キッチン:換気扇

できるだけ楽に!レンジフード内側のべとべと油汚れを落としてみました

nishiyama
のぞみ
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

キッチンのレンジフードはあまりお掃除しない場所ではありますが、そのぶん久しぶりにお掃除をすると汚れが固まっていてなかなか大変ですよね。

今回はレンジフードのフィルターや整流板にこびりついている油汚れを、できるだけラクチンに落とす方法をご紹介していきます!

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

目次
  1. レンジフード掃除で使用するアイテムの紹介
  2. お掃除前の汚れのようすをチェック
  3. フィルターのお掃除
  4. 整流板をお掃除
  5. レンジフード内側をお掃除
  6. お掃除後のようすは?
  7. 今回のお掃除のポイント
  8. まとめ

レンジフード掃除で使用するアイテムの紹介

まずは今回のレンジフード掃除で使うアイテムからご紹介していきます。

メインで使うのはこちらの「キッチンマジックリン泡ジェット」です。

フィルター掃除には、食洗機用洗剤の「キュキュット ウルトラクリーン」を使います。

また拭き掃除や油汚れをふき取るのに、スコッティファインの「洗って使えるペーパータオル」を3枚用意しました。

仕上げ拭きにマイクロファイバークロスを使います。無印良品のクロスを愛用しています。

また汚れが多い場所ですので、ゴム手袋も使います。これは無印良品さんで購入したものですね。

アイテムはざっとこんな感じです!

お掃除前の汚れのようすをチェック

それではお掃除を始める前に、いまの汚れの様子を見ておきましょう。

まずは整流板をおろしてみると……こんな風に上からびっしりと油汚れがついています。

しかも油汚れの上にホコリもくっ付いてしまっていますね。

そしてフィルターはこんな感じです。遠目にみても汚れているのがわかりますね……。

レンジフードをもう少し見ると、油汚れがつららのように垂れています

というように、久しぶりのお掃除なのもあってかなり汚れがひどそうです。

フィルターのお掃除、整流板のお掃除、そしてレンジフード内側のお掃除とわけてキレイにしていこうと思います!

フィルターのお掃除

まずはフィルターからお掃除していきます。フィルターを取り外して、ティッシュペーパーでふき取れる汚れは拭きとっていきます

ついでにオイルキャッチもパーツを外してキレイにしていきましょう。

軽くふき取っただけで……こんなにティッシュペーパーが汚れてしまいました!

オイルキャッチにも油がたまっていたので、同じようにティッシュペーパーでふき取ります。

ある程度汚れがふき取れたら、ここからは食洗機で洗っていきます。

フィルターは目が細かくて洗いにくいので、食洗機にお願いしてしまいましょう!

食洗機用洗剤の「キュキュット ウルトラクリーン」を3プッシュ入れます。

「キュキュット ウルトラクリーン」は1回あたり2プッシュが目安なので、今回汚れが結構ひどいので多めに入れておきますね。

ちなみに……我が家のレンジフードはパナソニック製なのですが、取扱説明書をみると食洗機でお手入れするのはNGとなっていました。

おそらくほとんどの食洗器用の洗剤はアルカリ性なので、素材を傷めてしまうリスクが高いからでしょう。

ですが「キュキュット ウルトラクリーン」は液性が中性なので、アルカリ洗剤よりも素材が傷んでしまうリスクは低いと思います。

またフィルターやオイルキャッチは外から見えない場所ですし、傷んでしまっても自己責任ということで今回は洗っていきます

整流板をお掃除

フィルターを食洗機で洗っているあいだに、整流板をお掃除していきます。

整流板を取り外し、まずは油汚れをざっとティッシュペーパーで拭きとっていきます。まだ油汚れは固まっていないので、比較的カンタンに取ることができますね。

ちなみにキッチンが汚れないように、大きめの段ボールを下に敷いておきました。

ある程度拭くと……もうこんなにティッシュペーパーが汚れてしまいました。

次はいよいよ洗剤を使っていきますね。「キッチンマジックリン泡ジェット」を全体に吹きかけ、そして「洗って使えるペーパータオル」で拭いていきます。

キッチン周りのお掃除といえば、「キッチンマジックリン」が定番ですよね。

ですが普通の「キッチンマジックリン」は液性がアルカリ性なので使えない素材がでてきます。

例えば今回お掃除しているレンジフードには、亜鉛メッキ合板がよく使われていて、アルカリ洗剤が使用NGとなっていることが多いんです!

なのでレンジフードは普通の「キッチンマジックリン」では洗えないのですが……でも「キッチンマジックリン泡ジェット」は液性が中性なので、素材の傷みを気にせず使うことができます。

しかも中性になると汚れ落ちが悪くなるのでは?とも思ったのですが、意外と「キッチンマジックリン泡ジェット」は洗浄力が高いんです。

おそらく「キッチンマジックリン泡ジェット」には溶剤成分がたっぷりと配合されているので、汚れ落ちがいいんですよね。

「キッチンマジックリン泡ジェット」の成分については、以前茂木さんが詳しく動画で解説をしてくれています。

気になる方はぜひこちらの動画をチェックしてみてくださいね。

「キッチンマジックリン泡ジェット」を吹きかけレンジフードを拭いていくと、ここまでキレイになりました。

ペーパータオルはまだ使えそうなので、一度水洗いをして今度は水拭きをしていきます

「キッチンマジックリン泡ジェット」で拭き、ペーパータオルで水拭きも終わりました。最後に仕上げの乾拭きをします。

「キッチンマジックリン泡ジェット」は界面活性剤の配合量が少ないので、仕上げ拭きがすぐに終わるところもいいですね。

整流板の反対側も、同じように「キッチンマジックリン泡ジェット」で拭いていきます。

一か所だけシミのような汚れがあるので、「キッチンマジックリン泡ジェット」をつけて重点的に拭いていきます。

整流板のフックのところも、ペーパーを補足して丁寧に拭いていきます。

全体を拭いてキレイになったらお掃除完了です!

レンジフード内側をお掃除

今度はレンジフードの内側を拭いていきます。先ほど使ったペーパータオルがまだ使えそうなので、最初の油汚れをふき取るのに使いますね。

ある程度油汚れがとれたら、つぎは「キッチンマジックリン泡ジェット」を付けて拭いていきます。

高いところに洗剤を直接吹きかけると、目に入ってしまうかもしれません。かならずペーパータオルのほうに洗剤を吹きかけて拭いていきましょう。

ちなみにペーパータオルはぐしゃぐしゃのまま使うのではなく、折りたたんで使うようにすると面をたくさん使えますよ。

ある程度ふいたら新しいペーパータオルで水拭き・乾拭きをしてお掃除完了です!

お掃除後のようすは?

フィルターの食洗機洗いが終わったら、中から取り出して様子を見てみましょう。

乾燥モードに入っているのですが、クロスで水気をふき取ります。

フィルターのほうは……油汚れはキレイに落ちてベタベタしません。細かい隙間までキレイに落ちています。

オイルキャッチもベタベタがなくなりました。

水気をふき取ったら、元の場所に戻していきます。

はい。それではオイルキャッチと、あとフィルターと整流板も戻していきます。

ほかのところも見ていきましょう。油汚れがべっとりついていた整流板は、真っ白キレイになりました。

フィルターの横についていたつらら状の油汚れも、すっかりキレイになりました!

フィルターも網目までキレイになっていますね。

今回のお掃除のポイント

ということで今回は、レンジフードの整流板とレンジフードの内側、さらにフィルターのお掃除をしてみました。

最後に今回のお掃除のポイントをお話していきます!

優しい中性洗剤を使う

レンジフード掃除のポイント、1つ目は中性洗剤を使う、です。

今回お掃除をしたレンジフードはもう8年以上使っていてだいぶ傷みが出てきているのですが……それでも本来レンジフードは中性洗剤以外使用NGとなっています。

特に亜鉛メッキ合板や塗装は、アルカリ性の洗剤を使うと傷んでしまうことが多いんですよね。

1回2回使うくらいならそこまで目立った傷みはないかもしれませんが、やはり繰り返し使っていると傷みが目立ってきたり、経年劣化が進みやすくなってしまいます。

なのでレンジフードのお掃除には、できるだけ中性洗剤を使いましょう!

今回は「キッチンマジックリン泡ジェット」を使いましたが、キッチン掃除の定番である普通の「キッチンマジックリン」はアルカリ洗剤です。

ほかの洗剤を使うときも、洗剤の液性を必ずチェックしてくださいね。

フードフィルターは食洗機で洗う

レンジフード掃除のポイント、2つ目はフードフィルター掃除には食洗機を使う、です。

フードフィルターの取り扱い説明書をみると食洗機で洗うのはNGとなっているので、自己責任の上でのお掃除法にはなるのですが……今回は外から見える場所ではないし、ということで洗ってみました。

フードフィルターを食洗機で洗うのがNGとなっているのは、おそらく食洗機用洗剤のほとんどがアルカリ性だから、だと思います。

ですが今回は中性の食洗機用洗剤を選びました。

洗剤によるダメージを減らしても、食洗機から出てくる熱いお湯が原因だとまた話は変わってきますが…フードフィルターは細かい隙間に汚れが入り込むので、できれば食洗機などの家電で洗いたいですよね。

お掃除ではとにかくラクさを重視したい!という人にはおすすめです。

油汚れは使い捨てのペーパーでふき取る

レンジフード掃除のポイント、3つ目は油汚れは使い捨てのペーパーでふき取ることです。

今回は洗剤を使うまえに、ティッシュペーパーで油汚れをカンタンにふき取りました。

かなりべっとり汚れがついていたので、一瞬で真っ黒になってしまうんですよね。クロスを使うと拭いた後に洗剤を使って洗う手間がありますし……あまり効率的ではありません。

なのでティッシュペーパーやキッチンペーパーなど、使い捨てできるものがあれば使ってみましょう。

別の場所の拭き掃除に使ったペーパーを捨てる前に、ざっと油汚れをとってみるのもいいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はキッチンのレンジフードフィルター、そして整流板についている油汚れをお掃除していきました。

汚れが多い場所ではありますが、できるだけラクに、そして素材への負担は少なくなるように工夫しました

みなさんも一度試してみてくださいね!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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