掃除

キッチンのシロッコファン掃除で大活躍!ヘラ&洗剤&隙間ブラシの作り方

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

キッチンのレンジフードの中にあるシロッコファン。

油汚れがたまりやすいのに、ヒダが多いのでお掃除が結構大変ですよね。

今回は面倒なシロッコファン掃除をもっとラクにする!洗剤やアイテムの作り方をご紹介してきます。

ちなみに今回参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す!

はじめに

まず、今回お掃除をするレンジフードのシロッコファンはこちらです。

前回お掃除をしたのは、だいたい半年くらい前だったかと思います。

半年ぶりのお掃除ですのでそこまで汚れはひどくないかとは思いますが……どんな風にお掃除をしていくかは、汚れ具合をみてから決めていきましょう。

ちなみに、レンジフードの外側についている整流板や、中のフィルターはこのあいだ洗ったばかりです。

整流板やフィルターのお掃除方法について気になる方は、こちらの動画をチェックしてみてくださいね!

お掃除前の汚れ具合をチェック

それではお掃除を始める前に、いまの汚れ具合をチェックしておきましょう。

いつもは1年に1回くらいの頻度でお掃除をしているので、今回はわりとキレイなんじゃないかな?と思います。

まずはシロッコファンを外した状態の、レンジフードの内部です。

カメラを近づけてみると……どうでしょうか?目立った汚れはありませんね。

端っこの方を見ると、少し汚れがあります。

もしかしたら前回のお掃除でも落としきれなかった汚れかもしれませんね。

そこまで目立った汚れはなかったのでレンジフードの内部は拭き掃除をするくらいで大丈夫そうです。

もしも固まった油汚れがこびりついている状態だったら、ヘラで汚れをこすり落とし、洗剤をつけて洗っていきます。

それではシロッコファンの方も見ていきましょう。

まずは外側です。こちらは汚れはあまり付きませんよね。

汚れが一番つきやすいのが、シロッコファンの内側。

しかもヒダには油汚れがついてしまいやすいんですよね。

今回お掃除をするシロッコファンも、そこまでひどくはないのですが黄色っぽい油汚れが付いているのが分かります。

シロッコファンと一緒についているパーツです。

パーツの端っこには油汚れが溜まっていますね。

黄色い汚れは、油汚れが固まったものですね。

硬くなっているのでヘラでこすればある程度は落とせるかと思います。

というような汚れ具合でした!

なので今回は、ヘラで先に汚れを落とし、そのあと洗剤につけて洗うというやり方で行きましょう。

ペットボトルで油汚れ落とし棒をつくる

まずはシロッコファンのヒダに溜まっている油汚れをおとすためのヘラを作っていきます。

使う材料は、割りばしとペットボトル、そしてセロハンテープです。

あとはペットボトルを切るためのハサミも準備しておいてくださいね。

まずは割りばしを2つに割ります。今回は自作のヘラを2セット作っていきますね。

そして割りばしの先端につけるヘラの部分を作ります。

ヘラはペットボトルから作っていきますね!

ペットボトルであればなんでも構わないのですが、こそげ落とすのでたいらになっている部分を使います。

なのでつるっとしている炭酸飲料のペットボトルを用意すると良いと思います♪

ペットボトルをハサミでカットします。

意外とペットボトルはかたいので、普通のハサミよりもキッチンばさみのほうが丈夫でいいかもしれませんね。

今回は割りばしの先につけて使うので、結構ちいさめにカットしていきます。

だいたい幅は5ミリくらいでしょうか。切り口は曲がらないようまっすぐにしてくださいね。

ペットボトルを幅5ミリくらいにカットしたら、半円にしてセロハンテープでペットボトルにくっ付けます。

割りばしよりもペットボトルが大きいと外れやすくなるので、かなり細めにカットしたほうがよさそうです。

ぐるぐるとセロハンテープを巻いて固定できたらこれで、シロッコファン用の汚れこそげ落とし棒の完成です!

割りばしは2本あるので、同じものをもう一本作っておきますね。

ここからはおまけの情報です!

今回お掃除をする場所にはそこまでガンコそうな油汚れはないのですが、もしもガンコな油汚れがあればペットボトルでこそげ落とすのをおすすめします。

たとえばペットボトルの口のほうは、持ちやすくて力が入りやすいですね。

またペットボトルの底でも、角度をつけてカットしてあげれば硬い汚れもこそげ落としやすくなります。

ぜひやりやすい角度を見つけてみてください!

汚れがよくおちる洗剤を作る

つぎは洗剤づくりをしていきます。

用意するのは、まず洗剤をいれる容器です。

あとでスプレーボトルに移し替えるので、注ぎ口がついているビーカーを用意してきました。

ビーカーには食器用洗剤が10グラム入っています。

食器用洗剤はいま使われているもので基本的に問題ないのですが、できれば中性のものを選んでください!

シロッコファンやレンジフードの内部には、アルミの素材が使われていることがあります。

アルミはアルカリに弱く、たまに変色したり傷んでしまうことがあるんですよね。

食器洗い用の洗剤ですから、そこまで刺激が強いものではないのですが……素材にできるだけ優しくお掃除をするなら、中性のものをえらんだほうが安心です。

食器用洗剤で中性のものといえば、「チャーミーマジカ」や「キュキュット」、「ジョイ」があります。

「キュキュットクリア除菌」は弱酸性ですし、「ジョイ」はリニューアル前は弱アルカリでした。

そこまで気にしなくてもいい気もしますが、洗剤の裏面をみて、液性をチェックしておくといいですね!

それでは食器用洗剤を、お湯で薄めていきます。

量がわかりやすいように、キッチンスケールにビーカーを載せてメモリを0に合わせます。

そしてケトルで沸かしておいたお湯を190グラム注ぎます。

洗剤を薄めるときにお湯を使うのは、油汚れが良く落ちるようにするためです!

素材が傷まないように中性の洗剤を使っているので、アルカリ性の洗剤よりも洗浄力が落ちてしまいます。

油汚れは熱の力でも落ちるので、そのぶんの洗浄力を補うために水ではなく熱いお湯を使いました!

これで合計200グラムになりました。

軽く混ぜたら、これで洗剤の完成です!

使いやすいように、ビーカーから空のスプレーボトルに移し替えます。

このときもやけどをしないように注意してください!お持ちであれば、厚手のゴム手袋をしてもいいですね。

シロッコファンをヘラで掃除

それではさきほど割りばしとペットボトルからつくったヘラを使って、シロッコファンのお掃除をしてみましょう!

シロッコファンのフチに付いている油汚れを、カリカリとこすっていきます。

見えますでしょうか?早速ヘラの先に茶色い汚れがついてきました。

シロッコファンにそんなにたくさんの汚れはついていない気がしたのですが、こすってみると意外と付いていましたね。

いまは汚れが乾いているので、カリカリとこすって落とすことができています。

水にぬれたり、べったりしている状態だと上手くこそげ落とすことはできませんね。

少しこすっていると、もうこんなに汚れてきました!

ティッシュペーパーでヘラについた汚れを取りながら、引き続きこすっていきますよ~!

シロッコファンのヒダをぐるっと一周こすったところ、ティッシュペーパーはこんなに汚れてしまいました。

まだまだ取れる気もしますが……ある程度落ちたので次の工程に行きましょう。

古歯ブラシを掃除に使いやすくする裏技

まだシロッコファンのヒダの奥には、油汚れが残っています。

つぎは古歯ブラシを使っていこうと思うのですが……一度にあれこれやってしまうと大変なので、今回は古歯ブラシを加工するところまでやっていきますね。

古歯ブラシの加工法は、今回のお掃除にかぎらずいろんな場所のお掃除に使える裏技なのでぜひ覚えておいてください!

まずはお掃除用のマグカップに、ケトルで沸かしておいた熱湯を入れます。

そして歯ブラシの頭のほうを、マグカップの中に入れておきます。

しばらくすると歯ブラシが柔らかくなるので、ぐぐっと押し込んで首のあたりを曲げていきます。

このとき、マグカップが動かないようにしっかり反対の手で押さえておきましょう!

だいたいこのくらいの角度になったらOKです!

まっすぐのままお掃除に使うよりも、少し角度をつけておいた方が手が当たりにくくて使いやすいんですよ~♪

それに熱湯を使うことで、毛先の消毒にもなりますしね!

柔らかいタイプの歯ブラシだと、せっかく曲げた首が戻ってきてしまうかもしれません。

そのときは角度を決めたあと水道水で冷やしておくと良いですね。

このように捨てる歯ブラシをお掃除用ブラシにすれば、節約になります。

専用の隙間ブラシよりもずっとコスパがいいですしね~!

今回のようにシロッコファンのお掃除をするときはもちろん、他の場所のお掃除にも使えるアイテムですので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はキッチンのレンジフードの中にあるシロッコファン掃除で使える、洗剤やアイテムづくりの方法をご紹介していきました。

お掃除がしにくい場所ですが、アイテムに工夫をすればかなりお掃除が楽になるんです。

実際のお掃除の様子は、また次回お伝えしていきますので楽しみにしていてくださいね!

また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。

こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!

さらに自分にあったお掃除法を見つけたいという方は、「汚れ落とし研究家 茂木和哉のラクラク掃除術」を読んでみてくださいね。

茂木さんがお掃除ノウハウを、わかりやすくまとめてくれていますよ~!

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それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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