガムはこちら。リビングにあるIKEAの布ソファにべったりとくっついてしまいました。

しかもちょうど隙間のところで、ガムは2ヶ所にくっついているんですよね。

使用するアイテムの紹介

つぎに今回のガム落としに使うアイテムをご紹介します。

洗剤はいろんなものを使って検証するので、使うたびにご紹介しますね!

こすり洗いには使い捨ての歯ブラシを使います。

こすりやすいように首を「くの字」に曲げておきました。

落ちた汚れや洗剤はマイクロファイバークロスで拭き取ります。

そして今回の注目グッズがこちら!保冷剤です。

ガムは冷たいほうがびよんと伸びませんし、硬くなって落としやすくなるはずです。

そのほかに洗剤を入れておくための小皿と、ゴム手袋(ニトリル製)も用意してあります!

保冷剤で冷やしながらなら落ちる?

まずは保冷剤でガムを冷やして硬くし、こすって落とせる分を落としていきます。

夏場などは気温が高くガムが伸びてしまうので、取る作業をしながらこまめに冷やすといいですね!

手でこすってもいいのですが、プラスチックヘラを使って落としてみます。

ですが……表面が少し取れただけで全部は落ちていきません。

あまり強くこするとソファが傷んでしまうので、無理はしないでくださいね。

ある程度落とすことはできましたが、まだ完全に落ちたとは言い切れません。1つめのガムはこのくらいにしておきます。

もう1つのガムも落としていきます。こちらはソファの上のクッション部分についていて、外すことができるので作業しやすいよう一度外しておきます。

さきほどと同じように、保冷剤で冷やしながらヘラでこすります。

ある程度落ちたらつぎは洗剤を使っていきましょう!

「橙の雫」で落ちる?

ここからは洗剤を使っていきます。はじめに使うのは「橙の雫」です。

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茂木和哉の業務用洗剤

シールはがし用の洗剤ですが、汚れを溶かして浮かすことができるので、もしかするとガムも溶かすことができるかもしれません!

ガム落としに使うのは初めてなのでどれくらい汚れが落ちるか気になりますね~♪

「橙の雫」を小皿に出して歯ブラシでソファに塗りつけていきましょう。

ソファの布は網目になっているので、縦横しっかり「橙の雫」を塗り付けていきます。

少し置いてから歯ブラシでこすってみると……?多少ガムの汚れは薄くなったのですが、完全には落ちていません。

ヘラでこすってみますが……結構しっかりめにガムがついているので、全然落ちてくれません。

まだヘラより歯ブラシでこすったほうがガムが落ちていく気がします。

また「橙の雫」を付けてこすっていきますが……何度試してもガムは完全には落ちていきません。

「橙の雫」は溶剤なのでガムが溶けてくれるかなと思ったのですが、そううまくはいきませんでしたね。

ガム自体ちゃんと溶けるのか検証!

「橙の雫」を使ってもソファについたガムはあまり落ちてくれませんでした。

ここからははじめにヘラでこそげとったガムを使って、どんな洗剤ならガムが溶けてくれるのか?を検証してみましょう。

「橙の雫」

まずは先ほど使った「橙の雫」で検証します。

はじめにヘラでとったガムの一部に、「橙の雫」を垂らして時間をおきます。これでガムが柔らかくなったり溶けていけば、ソファのガム取りにも使えますよね。

ガムに「橙の雫」をかけてみると……柔らかくはなってきましたが、溶けるほどではありません。

少しだけ小さくなった気もしますが、完全に溶けるほどではないですね。

無水エタノール

つぎは無水エタノールをガムにかけてみます。エタノールも溶剤なので、ガムを溶かしてくれることを期待しましょう!

小皿にガムをのせて無水エタノールをかけてしばらく置いてみると……残念ながらほとんど変化はありませんでした。

ベンジン

つぎは有機溶剤のベンジンをつかってみます。

衣類のシミ取り剤ですし、これはガムも溶かせる気がしますね!

小皿にガムとベンジンを置いてみると……10分たってもほとんど変わりはないです。

「橙の雫」のときのように多少小さくなった気はしますが、溶けるほどではありません。

「橙の雫」、無水エタノール、ベンジンのなかでは、「橙の雫」だけはガムが柔らかくなったので、多少はガムが落ちるのかもしれません。

サラダ油

次は少し意外かもしれませんが、サラダ油を使ってみます!

実は溶剤だけでなく、油でもガムは溶かすことができるんです。チョコレートとガムを一緒に食べるとガムがだんだん溶けていくのも、チョコレートに含まれる油のはたらきと言われています。

小皿にガムとサラダ油をのせてしばらく置いてみると……残念ながら柔らかくなったり溶けてきたりといった変化はありませんでした。

食器用洗剤の「ジョイ」

溶剤や油をつかっても全然落ちてくれないので、原点に返って食器用洗剤を使ってみましょう。

使うのは食器用洗剤の「ジョイ」です。

ソファに使うと洗剤残りが気になってしまうので使うのを避けていたのですが……どんな洗剤を使っても落ちないとなると、使わざるを得ませんよね。

小皿にガムと食器用洗剤の「ジョイ」を乗せて少し置いてみると……ガムが溶けていきますね!

指でガムをぐっぐっと押してみると、どんどんほぐれてガムに絡まっていたホコリだけが残りました。

「ジョイ」を使ってソファのガム落とし!

「橙の雫」や無水エタノール、ベンジンにサラダ油といろんなものを試しましたが、なんとガムが一番溶けたのは食器用洗剤の「ジョイ」でした。

毎日のように使っている身近な洗剤で落ちてくれるとは……意外でしたね。

ここからはソファに食器用洗剤の「ジョイ」を付けて、ガムを落としていきます。

歯ブラシを使って、ちょこちょこと洗剤を塗りつけていきましょう。

少し時間をおいてマイクロファイバークロスで拭きあげてみると、ガムの色が薄くなっています!

何度か洗剤を塗りブラシでこすり、マイクロファイバークロスで拭きあげるのを繰り返します。

すると……かなりキレイに落ちてくれました!

もう片方のガムも取っていきます。

こちらはカバーをファスナーではずせるようになっているので、一度外して下にタオルを敷いた状態で洗剤を付けます。

また洗剤残りが気になってしまうので、最後はソファのカバーを外してしっかり水洗いをしていくつもりです。

一番ガムが落ちた洗剤は?

ここまでソファについたガムをいろんな洗剤で落としてみましたが、なんと一番落ちてくれたのは食器用洗剤の「ジョイ」でした。

てっきり汚れを溶かしてくれる「橙の雫」のような溶剤が活躍すると思ったのですが……身近な洗剤で落とすことができましたね。

ただし個人的に、食器用洗剤をソファの掃除に使うのは洗剤残りが気になってしまいます。

できれば取り外して丸ごと水洗いをするか、できない場合はしっかり水洗いをして成分残りをしないようにしたいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はソファについたガムをいろんな洗剤で落としてみました。

わたしはよく「橙の雫」を使ってお掃除しているので、「橙の雫」でガムが落ちないのは少し残念でしたが……でもどんな洗剤なら落ちるかな!?と検証してくのは楽しかったです♪

今回の検証が少しでも参考になればうれしいです。

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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