キッチンハイター2本で6時間洗濯槽のカビ取りをしてみた!
こんにちは!のぞみです。
洗濯槽の内側は、気づかないうちに黒カビが生えてしまっていることがあります。
そこで今回はコスパよく手に入る「キッチンハイター」を使って、洗濯槽のカビ取りをしてみようと思います!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
洗濯槽のお掃除について
今回お掃除していくのは、縦型の洗濯機なのですが実は1ヶ月ほど前に黒カビ・ニオイ予防として一度洗濯槽掃除をしました。
そのとき洗濯槽の糸くずフィルターの内側に黒カビが結構ついているのをみつけて……おそらく洗濯槽の内側にはもっとたくさんの黒カビがついているだろうなと思います。
1ヶ月前にやった黒カビ・ニオイ予防の効果もだいぶ薄まってきているでしょうし、今回はしっかりめに洗濯槽の黒カビ落としをしていこうと思います!
洗濯槽掃除に使うアイテムの紹介
まずは今回の洗濯槽掃除で使うアイテムからご紹介していきます。
糸くずフィルターのつけおき洗いにはバケツを使います。今回は無印良品さんのバケツを用意しました。
細かいところのお掃除は使い捨ての歯ブラシでやっていきます。
こすり洗いしやすいように、首のところを「くの字」に曲げています。
そして今回の注目グッズがこちら!塩素系漂白剤の「キッチンハイター」です。
600mlのものを2本用意していますが、1本は使いかけなので今回は1000mlあります。
そして塩素系漂白剤をつかうお掃除ですので、ゴム手袋も着用します!
洗濯機の取扱説明書を確認
つぎに洗濯機の取扱説明書をみて、洗濯槽のお掃除法を見ていきましょう。
我が家の洗濯機はパナソニック製なのですが、お手入れ法は、黒カビやニオイを予防するものと、発生してしまったときの2種類あるようです。
今回は既に黒カビが生えてしまっているので、発生してしまったときの落とし方を参考にします。
さらに黒カビが発生したときの落とし方をみてみると、またやり方が2種類に分かれるようです、
ちがいは洗浄時間と洗浄剤の入れる量ですね。
洗浄目的の場合は6時間、時間をかけてしっかり洗うときは11時間、と書かれています。
今回お掃除する洗濯機は1年以内に買ったもので、一度カビ予防のお掃除をしているので、6時間コースでやってみましょう。
洗濯槽につかう洗剤について
取扱説明書に注意点も書かれているので読んでいきますね。
お願いとして「酸素系漂白剤や台所用塩素系漂白剤、市販の界面活性剤入りの洗濯槽クリーナーは、使用しないでください (泡立ちが多いため、槽から泡があふれたり、槽にに泡が残ることがあります)」とあります。
今回使う「キッチンハイター」は台所用の塩素系漂白剤ですので、使用NGのものになってしまいますね。
酸素系漂白剤や台所用塩素系漂白剤、市販の界面活性剤入りの洗濯槽クリーナーが使用NGとなっているのは、おそらく泡立ちが良すぎるからだと思います。
あわあわになってしまうと洗濯槽から泡が溢れてきたり、洗濯槽に泡が残ってしまうかもしれませんからね。
たしかに今回使う「キッチンハイター」には、成分に界面活性剤が使われています。ですがそこまでモコモコ泡になるわけではありませんし、洗濯槽からはみ出てしまうほどではありません。
むしろ普段のお洗濯で使っている洗濯洗剤のほうが界面活性剤の濃度が高く泡立ちがいいですよね。
なので今回は自己責任ではありますが、「キッチンハイター」でも問題ないと判断して使っていきます。
もし泡立ちが不安なら、界面活性剤の入っていない衣類用の「ハイター」を使ってもいいかもしれませんね。
いずれにせよ洗濯槽のお掃除法としては用途外になるので、使うときは自己責任でお願いします!
洗濯槽に「キッチンハイター」をいれて放置
それでは洗濯槽掃除を始めていきましょう。
洗濯機の電源を入れる前に、糸くずフィルターを外してバケツでハイター漬けの準備をしておきます。
洗濯機のフタをして電源をいれ、槽洗浄モード6時間に設定します。
設定すると水が出てきて、しばらくするとOPと表示が出てフタが自動で開きます。
そしたら液ハネに気をつけながら「キッチンハイター」を入れていきましょう。
「キッチンハイター」を2本(1000ml)入れた様子がこちら。泡立ちはありますが溢れてくるほどではありませんね。
洗濯機のフタをしめると、すぐ洗浄がはじまりました。あとはこのまま6時間待ちましょう!
糸くずフィルターをハイター漬け
洗濯槽のお掃除をしているあいだに、糸くずフィルターのハイター漬けをしていきます。
フィルターが隠れるくらいの水をバケツにいれて、「キッチンハイター」をキャップ1杯いれます。
今回洗濯槽掃除に家にあった「キッチンハイター」を全部使ってしまったので……衣料用の「ハイター」を使いますね。
衣料用の「ハイター」には界面活性剤が入っていないので、おしゃれ着用洗剤の「エマール」を少しいれます。
塩素系漂白剤に洗剤を混ぜて使うのは自己責任なので「エマール」を入れなくても大丈夫なのですが、入れることで洗剤の浸透力が高まり、汚れも良く落としてくれます。
「エマール」を入れたのは、液性が中性で使われている界面活性剤も優しいものだからです。とは言っても洗剤を混ぜるのは自己責任でお願いしますね!
バケツの中で糸くずフィルターをハイター漬けしたら、しばらく放置しておきましょう。
洗濯槽の泡のようすは?
洗濯槽洗浄モードが始まって少し時間が経ちました。
ガラス越しに泡立ちをみてみると……思っていたよりも泡立ちがいいですね。
もっとあわあわになっていくのかが気になります。
洗濯槽モードをはじめて2時間半ほど経ちました。
いまの泡の状態は……さっき確認したときよりも落ち着きました。
おそらくさっき確認したときが泡立ちマックスで、それより泡が増えたり槽から溢れてしまうことはありませんでした。
糸くずフィルターの仕上げ
つぎはハイター漬けしていた糸くずフィルターを仕上げ洗いしていきます。
ちょっと汚れが残っているところは、古歯ブラシでゴシゴシみがいていきましょう。
ハイター漬けをすることで黒カビや黒ずみといった生き物汚れはキレイにはなりますが、ほかの汚れと混ざっていたりへばりついているとなかなか落ちないんですよね。
なのでこすり洗いもしておきましょう!
洗濯槽洗浄は洗剤2つ使いがいい?
そしておそらく、洗濯槽の内側にもへばりついた汚れがついていると思います。
分解してどこまでキレイになったのかを見ていければいいのですが……わたしは分解できないのでぜひ洗濯槽洗浄に特化したYouTubeチャンネル「分解・清掃Channel」を参考にしてみてください!
わたしもよく見ていて、いろんな洗浄剤で洗濯槽掃除をしてくれています。
その方も以前、「キッチンハイター」2本で洗濯槽掃除をして、さらに分解してどれくらい汚れが落ちたか?まで見ていました。
とても参考になるので要チェックです!
そのYouTubeチャンネルでもお話しされていたのですが、
洗濯槽クリーナーには過炭酸ナトリウムが主成分の酸素系漂白剤、次亜塩素酸ナトリウムが主成分の塩素系漂白剤の2種類があります。
酸素系漂白剤は酸素の泡を出してくれるので、発泡洗浄をしてくれるんですよね。イメージとしては物理的に攻撃をして汚れを落としてくれるような感じです。
なのでおすすめとしては、まずは酸素系漂白剤を使って汚れを物理的に落とす、そして塩素系漂白剤を使ってカビや黒ずみを落とす、と2工程でやることです。
実際に洗濯槽洗浄に特化したYouTubeチャンネル「分解・清掃Channel」の動画をみてみると、洗濯槽の上のほうに柔軟剤や洗濯洗剤が原因のべったり汚れがついていました。
べったりとこびりついた汚れは、酸素系漂白剤の泡で働きかけたほうがいいなと思います。
もし何年も洗濯槽のお掃除をしていない、カビのニオイがかなりしている、という場合は酸素系漂白剤を使ってから塩素系漂白剤を使う、としたほうがいいかもしれないですね!
6時間後の洗濯槽のようすは?
洗濯槽洗浄モードにしてしばらく時間がたち、すすぎもおわったようです。
フタをあけてみてみると……だいぶキレイになったと思います。
洗濯槽の裏側についた汚れは分解しないかぎり見ることができないのが少し残念ですね。
ハイター漬けをしておいた糸くずフィルターを戻して、これでお掃除完了です!
洗濯槽の汚れの落ち具合がわかるおすすめ動画
今回は「キッチンハイター」を1000ml使って、洗濯槽のお掃除をやってみました。
洗濯槽の内側は外からは見えないので、どれくらいカビや汚れが落ちたのかは分解しないとわかりません。
ですが「キッチンハイター」を1000mlとたっぷり使い、6時間もつけておいたのでだいぶキレイになっていますね。
前回カビ予防目的のために「キッチンハイター」を使ったときは、200mしか使わなかったので、そのときよりはよく汚れが落ちたかと思います!
ちなみにパナソニックの純正洗濯槽クリーナーは、1本1500ml入りです。
しっかり汚れを落としたければ、1500mlくらい使ったほうがいいのかもしれませんね。
このとき大切なのは、洗濯槽のなかの水の塩素濃度です。
塩素濃度が高ければ黒カビや汚れもよく落ちてくれますよ。
「キッチンハイター」で洗濯槽掃除をするとどこまで黒カビや汚れが落ちるのか?は洗濯槽洗浄に特化したYouTubeチャンネル「分解・清掃Channel」で検証してくれています。
とても参考になるのでぜひチェックしてみてください!
また、茂木和哉シリーズにも洗濯槽クリーナーがあります。
茂木和哉シリーズの洗濯槽クリーナーでどれくらい汚れが落ちるのか?もYouTubeチャンネル「分解・清掃Channel」で検証してくれているので、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「キッチンハイター」を使って、洗濯槽のカビ取りをしてみました。内側の汚れまではチェックできませんでしたが、ぜひ関連動画もあわせて見てみてくださいね♪
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪