【最後まで使い切る】洗濯洗剤でフローリングの拭き掃除をする方法
こんにちは!のぞみです。
食器用洗剤や洗濯洗剤は、最後まで使い切ったつもりでもほんの少し残ってしまうことがありますよね。
今回はそんなほんの少し残った洗剤を使って、フローリングの拭き掃除をしていこうとおもいます!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
洗濯洗剤で拭き掃除ができる?
今回のフローリング掃除で使うのは、おしゃれ着用洗剤の「アクロン」です。
洗濯用洗剤も食器用洗剤も、皮脂汚れや油汚れを落とせるように作られています。
フローリングには皮脂や食べこぼしが多いので、汚れと洗剤の相性としてはバッチリなんですよね!
もちろんほかの洗剤の場合の使い方も紹介していきますよ。
洗浄液は何倍に薄める?
まずは拭き掃除用に洗剤を水で薄めていきます。
空のスプレーボトルにあらかじめ水を100g入れて、洗剤を混ぜていきますね。
どれくらいの量入れるかは、洗剤の成分を見て計算します。
「アクロン」は界面活性剤の濃度が21%とあります。
ここから界面活性剤の濃度が0.2〜0.6%になるように水で薄めましょう。
つまり水100グラムに「アクロン」を2グラムいれると濃度0.42%となります。
「アクロン」以外の洗剤を使うときも同じように薄めます。
濃縮タイプの洗濯洗剤だと、界面活性剤の濃度が50%近く入っていることもあります。
界面活性剤の濃度が50%なのであれば、水100グラムに対して1グラムいれれば、濃度0.05%の希釈液ができますね!
多少前後をしても大丈夫ですので、使う前にざっくり計算してみてください♪
界面活性剤の濃度が薄ければ、拭き掃除のあとにヌルヌルベタベタしにくく拭きあがりがさっぱりとします。
ですが界面活性剤が少ないと汚れ落ちもイマイチになってしまうので、汚れが多いときは少し濃いめに作っておく、とするといいですね!
拭き掃除用希釈液のつくりかた
それでは実際に拭き掃除用希釈液を作っていきます。
空のスプレーボトルに水を100グラムいれて、キッチンスケールに乗せたらメモリを0に合わせます。
そして「アクロン」を2グラム入れていきましょう!
今回はキッチンスケールで細かく計量していますが、ざっくり作っても大抵はうまくいきます。
水と洗剤を入れたらあとはスプレートリガーを閉めて、軽く振ったら完成です!
洗濯洗剤の「アクロン」で拭き掃除をしてみました
つぎは実際にお掃除に使っていきましょう。
今回のフローリング掃除は、マイクロファイバークロスと山崎産業さんの「雑巾ワイパー」を使います。
この雑巾ワイパーは大きな洗濯バサミのようになっていて、クロスをぱちんと固定することができます。
希釈液は床に直接スプレーして使いますが、初めはクロスが乾いているので直接スプレーして洗剤を馴染ませましょう。
あとはいつも通り拭いていきます!
拭き掃除をしながら、今回のお掃除のポイントや洗剤の特徴などをお話しますね。
香料入りの洗濯洗剤でも使える?
今回の拭き掃除に使っている「アクロン」はピンク色のフローラルブーケの香りタイプで、成分にも香料が含まれています。
洗濯洗剤にはよく香料が入っているので、ニオイが気になる人には今回のお掃除はあまりおすすめできないかもしれません。
ですが……洗剤は水で50〜100倍に薄めて使っています。
なのでお掃除をしてみると、洗濯洗剤のニオイはほとんど気になりませんね!
アクロンは使っている界面活性剤も肌に優しいもの
洗濯洗剤にもいろんな種類のものがあります。
今回使っている「アクロン」はおしゃれ着用の洗剤で、生地への負担が少ないのが特徴ですね。
使われている界面活性剤もノニオン界面活性剤という、お肌にとても優しいものです。
なので拭き掃除に使っても安心ですし、多少洗剤が残ってもそこまで気になりません!
フローリング全体を二度拭きするのは結構な手間ですから、安心して使える洗剤なのは嬉しいポイントですね。
また「アクロン」のように安心してつかえる洗剤に、洗濯石けんがあります。
石けんは拭き残りがしにくく、万が一残ったとしても皮脂に中和されてそのうち無害なものになっていきます。
もしもお洗濯に洗濯石けんを使っているのであれば、ぜひ一度フローリング掃除にも使ってみてください!
洗浄力重視の洗濯洗剤なら汚れ落ちもいい
今回使っている「アクロン」は素材に負担をかけにくい優しい洗剤ですが、洗濯洗剤のなかには洗浄力を重視したものもあります。
もしも洗浄力を重視した洗濯洗剤をフローリング掃除に使うとしたら、今回と同じくらいの濃度にしたとしても、汚れの落ちやすさが変わってきます。
また洗濯洗剤のなかには、除菌や消臭に特化したものもありますね。
フローリングのお掃除のときにも多少は働いてくれるので、気になる汚れに合わせて使い分けてもいいと思います♪
蛍光増白剤入りはおすすめしない
洗濯洗剤にもいろんなものがあり、好みによって選ぶことができますが……個人的にフローリング掃除に、蛍光増白剤入りの洗濯洗剤は向いていないと思います。
蛍光増白剤は衣類に残ることで、より衣類を白くみせてくれる働きがあります。
必ず残る成分ですので、肌の弱い人や未熟な人が使うと肌トラブルの原因になってしまうことがあるんです。
なのでフローリング掃除に使うとしても、小さいお子さんがいるおうち、室内でペットを飼っているおうちなら、使わない方がいいと思います。
蛍光増白剤入りの洗濯洗剤で拭くと、どうしても成分が残ってしまいますからね。
安心して使うために、使う前に成分をチェックしておきましょう!
食器用洗剤で拭き掃除をするなら?
今回は洗濯洗剤の「アクロン」でフローリング掃除をしていますが、食器用洗剤でも同じように使うことができます。
キュキュットやジョイ、チャーミーマジカといった大手メーカーさんから出ている食器用洗剤は、界面活性剤の濃度が大体30%です。
なので水100グラムに対して1グラム食器用洗剤を入れると、界面活性剤の濃度は0.3%となり、拭き掃除にちょうどいい濃さになります!
少し汚れ落ちを良くしたければ、水100グラムに食器用洗剤2グラムをいれて、濃度を0.6%に……と、調整していってもいいですね。
食器用洗剤なら油汚れもよく落ちる!
食器用洗剤でフローリング掃除につかうことのメリットは、油汚れも良く落ちることですね。
小さいお子さんがいるおうちだと、テーブル周りに食べこぼし汚れがたくさん付いているかもしれません。
食器用洗剤はべっとりついた油汚れも落とせるように作られているので、食べこぼしや油汚れもしっかり落としてくれますよ!
食器用洗剤ならどのおうちにも必ずあるものですし、気になる方は試してみてくださいね♪
アクロンでどれくらい汚れが落ちた?
……と、あれこれ話しているうちにリビングダイニングの拭き掃除が終わりました。
クロスを見てみると、濡れているのでわかりにくいかもしれませんが、茶色っぽい汚れが取れています。
「アクロン」はマイルドな洗濯洗剤ですが、しっかりフローリングの汚れを落とすことができました♪
自作洗剤で拭き掃除をする方法はほかにも!
ということでここまで「アクロン」を水で薄めた洗浄液で、フローリング掃除をしていきました。
お掃除しながら、食器用洗剤やほかの洗濯洗剤をつかうときのお話もしていきましたが、気になる方は実際の動画もチェックしてみてください!
茂木さんがわかりやすく、解説してくれていますよ。
たとえばこちらの動画では、食器用洗剤の「キュキュット」で拭き掃除をしています。
こちらでは部屋干し用洗剤の「アタックゼロ」や、洗濯用の液体石けんで拭き掃除をしています。
汚れ落ちがいいですし、コスパもよくお掃除ができます!
こちらではなんと、固形石けんの牛乳赤箱で拭き掃除をしています!
石けん派の人はもちろん、固形石けんをなかなか使い切れないでいる……なんて人にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は少しだけ残った洗濯洗剤の「アクロン」を使ってフローリングの拭き掃除をする方法をご紹介しました。
みなさんも一度試してみてくださいね!
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。
茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪