トイレ便器の掃除にお困りの方必見!掃除のしづらい場所のお手入れ方法5選
トイレの便器はおしっこ汚れや水垢、黒カビなどの頑固な汚れが付きますが、フチ裏やノズル回りなど細かい場所まで掃除する必要があります。
そのため「汚れは気になるけど、どうやって掃除をすればいいのかわからない…!」という人も少なくないはず…!
今回はそんなトイレ便器で掃除のしづらい場所のお手入れ方法をご紹介します!
- 便器につきやすい汚れとその掃除方法
- 便器の掃除をしづらい場所のお手入れ方法
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PRとして、汚れのプロフェッショナルである茂木和哉さんが書いた書籍「茂木和哉 ラクラク掃除術」について、最後に紹介しています!
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- 勝利の法則 きれいになるのには理由がある!もっと知りたい 汚れ落としの必勝ルール
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このような本の内容になっているので、興味がある人はぜひ読んでみてくださいね♪
実際に、便器のお手入れの様子を動画で見たいという人は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画がおすすめです♪
「動画をゆっくり見る時間がない…!」という忙しい人には、こちらの記事がおすすめです!
目次から好きな場所まで飛ぶことができるので、時短になりますよ♪
便器につきやすい汚れ
まずは便器につきやすい汚れについて解説をします!
汚れの解説だけでなく、一般的な掃除方法や効果的な掃除方法についても解説しているので、気になる人は読んでみてください♪
水垢
水垢は水道水が蒸発して、含まれていたミネラル分が残って汚れになったものです。
見た目は白くカリカリとした水垢はアルカリ性です!
そのため、水垢と反対の性質を持つ酸性洗剤が効果的に掃除ができます♪
具体的な商品だと「サンポール」「茂木和哉」「クエン酸」などの商品が酸性洗剤に当たります。
ただし、水垢を長く放置すると厚くなって、酸性洗剤だけでは落とせないことも…!
その場合は「メラミンスポンジ」「超人たわしZ」などで削り落としながら、酸性洗剤を使うとより効果的に掃除ができます♪
おしっこ汚れ
トイレでは排泄をするため、おしっこ汚れが便器の中につきます。
とくに、便座の裏や便器のフチ裏にはおしっこが飛び散りやすく、尿石になってしまうことも…!
おしっこ汚れはアルカリ性の汚れなので、反対の性質を持つ酸性洗剤が効果的です♪
ちなみに、おしっこ汚れを放置して厚い尿石になった場合は、「メラミンスポンジ」や「超人たわしZ」などでこすり洗いをしながら酸性洗剤を使うとより綺麗に掃除ができます♪
ただし、便座裏などウォシュレット部分をこすり洗いをする場合は、傷がついてしまう可能性もあるので、注意が必要です…!
黒カビ
黒カビは、湿度と気温、栄養になる汚れがある場所ではすぐに生えてしまいます…!
そのため、トイレの便器の中では、水が溜まっている部分にいわゆる「サボったリング」として、黒カビが生えることが多いです。
黒カビは生き物汚れなので、殺菌作用がある塩素系洗剤が効果的♪
具体的な商品だと「カビキラー」「強力カビハイター」「キッチンハイター」などが塩素系洗剤として挙げられます。
ちなみに、塩素系洗剤はバトルタイプとスプレータイプがありますが、ボトルタイプのほうが塩素濃度が高いので、頑固な黒カビにはボトルタイプのほうがおすすめです♪
ほこり
ほこりは、髪の毛やダニの死骸、衣服の繊維、チリなどの小さなものが一緒になってできあがります。
そのため、家中どこでもほこりを見かけることが多いです…!
掃除は簡単で、お掃除ワイパーやほうきで掃除するだけ♪
掃除は簡単ですが、洗剤を使って掃除をするときには注意が必要です。
ほこりを放置したまま洗剤を使ってしまうと、汚れと洗剤の密着度が下がってしまい、掃除の効率が落ちます…!
洗剤を使った掃除のときは、しっかりとほこりを取り除いてから、洗剤での掃除をしましょう♪
便器の掃除をしづらい場所のお手入れ方法
ここからは、便器の掃除をしづらい場所のお手入れ方法について、5つご紹介します♪
今回ご紹介する掃除方法では古い歯ブラシを使いますが、あらかじめ加工しておくと、掃除のときに便利です♪
- お掃除用のマグカップに熱湯を用意する
- 歯ブラシを熱湯につけて、マグカップの底に押し付けるように力を加え「く」の字にする
- 歯ブラシのブラシ部分を斜めにカットする
ノズル回り
まずはノズル周りの掃除方法について、ご紹介します!
ノズル周りには、オシッコ汚れや水垢が付きやすいですが、メーカーでは酸性洗剤の使用を推奨していないので注意が必要です…!
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- 泡ピタ(中性洗剤)
- 古い歯ブラシ
- スプレーボトル
- 水
- 輪ゴム
- セロテープ
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- 輪ゴムに、粘着部分が残るようにセロテープを巻き付ける
- 輪ゴムをノズルの蓋にひっかけて、蓋の方にセロテープを貼る
- ノズル周りに泡ピタ(中性洗剤)を吹き付ける
- ノズル周りを古い歯ブラシで擦り洗いをする
- スプレーボトルに水を入れて、泡ピタをすすぎ落とす
ノズルの蓋
ノズルの蓋もノズル周囲と同様に酸性洗剤を使うことはできません…!
そのため、今回はヘラを使って掃除をする方法をご紹介します♪
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- ヘラ
- スプレーボトル
- 水
- トイレットペーパー
ちなみに、ヘラには「金ヘラ」「カーボンベラ」「プラスチックベラ」があります。
金ヘラが一番傷つきやすく、プラスチックベラが一番傷つきづらいので、ノズルの蓋に傷がつく不安がある場合はプラスチックベラを使うようにしましょう♪
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- ヘラでノズルに付いた汚れを削ぎ落す
- スプレーボトルに水を入れて、削ぎ落した汚れをすすぐ
- トイレットペーパーでノズルの蓋を拭く
便器とウォシュレットの隙間
便器とウォシュレットの隙間は、メーカーによっては手が入らないタイプのものもあります!
そのため、今回は自作のお掃除棒を使って掃除する方法もご紹介します♪
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- 泡ピタ(中性洗剤)
- 洗って使えるキッチンペーパー
- 割り箸
- 輪ゴム
- はさみ
- 洗って使えるキッチンペーパーを半分に切る
- 割り箸を半分に割る
- 切ったペーパーの1/2~1/3の位置に割り箸を置いて巻く
- ペーパの根元を輪ゴムできつく巻く
自作のお掃除棒を使えば、毎回そうじの跡に捨てることができるので、衛生的に掃除ができますよ♪
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- (トイレがTOTOの場合)向かって右手にあるレバーを引いて下げて、便器とウォシュレットの隙間を作る
- 洗って使えるキッチンペーパーに泡ピタ(中性洗剤)を吹き付けて、便器とウォシュレットの隙間を拭く
汚れが軽い場合は、泡ピタ(中性洗剤)を使わず、水拭きするだけでも十分キレイになります!
ちなみに、便器とウォシュレットの隙間に奥行きがあるトイレの場合は、自作お掃除棒を使うと簡単に掃除ができますよ♪
脱臭フィルター
トイレのウォシュレットについている脱臭フィルターは、目にホコリがつまりやすいです…!
ホコリが付いてしまうと、トイレに嫌なにおいがこもりやすくなってしまうので、定期的に掃除をしましょう♪
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- 泡ピタ(中性洗剤)
- スプレーボトル
- 水
- トイレットペーパー
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- トイレットペーパーで脱臭フィルターについたほこりを拭き取る
- 泡ピタ(中性洗剤)を脱臭フィルターに吹き付ける
- スプレーボトルに水を入れて、泡ピタ(中性洗剤)をすすぐ
- トイレットペーパーで脱臭フィルターについた水気を拭き取る
今回はあえて洗剤を使う方法をご紹介していますが、洗面台で脱臭フィルターを水洗いしてもキレイに汚れを落とせます♪
便座の溝
便座の溝には、オシッコ汚れが入り込みやすく、放置すると尿石になって頑固になります…!
ただし、酸性洗剤や塩素系洗剤を使うと中にある配線を傷める可能性があるので、基本的には中性洗剤を使って掃除をします!
もしも、便座の溝の掃除に酸性洗剤や塩素系洗剤を使って故障してしまった場合は、自己責任の扱いになってしまうので、注意しましょう。
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- 泡ピタ(中性洗剤)
- 古い歯ブラシ
- トイレットペーパー
- お掃除用マグカップ
- スプレーボトル
- 水
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- 泡ピタ(中性洗剤)を吹き付けて、お掃除用マグカップに洗剤を溜める
- 泡ピタ(中性洗剤)を古い歯ブラシに取る
- 便座の溝に歯ブラシを添わせるようにして擦り洗いをする
- トイレットペーパーで泡ピタ(中性洗剤)を拭き取る
- トイレットペーパーにスプレーボトルで水を吹き付ける
- 湿らせたトイレットペーパーで便座の溝を拭く
便座のゴム周りの溝
便座のゴム周りの溝には、オシッコ汚れが入り込みやすく、放置すると尿石や黄ばみの原因になります…!
ただし、酸性洗剤や塩素系洗剤を使うことはメーカーの非推奨なので、基本的には中性洗剤を使って掃除をします!
ちなみに、便座のゴムはヘラで取り外して掃除をする方法もありますが、メーカー側は推奨していないので、自己責任の扱いになってしまう点に注意が必要です。
準備するもの
- ディスポーザブル手袋
- 泡ピタ(中性洗剤)
- 古い歯ブラシ
- トイレットペーパー
- お掃除用マグカップ
- スプレーボトル
- 水
手順
- ディスポーザブル手袋をはめる
- 泡ピタ(中性洗剤)を吹き付けて、お掃除用マグカップに洗剤を溜める
- 泡ピタ(中性洗剤)を古い歯ブラシに取る
- 便座のゴム周りの溝に歯ブラシを添わせるようにして擦り洗いをする
- トイレットペーパーで泡ピタ(中性洗剤)を拭き取る
- トイレットペーパーにスプレーボトルで水を吹き付ける
- 湿らせたトイレットペーパーで便座のゴム周りの溝を拭く
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この本は、高い洗剤を使わなくても、家にある洗剤にひと手間加えて「茂木流」で、頑固な汚れも落とす方法をご紹介しています。
さらに、場所ごとに掃除方法を説明する本が多い中、「茂木和哉のラクラク掃除術」では掃除する人の性格に合わせて掃除方法をご紹介!
内容は「こまめに掃除できる方向け」「なかなか掃除できないズボラさん向け」「隠れズボラさん向け」となっています。
自分の性格に合わせた掃除方法を選べば、お掃除も楽しく習慣化できそうですよね♪- 頑固な汚れを落とす掃除方法をメインに紹介
- 高い洗剤ではなく、自宅にある洗剤で節約しながらできる掃除方法
- QRコードから掃除方法を紹介するYouTubeをすぐ見れる
このようにおすすめポイントがたくさんあるので、興味がある人はぜひ読んでみてください!
まとめ:掃除が大変な場所は「こまめな掃除」が基本!
今回はトイレの便器で特に掃除をしづらい場所のお手入れ方法をご紹介しました!
トイレの便器には「ノズル周り」「ノズルの蓋」「便器とウォシュレットの隙間」「便座の溝」「便座のゴム周りの溝」など、掃除しづらい場所が沢山あります。
掃除しづらい場所が多いだけではなく、トイレの便器にはオシッコ汚れや水垢、黒カビなどの頑固な汚れがつきやすいですよね…!
さらに、ウォシュレットやノズル部分には酸性洗剤や塩素系洗剤を使えないことになっているので、中性洗剤で掃除をすることが基本になります。
そのため、「ノズル周り」「ノズルの蓋」「便器とウォシュレットの隙間」「便座の溝」「便座のゴム周りの溝」など、掃除しづらい場所はこまめな掃除が基本になります。
皆さんも今回ご紹介したお手入れ方法を参考に、ぜひこまめな掃除を意識してみて下さいね♪