「キッチン泡ハイター」で洗面台の排水パイプを一気にキレイにする方法！
nishiyama
茂木流掃除講座【茂木和哉】
【完璧】パイプユニッシュで排水口から洗面ボウルや蛇口まで丸ごと洗面台掃除！
osaki
今回は洗面台の掃除をやっていきます。
洗剤はパイプユニッシュＰＲＯを使っていきます！
この記事で分かること
- 場所別の掃除方法
- パイプユニッシュが得意な汚れと苦手な汚れ
パイプユニッシュで洗面台を掃除する方法を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉（@motegikazuya）さんのYouTube動画へどうぞ！
排水口の掃除
パイプユニッシュはアルカリ塩素なので手袋をします。
以下の手順で、まずは排水口の掃除から始めていきましょう。
- パーツ類外す
- パーツ類を水ですすぐ
- パイプユニッシュをオーバーフロー管と排水口の中に入れる
- パーツ類に薄く塗りつける
- パーツ類を一旦戻す
- そのまま放置
水ですすぐだけでもだいぶキレイになりますが、パイプユニッシュを使ってさらに残った汚れを落としつつ除菌と消臭までやっていくといった形です。
放置している間に、次の掃除を進めていきましょう。
また、ゴムに塩素を使うのはあまり良くないですが、たまに洗うだけでそこまで長くつけておく必要がないので、今回はつけて少し放置していきます。
気になるようだったらゴムには使わない方がいいかもしれませんね。
洗面ボウルの掃除
次に、洗面ボウルの掃除をしていきます。
洗浄液の準備
パイプユニッシュは、もう原液では使いません。
掃除用のオケにパイプユニッシュを1ｇほど入れて、水を100g加えます。
なので、パイプユニッシュの100倍希釈ということになります。
薄い状態ですが、塩素分もしっかり含まれていますしアルカリ度もだいぶ高いです。
また、少し泡立っているということは、界面活性剤も含まれています。
ただし、界面活性剤についてはプラスアルファで加えたいので、台所用洗剤を1ｇほど加えます。
今回は「ジョイ」を加えました。
掃除を実践
ではこの洗浄液を使って、以下の手順で掃除を始めていきます。
- ホコリをティッシュで取る
- 洗浄液を「毎日とりかえキッチンスポンジ」につけて、洗う
- 一通り洗ったら、一旦水ですすぐ
洗浄液はだいたい100gぐらい作りましたが、あまりそうな感じなので50gもあれば十分だと思います。
一旦水を流すので、排水口の放置はここまでとなります。
排水する時は栓をして、水をある程度溜めるか蛇口を排水口付近まで持っていって勢いよく流すと、緩んだ汚れが流れ落ちていきやすいです。
「毎日とりかえキッチンスポンジ」は使い捨てのスポンジで、最近使い始めました。
魚焼きグリルを使って焦げついたとき、普通のキッチン用のスポンジで洗うとすぐに真っ黒になってしまうのがイヤで使い捨てのスポンジを買ったのですが、一度使ってそこまで汚れてない時は使い回しています。
また、1枚が大きいので、半分に切って掃除に活用しています。
「毎日とりかえキッチンスポンジ」はザラザラしているので、水アカや石けんカスが結構落ちている感じがします！
水栓金具の掃除
では、洗浄液をつけたスポンジで水栓金具を洗っていきます。
水栓金具については生き物汚れももちろんつきますが、水アカの方が目立ちやすいです。
一通り洗ったら、すすいでいきます。
直接流すやり方は床に水が流れ落ちるリスクがあるので、慣れていない場合はクロスで水拭きした方がいいです。
画像ぐらい洗面ボウルに水が溜まった状態にして、勢いよく流していきます。
さらに洗面ボウルをすすぎ、仕上げにマイクロファイバークロスで水気を拭き取っていきます。洗面ボウルの内側は濡れるので、面倒な場合は水拭きしなくてもいいですが、水アカをつけたくない場合は水拭きすることをおすすめします。
また、気温が暖かいと、濡れている状態は雑菌が繁殖するので衛生的にも良くないです。
ちなみに食品工場などでは、乾きが早い熱湯などを熱湯消毒もかねて、かけたりしています。
パイプユニッシュが得意な汚れと苦手な汚れ
今回作ったパイプユニッシュを薄めた洗剤の得意な汚れは、ヌメリ汚れや黒ずみ汚れ、赤カビ、黒カビなどの生き物汚れです。
逆に水アカやザラザラ石けんカスは苦手なので、硬めのスポンジを使うというやり方をしています。
水アカやザラザラ石けんカスを洗剤の働きで落としたいという場合は、クエン酸を使った掃除の仕方がおすすめです。
クエン酸を使った掃除方法はこちらの動画で紹介しています。
まとめ
今回はパイプユニッシュPROを使って洗面台の掃除をしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
パイプユニッシュPROは排水口用の洗浄剤ですが、排水口だけでなく同じような汚れがつく場所に使うことができます。
排水口とその排水口の周り、いわゆる洗面ボウルの内側は、汚れの種類は結構似ています。
もちろん、排水口の中の方がつく汚れはひどいですが、洗面ボウルの内側と外側も同じことが言えます。
ですが、そこまで汚れがひどくないので、洗浄剤を薄めて使うことができます。
ただし、水アカやザラザラ石けんカスなど落とせない汚れも当然あるので、今回は硬めのスポンジを使って落とすというやり方をしました。
また、物価高のご時世なので、できれば日々使うものは節約したいと考えている方はとても多いと思いますが、洗剤は非常に節約に繋がりやすいです。
節約術として、お徳用の大きなサイズの洗剤を使う、パイプ用をパイプ以外に使って洗剤を増やさず掃除するなどといった方法があります。
ぜひ今回の掃除を参考にしてもらえたら嬉しいです。
ABOUT ME
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。
独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン１つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。
汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
