掃除

頑固な水垢もキレイになる!クエン酸で水垢を落とす10のポイント

anko

浴室の汚れの代表格と言えば、白くカリカリとした水垢ですよね…!

のぞみ

今回はお風呂場のカラン部分に付いた水垢を例に「クエン酸で頑固な水垢を落とすポイント」を10個ご紹介します!

この記事でわかること
  • お風呂場でよく見かける汚れと掃除方法
  • クエン酸で頑固な水垢を落とすポイント

クエン酸で頑固な水垢を落とすポイントを踏まえながら掃除する様子を実演で見たい人は、こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動画がおすすめです!

クエン酸で頑固な水垢を落とすポイントを簡潔に知りたい人は、こちらの記事がおすすめです!

目次から読みたい場所まで簡単に飛ぶことができますよ♪

お風呂場でよく見かける汚れ

まずは、水垢を始めとした「お風呂場でよく見かける汚れ」について解説します!

のぞみ

汚れの種類だけでなく、一般的な掃除方法と効果的な洗剤についても触れているので、参考にしてみて下さいね♪

石けんカス

石けんカスには、皮脂と反応してできた酸化石けんと、水道水のミネラル分と反応してできた金属石けんがあります。

いずれも水には溶けづらい汚れなので、頑固な汚れになりやすいです。

酸化石けんは比較的やわらかいので、ブラシなどでこすり洗いをすると落とすことができます。

一方で、金属石けんはアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤で効果的に落とすことができますよ♪

のぞみ

具体的には「サンポール」「クエン酸」「茂木和哉」などが効果的に石けんカスを落としてくれますよ♪

水垢

水垢は、水道水の水分が蒸発して、水に含まれていたミネラル分だけが残ってできた汚れです。

水垢は石けんカスと同様に水に溶けづらい汚れなので、頑固な汚れになりやすいです…!

水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤で綺麗に落とせることが多いですが、長く放置した厚みのある水垢は擦り洗いをする必要があります。

のぞみ

具体的な酸性洗剤としては「サンポール」「クエン酸」「茂木和哉」などが効果的ですよ♪

カビ汚れ

黒カビ・赤カビは栄養になる汚れと湿気があれば、どこでも発生してしまいます。

とくに、お風呂場では栄養になる皮脂汚れと湿気が豊富にあるので、黒カビ・赤カビは頻繁に発生してしまいます。

黒カビ・赤カビは生き物汚れなので、殺菌作用がある塩素系洗剤が効果的♪

ちなみに、黒カビの場合はゴムなどに根を張ってしまうと、特に頑固になってしまい、ペーパー湿布をする必要性もでてきます…!

のぞみ

具体的な塩素系洗剤としては「カビキラー」「キッチンハイター」「強力カビハイター」などが挙げられます!

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皮脂汚れ

肌から分泌される皮脂が床や壁などに付くと、皮脂汚れとなります。

とくにお風呂場では体や顔、髪を洗うので、皮脂汚れは付きやすいと言えます。

皮脂汚れは、黒カビ・赤カビの原因になりやすく、皮脂を餌に雑菌も繁殖するので、早めに掃除しておきたい汚れのひとつ。

さらに、皮脂汚れは他の汚れの上に覆い被さってバリアのような役割を果たしてしまうこともあります。

皮脂汚れは酸性寄りの汚れなので、アルカリ性の洗剤が効果的です♪

また、油分を多く含む汚れなので界面活性剤を含む洗剤でも効果的に落とすことができますよ♪

のぞみ

具体的なアルカリ性の洗剤には「カビキラー」「セスキ炭酸ソーダ」「キッチンハイター」などがあります。

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実践:クエン酸でカランの頑固な水垢を落とす方法

まずは、クエン酸でカランの頑固な水垢を落とす掃除方法の手順をご紹介します!

のぞみ

その後、手順に沿って掃除のポイントを10個解説しますね♪

準備するもの

  • ディスポーザブル手袋
  • クエン酸
  • お掃除用マグカップ
  • 洗って使えるキッチンペーパー
  • 超人たわしZ
  • 割り箸
  • 輪ゴム
  • マイクロファイバークロス
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のぞみ

熱湯で作ったクエン酸希釈液を使うので、厚くないように自作のスポンジブラシを使います!

自作スポンジブラシの完成品
自作ブラシの作り方
  1. 割り箸の太さよりも少し広い幅で「超人たわしZ」をカットする
  2. 「超人たわしZ」の1/2のところに割り箸を置いて、「超人たわしZ」を折り返す
  3. 「超人たわしZ」の根元を輪ゴムで結ぶ

そうじ手順

  1. ディスポーザブル手袋をはめる
  2. バスクリーナーでカランに付いた汚れをあらかじめ掃除しておく
  3. バスクリーナーで掃除した後、マイクロファイバークロスで水気をしっかりと拭く
  4. クエン酸の40倍希釈液を作る(クエン酸3gをマグカップに入れて120gになるまで熱湯を加える)
  5. クエン酸の希釈液に、食器用洗剤を少量加える
  6. 自作のブラシでカランの汚れをしっかり擦る
  7. クエン酸の希釈液でペーパー湿布をする
  8. 30~1時間放置する
  9. 放置後にもう一度、擦り洗いをする
  10. クエン酸の希釈液をすすいで、マイクロファイバークロスでしっかりと水気を拭きとる

バスクリーナーで汚れをあらかじめ掃除しておく

お風呂のカランに付く汚れには、皮脂よごれ・水垢・石けんカスなどがあります。

この中の皮脂汚れは、水垢・石けんカスの上に覆い被さり、バリアのような役割を果たしてしまいます…!

皮脂汚れは酸性寄りの汚れなので、クエン酸では落とすことができないので、バスクリーナーであらかじめ落としておくと、クエン酸の洗浄力を高めることができます♪

水気をしっかりと拭く

バスクリーナーで皮脂汚れを掃除した後は、水ですすぎますが、その際にカランに付いた水分はマイクロファイバークロスでしっかり拭いてください。

水分が残っていた場合、カランを掃除した時点でクエン酸濃度が薄まってしまい、洗浄効果が下がってしまいます…!

クエン酸を適切な濃度で使うためにも、水気をしっかり拭いていくというのは重要な工程です。

40倍希釈液を作る

クエン酸の濃度は薄すぎても濃すぎても、高い洗浄力を期待できません。

お風呂場のカランについた水垢であれば、40倍希釈のクエン酸で十分!

40倍希釈のクエン酸は「クエン酸3gを入れてから、120gまでお湯を注ぐ」ことで作れます♪

熱湯でクエン酸を溶かす

掃除のプロフェッショナルである茂木和哉さんの経験則から、熱湯で希釈液を作った方が汚れが落ちやすいようです!

おそらく、バスクリーナーで落としきれなかった皮脂汚れが熱湯の熱で柔らかくなり、他の汚れと一緒に落としやすくなっていると思われます♪

食器用洗剤を加える

食器用洗剤には界面活性剤が含まれます。

界面活性剤は水と油の仲立ちをする成分なので、お風呂場のカランの汚れでは皮脂汚れに効果的!

皮脂汚れはあらかじめバスクリーナーで落としていますが、落としきれていない皮脂汚れを落としながら掃除ができるので、クエン酸の浸透効果を高めることができます♪

しっかり擦る・固めのスポンジを使う

7・8個目のポイントは固めのスポンジでしっかり擦るということです!

水垢は長い間放置すると厚い層になって、頑固な汚れとなります。

すると、上の方の水垢にはクエン酸が浸透しますが、下の方にある水垢にはクエン酸が届きません。

そうなると水垢が完全に落とせないので、固いスポンジで擦り洗いを入れて上の方の水垢を研磨する必要があります。

上の方の水垢が削り落とされると、下の方の水垢までクエン酸が届くので、結果としてキレイに水垢を掃除できます♪

ペーパー湿布をする

クエン酸の希釈液を水垢に付けただけでは、希釈液が滴ってしまって、上手く漬け置きをできません。

そのため、ペーパー湿布をして漬け置き時間を長くする必要があります!

ペーパー湿布のやり方
  1. お掃除用マグカップにクエン酸の希釈液を作る
  2. 自作ブラシで、水垢にクエン酸の希釈液をつける
  3. クエン酸の希釈液を付けた後、すぐにペーパーを被せる
  4. ペーパーの上から空気を抜くように、自作ブラシでクエン酸の希釈液をつける

30~1時間放置する

汚れの程度によりますが、クエン酸の希釈液を付けた後、ある程度放置する必要があります!

汚れの程度が軽ければ10分程度でいいですし、汚れが頑固であれば数時間放置する必要があります…!

放置後に擦り洗いをする

クエン酸の希釈液を長時間放置すれば、水垢はかなり取れますが、落としきれない水垢もあります…!

そうはいっても、それまでクエン酸の希釈液に漬け置きしているので、水垢自体はかなり柔らかくなっているはずです。

固いブラシで擦り洗いをすることで、残っていた水垢も落としきれるはずです♪

ビフォーアフター

掃除をする前のカラン
掃除した後のカラン
のぞみ

水垢で白くなっていたカランが、すっかり綺麗になってピカピカになっていますね!

まとめ:ポイントを押さえれば、クエン酸でも頑固な水垢を落とすことができる!

今回は、クエン酸で水垢を綺麗に掃除するためのポイントを10個ご紹介しました!

写真でもあった通り10個のポイントを押さえれば、比較的、洗浄力が弱いクエン酸でもキレイに水垢を落とせることが分かりましたね♪

最後にクエン酸で水垢を落とすときのポイントをまとめるので、皆さんもぜひ今回ご紹介した掃除方法を試してみてください!

クエン酸で水垢を落とすときのポイント
  1. バスクリーナーで汚れをあらかじめ掃除しておく
  2. 水気をしっかりと拭く
  3. 40倍希釈液を作る
  4. 熱湯でクエン酸を溶かす
  5. 食器用洗剤を加える
  6. しっかり擦る
  7. 固めのスポンジを使う
  8. ペーパー湿布をする
  9. 30~1時間放置する
  10. 放置後に擦り洗いをする
ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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