【悩み解決】トイレの便座裏の黄ばみ落としにオススメな洗剤3選!
皆さんの中でトイレの便座裏の黄ばみ汚れを落とせずにお困りの方はいませんでしょうか。
便座裏は尿が跳ねてしまい、特に黄ばみ汚れができやすい部分ですが、この黄ばみは非常にガンコです。
便座裏の黄ばみを落とそうとしても、中々落ちませんよね。
そこで今回は、トイレの便座裏の黄ばみ汚れを落とす方法や、最適洗剤などを紹介していきます。
- 便座裏の黄ばみ汚れの原因
- 便座裏の黄ばみの落とし方
- おすすめの最適洗剤3選や使い方
トイレの便座裏の黄ばみ汚れを落とす方法や、最適洗剤などの紹介を動画で見たい場合は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画へどうぞ!
便座裏の黄ばみ汚れの原因
便座裏に黄ばみがつく原因は、尿石ではなく、黄ばんだ尿の色移りです。
トイレの黄ばみ汚れというと尿石汚れを思い浮かべる人も多いと思いますが、尿石が原因の黄ばみ汚れと、そうではない黄ばみ汚れがあります。
便器のふち裏や水たまりなど便器の中に付く黄ばみ汚れは、ほぼ尿石が原因で間違いありません。
尿が時間が経って黄ばんだという汚れもついたりはしますが、便器の内側に付く分はガンコではないのです。
ただ、便座裏につくと黄ばんだ尿汚れがプラスチック素材に色移りしてしまいます。
少し黄ばんだくらいなら拭けば取れますが、ほったらかしていると尿の黄ばみ汚れが濃くなり、濃い色ほど色移りします。
トイレの黄ばみ汚れ=尿石と思う人は多いため、黄ばみ汚れがあった時に「トイレのルック」や「サンポール」のような尿石落としの洗浄剤を使う人も多いのでしょうか。
尿石も黄色ですが、残念ながらこれらの酸性タイプの洗浄剤では尿の黄色の色移りは取れません。
便座裏の黄ばみの落とし方
便座裏の黄ばみを落としたい時は、塩素系一択です。
塩素系洗浄剤か塩素系漂白剤といった塩素系を使うと落とせます。
ただし色移りしている状態なので黄ばみ汚れは非常にガンコです。
塩素系を付けて拭いただけでは落とせない場合もあります。
重要なのは、塩素系の洗浄剤や漂白剤をつけたらしばらく放置しておく必要があるということです。
しかし、泡で出るタイプやボトル入りの液がシャバシャバしているものの場合、マグカップなどの容器に入れてブラシなどで液を便座裏に塗りつけてペーパー湿布するという面倒で作業も大変な方法になってしまいます。
塩素系なので独特の臭いもあります…
そもそも便座裏に塩素系を使うのはNGとなっているため、色々リスクを伴います。
ですが、できればラクに掃除したいですよね。
そこで、便座裏に塗り付けても密着して液が落ちてこない、とろみのあるジェルタイプの塩素系洗剤を紹介していきます。
おすすめの最適洗剤3選
おすすめ①「ゴムパッキン用カビキラー」
1つ目の最適洗剤は、「ゴムパッキン用カビキラー」です。
本来、お風呂の黒カビ落としを用途としており、塩素系でジェルタイプなのでとても使いやすいです。
後ほど紹介しますが、掃除用の小皿などに出して、歯ブラシなどで汚れに塗りながら掃除していきます。
おすすめ②「パイプユニッシュプロ」
2つ目の最適洗剤は「パイプユニッシュプロ」です。
「パイプユニッシュプロ」ではなくても、「濃効パイプマン」や「パイプハイター」など、とろみのあるパイプ洗浄剤であれば問題ありません!
「トイレハイター」や「超強力トイレクリーナー」「ドメスト」があれば、まさにトイレ用であり同じようなとろみのある塩素剤なので用途通りに使えます。
ただ、「トイレ用塩素系洗剤を持っていないけれどパイプ用ならある」という場合は、わざわざトイレ用を買わなくてもパイプ用でも同様にできるということを伝えたかったので「パイプユニッシュプロ」を取り上げました。
使い方は「ゴムパッキン用カビキラー」と同様ですが、「パイプユニッシュプロ」の方が伸びやすく塗りやすいです。
おすすめ③「茂木和哉カビとりジェルスプレー」
3つ目の最適洗剤は、「茂木和哉カビとりジェルスプレー」です。
「茂木和哉カビとりジェルスプレー」は、小皿に出したりせず、直接吹きかけても良いです。
きちんと振ってから使えば、しっかり張り付くジェルが飛び出します。
もちろん、「ゴムパッキン用カビキラー」や「パイプユニッシュプロ」のように、小皿に出して使う方法も可能です。
おすすめ洗剤の使い方
掃除方法
それでは、最適洗剤を使い、黄ばみを掃除していきましょう。
黄ばみ汚れは、トイレットペーパーに洗剤を出して拭くだけ、もしくは洗剤を塗り付けてすぐ拭くだけで落ちる場合もあります。
これで落ちないガンコな黄ばみ汚れの場合は、洗剤を塗り付けて放置していきます。
掃除方法は、次の通りです。
- 掃除用の小皿に洗剤を出す
- 歯ブラシの首をくの字に曲げて毛先を短くカットし、さらに斜めにカットしたものを用意
- 歯ブラシを使い、黄ばみに塗っていく
- 5分前後放置
- 2回ほど、十分水拭きしたら終了
黄ばみが取れたらしっかり十分すぎるほど水拭きしましょう!
水拭きは、スプレーボトルに水道水を入れて直接かけて拭くか、トイレットペーパーに吹きかけて拭きましょう。
また、塩素剤をかけた場所より広めに水拭きしたほうが良いです。
便座の溝は、ただ拭くだけではなく爪を入れ込むような形でしっかり拭きます。
直接便座裏に洗剤を塗り付けて掃除する方法も良いですが、今回の方法なら洗剤を薄くもれなく塗り伸ばすことができるため、塗り忘れもなく、量も節約できます。
また、ジェルタイプとはいえ、「ゴムパッキン用カビキラー」の形状は直接かけるとたくさん出てきてしまい、液が落ちてしまう事もあります。
落ちた先に塩素系が触れてはいけない素材があると大変なので、小皿にとって塗っていくのがおすすめです。
黄ばみが落ちない場合
塩素系を使ってはいけない所なので、出来る限り放置せずに落としたいのですが、ガンコな黄ばみ汚れほど長めに放置する必要があります。
洗剤を付けたら5分前後放置してふき取るというやり方が基本的な方法ですが、それでも落ちない場合はさらに追加で2~3分放置しましょう。
手間に感じるかもしれないが故障や変色のリスクがあるので、こまめに時間を置きましょう。
今回の掃除の注意点
繰り返しになりますが、2つの理由から便座裏に塩素系はNGになっています。
1つはプラスチック素材が変色してしまうリスクがあるためです。
しかし、「ゴムパッキン用カビキラー」の容器にもプラスチック素材が使われているのですが傷んでいないため、リスクはかなり低いです。
とはいえ、プラスチックには色々な種類があり、あまりにも長く浸けておくと変色してしまう事もあるので注意しましょう。
もう1つの理由は、便座の内側と外側にある隙間に塩素剤が触れて中に入っていくと、中の配線やパーツが塩素で壊れるリスクが高いということです。
塩素剤は塩素ガスも出るため、故障のリスクが少なからずあります。
ただし、便座裏の黄ばみを「トイレマジックリン」や「泡ピタ」、「まめピカ」のような中性洗剤で落とすことは出来ないため、塩素系が必要なのです。
まとめ
今回は便座裏の黄ばみ落としに有効な最適洗剤を3つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
紹介した最適洗剤に共通することは、ジェルタイプの塩素系であるということです。
「トイレハイター」や「超強力トイレクリーナー」、「ドメスト」などのトイレ用があれば、同様に使えるのでそちらをお持ちの場合は今回の洗剤を用意する必要はありません。
また、今回の洗剤はトイレ用ではないため用途外であり、便座裏に塩素系はNGです。
くれぐれも変色や故障がないように注意しながら自己責任の元使ってもらう形になりますが、効果は絶大です。
多少のリスクがあっても何とか落としたい場合はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
また、いつも掃除方法を動画で紹介している茂木和哉さんの2冊目の書籍「茂木和哉のラクラク掃除術」が2022年8月31日に発売されました!
こまめに掃除ができる人、あまり掃除ができないずぼらさん、隠れずぼらさん向けと、3つのタイプ別に掃除術を紹介しているのが特徴です。
特に水回りの掃除方法を汚れや場所別に細かく紹介しています。
節約につながる掃除方法がメインとなっており、身近な洗剤を駆使して効果的に掃除に活用しています。
茂木和哉さんならではのやり方として、クエン酸を薄めてさらに台所用洗剤を入れるなど自作洗剤を作って掃除するという方法などです。
ご興味のある方はぜひ読んでみてください。