お掃除情報:裏技・豆知識

石けんで掃除ができる!?洗浄力・コスパ良しな赤箱石鹸の活用術3選

nishiyama
たくみ

こんにちは!石けん男子のたくみです。

赤箱石鹸は顔や身体を洗うだけでなく、掃除にも使えるって知ってた?

石けんで掃除……?ってびっくりするかもしれないけれど、実は石けんならではのいいところもたくさんあるし、コスパもいいんだって。

そこで今回は、家の掃除で試してみたい赤箱石鹸の活用法を3つ紹介していくよ!

薄めて拭き掃除に

まずは赤箱石鹸を、薄めて拭き掃除をしてみよう!

フローリング、テーブル、テレビ台、トイレなどなど、いろんなところの拭き掃除に使えるよ。

やり方その1

まずは石けん拭き掃除を試してみたい人向けの使い方!

洗面桶に水かお湯を入れて、ギリギリ泡立つくらいに赤箱石鹸を溶かしてみよう。

あとはいつも通り、クロスで拭き掃除をしてね!

やり方その2

つぎは赤箱石鹸でたくさん掃除をしたい人向けの使い方!

赤箱石鹸をおろし金でガリガリ削って、粉石けんにしよう。

掃除に使う分のお湯を用意して、ギリギリ泡立つくらいの量の赤箱石鹸を混ぜてね。

1つまるごと粉石けんにしてタッパーで保管しておくと、掃除したいときにすぐ使えてラクだよ。

ただしこのやり方はお湯限定!水だと上手く泡立ってくれないんだよね。

石けん掃除のいいところ

石けんのいいところは、なんといっても拭きあがりのサラサラ感。合成洗剤みたいにヌルヌルが気にならないんだよね。

万が一拭き残しがあっても、石けんは手や足からでてくる皮脂で中和されるから安心!

小さい子どもがいる家や、ペットを飼っている家だったら、安全性も重視したいよね。

それと石けんのいいところは、コスパのよさ!

一度の掃除で使う量はかなり少ないから、節約したい人にもおすすめだよ。

アルカリ度を高くしてキッチン掃除に

つぎは赤箱石鹸でキッチンの掃除をしてみよう!

時間が経ってかたくなった油汚れはガンコだから、石けんをアレンジした「石けんアルカリ水」を作ってみよう。

まずはその作り方から話していくね。

石けんアルカリ水の作り方

用意するのは、赤箱石鹸、アルカリ電解水、鍋、そして炭酸ペットボトルの4つ。

まずは鍋にアルカリ電解水を50ml入れて、60度くらいになるまで温めよう。

おろし金で削っておいた粉石けんを1つまみ入れて、粉石けんが溶けるまでかき混ぜながら加熱してね。

石けんが溶けたら、ペットボトルに移し替える!熱くなっているからヤケドには気を付けてね。

ペットボトルのキャップを閉めてシャカシャカ振って、中の石けんアルカリ水が泡々になったらOK!

掃除のやり方

掃除をするときは、ペットボトルを横から押して泡を出そう。

泡を手のひらに出して、掃除したいところに塗りつけていくとラクチンだよ!

泡々にしてあるから、キッチンの壁のように縦になっているところにも、しっかり貼りついてくれるんだよね。

掃除したいところに、どんどん塗りつけていこう!

少し時間をおいたら、ふき取っておしまい!

ひどい油汚れのときは長めに放置したり、スポンジでこすり洗いをしてみてね。

キッチン掃除のポイント

この掃除法のポイントは、アルカリ、熱、界面活性剤の3つの働きを使っていること。

石けんにはもともと界面活性作用があるけれど、アルカリ電解水を混ぜることで高いアルカリ性になって、さらに鍋で加熱することで熱のはたらきも加わるんだ。

アルカリ、熱、界面活性剤の3つの働きが合わさって、かたくガンコになった油汚れもすっきり落としてくれるよ!

ちなみに、石けんと混ぜるのはセスキ水や重曹水でもOK!

アルカリ電解水ほどではないけれど、石けんだけで使うよりも油汚れへの洗浄力がアップするよ。

もし持っていたら、試してみてね。

メリットたくさん!お風呂掃除に

つぎは、赤箱石鹸でお風呂掃除をしてみよう。

身体を洗うのに赤箱石鹸を使っているという人は多いと思うけれど、そのままお風呂掃除に使えたらいろいろ便利だよね~!

掃除のやり方

用意するのは、赤箱石鹸、洗面桶、泡立て用のタオル、そしていつもの掃除用ブラシの4つ。

洗面桶にお湯を入れたら、泡立て用のタオルを濡らして、石けんを含ませて泡立てよう。

洗面桶いっぱいに石けんの泡ができたら、ブラシやスポンジを使ってこすり洗いをしてね。

汚れがガンコそうなときは、泡々の洗面桶にアルカリ電解水をプッシュ!

5回から10回くらいアルカリ電解水をプッシュして入れれば、洗浄液のアルカリ度が高くなって汚れが落ちやすくなるよ。

お風呂掃除を石けんでやるメリット

赤箱石鹸でお風呂掃除をするメリットは大きくわけて4つ。

1つ目は石けんだから身体についても安心なこと。

普通のバスクリーナーがうっかり身体に付いちゃうと、なんか不安になるよね。

でも石けんはもともと身体を洗うものだから、付いても全然心配なし!

2つ目はお風呂に入りながら掃除ができること。

裸のまま掃除ができるから、なかなかお風呂掃除の時間が作れない人にはぴったりかも。

しかもお風呂があたたかいうちに掃除をすれば、汚れが落ちやすいんだって!

3つ目は汚れ落ちがいいこと。

実は赤箱石鹸の泡のpHは、セスキ炭酸ソーダと同じくらい。

身体の皮脂を落とすくらいだし、かなり洗浄力が高いんだって!

4つ目は節水になること。

赤箱石鹸は泡切れが早いから、シャワーですすぐとすぐに流れていくよ。

節水になるし、ササッと掃除を済ませたい人にもぴったりだね!

ただし石けん掃除は、石けんカスがつかないよう、最後のすすぎは泡がなくなるまで丁寧にやってね。

赤箱石鹸で身体を洗っている人はもちろん、使い切れない石けんが残っている人にも、石けんを使ったお風呂掃除はおすすめだよ~!

洗面台にも赤箱石鹸!

洗面台で手を洗うときに赤箱石鹸を使っているなら、まずは洗面台掃除に使ってもいいね。

外から帰ってきて手を洗ったり、洗面台も泥の付いた服を洗ったり……と意外と汚れてるし、洗浄力バツグンの赤箱石鹸を試してみてね!

まとめ

ということで今回は、赤箱石鹸を掃除に使う方法を3つ紹介していきました!

ちなみに今回紹介した使い方は、赤箱石鹸だけでなく普通の固形石けんでも同じように使えるよ。

家にある石けんで、一度試してみてね!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。

またお会いしましょう~!

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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