【この手があった】オキシクリーンで浴室を丸洗いするお風呂掃除術!
今回はオキシクリーンを使って、丸ごとお風呂掃除をやっていきます。
一工夫するとオキシクリーンでお風呂を丸ごと掃除することができますよ!
- お風呂掃除に最適なオキシ液の作り方
- オキシクリーンを使って、丸ごとお風呂掃除する方法
- 今回の掃除のポイント
オキシクリーンを使って、丸ごとお風呂掃除する方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
オキシ液の作り方
ではまず、お風呂掃除に最適なオキシ液を作るところから始めていきましょう。
今回はお掃除用のオケに400g、以下の方法で作っていきます。
- オケにお湯を376g入れる
お湯の温度は50~55℃ぐらい - オキシクリーンを14g入れる
※キャップ1杯が28gなのでキャップ半分ぐらいの量 - 軽く混ぜる
- 「キュキュットクリア除菌」を10g加える
- 溶けたらOK
約50℃のお湯376g+オキシクリーン14g+食器用洗剤10g=オキシ液400g
オキシクリーンをお湯に溶かすだけでもOKですが、食器用洗剤を加えると泡立つので掃除がしやすくなりますし、オキシ液が壁面に張り付くので汚れによく働きかけてくれます。
掃除を実践
それでは、作ったオキシ液を「バスボンくん」(バスブラシ)にたっぷりつけて、壁から洗っていきましょう。
食器用洗剤を加えたことで画像のようにぴったりとオキシ液が張り付くので、オキシクリーンがしっかり効いてくれます。
オキシ液が張り付くので、ある意味オキシ漬けのようなことができます。
熱めのお湯の方が酸素の働きがよく効いて、皮脂汚れにも効果的です。
ただ、冬場などオキシ液が冷めやすい場合は、シャワーでお湯をかけてある程度温めてから掃除すると効果的ですよ。
バスタブやカラン周り、鏡の下も洗っていきましょう。
座って体を洗っている場合、ドアの下の方やエプロンに汚れがつきやすいです。
石けんで体を洗っている場合、すぐ流せば大丈夫ですがそのままにしておくと石けんカスになってしまいます。
一通り洗ったら、シャワーですすいで終了です。
今回の掃除のポイント
今回の掃除のポイントは3つあります。
①食器用洗剤を加える
1つ目は、食器用洗剤を加えることです。
食器用洗剤の主成分は界面活性剤ですが、界面活性剤を加えることで泡がモコモコ出ます。
泡の密着力のおかげでオキシ液と汚れの接触時間を稼げるということが、1番の目的です。
特に壁面を洗うとき、泡が出ることで泡が流れにくくなります。
また、界面活性剤は皮脂汚れにも強いので、皮脂汚れが落ちやすくなるという効果もあります。
ちなみにオキシクリーンが効いてくれる汚れは主に生き物汚れですが、ヌルヌル石けんカスにも効きます。
- 生き物汚れ…黒カビ、ヌメリ、ピンク汚れなど。塩素系漂白剤に弱い。
- ヌルヌル石けんカス…石けんが皮脂や油に洗浄力を奪われてできるベタベタした汚れ。浴室の洗い場周りなどに出現。
②熱の働きをうまく利用する
2つ目は、熱の働きをうまく利用するということです。
オキシ液を作る際も熱めのお湯の方がいいです。
理想のお湯の温度は50℃ぐらいですね。
また、冬場で浴室内が冷たくなる場合、熱めのお湯で作ったオキシ液もすぐに冷めてしまうので、お風呂を使った直後に掃除した方がオキシクリーンが良く効いてくれます。
難しい場合は、シャワーでお湯をざっとかけて温めてから掃除に入ると、オキシクリーンが良く効いてくれます。
③汚れがひどい場合は放置をする
3つ目は、汚れがひどい場合は放置をするということです。
目立つ汚れがついてるという場合は、洗った後に5分ぐらいは放置した方がいいでしょう。
今回は放置せずにすぐにシャワーですすぎましたが、最初に洗った壁面は数分放置している形になり、それだけでも効果的です。
最初に汚れているところを洗ってから後半はきれいなところを洗うという掃除手順だと、作業効率が良くなります。
ただ、5分間ずっと泡が密着しているわけではありません。
特に壁面はどうしても落ちてしまうので、途中でブラシにオキシ液を含ませて洗って泡立ててあげると、より効果的です。
まとめ
今回はオキシクリーンを使って、まるごとお風呂掃除をやってみましたが、いかがでしたでしょうか。
掃除のポイントは以下の3つです。
- 食器用洗剤を加える
※泡の密着力でオキシ液と汚れの密着時間を稼げる、界面活性剤の働きで皮脂汚れも落ちやすい - 熱の働きをうまく利用する
※オキシ液を作るときは熱めのお湯(理想は50℃)を使い、お風呂に入った直後かシャワーでお湯をかけてから掃除する - 汚れがひどい場合は放置をする
※目立つ汚れがある場合は5分程度放置、壁面は泡が落ちてくるため途中で泡立てて洗うとより効果的
最後に1つ注意点があります。
今回、オキシクリーンをただお湯で薄めるだけでなく食器用洗剤を加えましたが、オキシクリーンと食器用洗剤を混ぜるのはNGなので、自己責任の扱いになります。
ただ、何度も行ってきましたが、反応したりガスが出たなど怖い思いをしたことは1度もありません。
混ぜずに界面活性剤の働きを使いたいという場合は、界面活性剤が入っている青ボトルのオキシクリーンがおすすめです。
また、今回はお風呂まるごとという掃除でしたが、お風呂の床に特化したやり方や排水口に特化したやり方は以下の記事で紹介しています。
今回の記事が少しでもみなさんの掃除のやる気につながれば嬉しいです。