洗剤講座

【食器用洗剤】キュキュット派?ジョイ派?それぞれの違いと使っている人の声をまとめました!

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

このあいだ一人暮らしをしている弟のたくみに「キュキュットとジョイってどっちがいい洗剤なの?」と聞かれました。

わたしはなんとなく選んでいたのですが……どっちの方が人気なのでしょう?

そこで今回はキュキュットとジョイの特徴、そして実際に使っている方の声をご紹介していきますよ〜!

食器用洗剤選びのポイント

みなさんは食器用洗剤を選ぶときは、どんなことを重視していますか?

「汚れが良く落ちる」と「手肌に優しい」はどっちもあってほしい!というのが理想ですが……実はこの2つを同時に叶えるのって難しいんですよね。

お皿についている油汚れをよく落としてくれるということは、手肌の皮脂も落とすということ。

洗浄力が強い洗剤ほど、肌荒れもしやすいんです……!

なので食器用洗剤を選ぶときは、洗浄力と手肌への優しさ、どちらを取るかが大切なんですよ。

そのことを知ったうえで、キュキュットとジョイ、それぞれの違いを見ていきましょう!

界面活性剤の種類

食器用洗剤選びのポイント、1つ目は界面活性剤の種類です。

キュキュットはジョイよりも洗浄力はマイルドで、お肌に優しい界面活性剤が配合されています。

それに対してジョイには洗浄力が高く、お肌への刺激が高めの界面活性剤が配合されています。

なのでお肌が弱い方はキュキュット、洗浄力重視の方はジョイ、と選ぶとよさそうですね!

液性

つぎに見るのは液性です。

普通のキュキュットとジョイは中性、キュキュットクリア除菌は弱酸性となっています。

ジョイは少し前まで弱アルカリ性だったのですが、リニューアルされて中性になりました!

一般的にアルカリ寄りだと油汚れをよく落とし、酸性寄りだと除菌効果が高くなるとされています。

弱酸性と聞くとお肌に優しいイメージがありますが……わたしはそうとは言い切れないんじゃないかな?と思っています。

たしかにアルカリ寄りだと手肌の皮脂も奪ってしまうので、お肌には優しくありませんね。

でも酸の除菌効果も、お肌の刺激になることがあります。

なので個人的には手肌への優しさを求めるのなら、中性を選んだ方がいいかなと思います!

界面活性剤の濃度

食器用洗剤選びのポイント、最後は界面活性剤の濃度です。

成分表示を見ると、普通のキュキュットでは界面活性剤の濃度が37%、キュキュットクリア除菌は34%、ジョイはどのシリーズも32%となっています。

界面活性剤の濃度は、お皿洗いをしているときの泡のスタミナに影響してきます。

濃ければお皿洗いの途中で洗剤を付け足さなくてもいいってことですね。

わずかな差ですが、洗剤の減り具合にも影響してきそうです!

キュキュット・ジョイを選ぶ理由

キュキュットとジョイ、どっちが気になってきましたか?

次は茂木和哉さんのYouTubeのコメント欄を参考に、実際に使っている人の声を聞いてみましょう~!

キュキュット派

十分汚れが落ちる

キュキュット派1つ目の声は「お弁当箱を洗わなくなり、ジョイからキュキュットに切り替えた」という声です。

たしかにキュキュットの洗浄力はジョイに劣ってしまいますが、そこまで汚れがひどいものがないのであれば十分ですよね。

洗い物の汚れの付き具合や、量によってもぴったりの洗剤は変わってきそうです!

ヌルヌルしない

キュキュット派、次は「使っているときにヌルヌルしない」という声です。

洗剤って液性がアルカリ寄りだと、どうしてもヌルヌルしてしまうんですよね。

リニューアル前のジョイは弱アルカリ性だったので、使っているときに滑ってしまうことがあったようです。

洗っている途中でお皿を落として割れてしまったらショックですし……大事なポイントですね!

肌に優しい洗剤と使い分ける

次は「2種類の洗剤を使い分けている」という声です。

シャボン玉石鹸とキュキュットの両方を使ったり、メインはヤシの実洗剤、サブにキュキュットと使い分けている方が何人かいらっしゃいました!

実は茂木さんも、フライパンのように汚れの多いものは洗浄力の高い洗剤で洗い、そこまで汚れがひどくないものは手肌に優しい水石けんで洗う、という使い方をしているようです。

もしかすると洗浄力とお肌への優しさ、どっちも譲れない!という方には一番ぴったりの使い方かもしれませんね~!

ジョイ派

油汚れもすっきり落ちる

ジョイ派の声、1つ目は「洗浄力がバツグンで油汚れもすっきり落ちる」という声です。

脂っこい料理をよく作るご家庭や、お弁当箱をよく洗うご家庭なんかは、洗浄力を重視したいですよね!

ギトギト油汚れもすっきり落ちるのは、やっぱりジョイのほうですね~♪

ゴム手袋をすれば肌荒れの心配なし

次は「皿洗いのときはゴム手袋をつけるからジョイで大丈夫」という声です。

洗浄力の高いジョイはどうしてもお肌への刺激が強くなってしまいます。

でもこの方の仰る通り、ゴム手袋をすれば安心ですね!

実は食器用洗剤って、ゴム手袋をつけて使うのが正しい使い方なんですよ。

裏面の使い方にも「炊事用手袋を使う」と書かれているんです。

なのにどのメーカーさんもCMでは素手でお皿を洗っていて……これはちょっと不思議です。

逆さボトルが使いやすい

最後は「逆さボトルが便利だからジョイを使っている」という声です。

ジョイはリニューアルされて、すべてのシリーズで逆さボトルになりました。

使いたいときにサッと出せるのは、嬉しいポイントですね。

でも個人的には、出す量を調整しにくいなぁとも思います。

慣れればそんなことないのかもしれませんが、コップを1個だけ洗いたいなんてときも洗剤がドバっと出てしまって、もったいなく感じます……!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はキュキュットとジョイの違いについて、そして実際に使っている方たちの声をご紹介してきました。

ちなみに茂木さんが取ったアンケートでは……7020人中キュキュット派が54%、ジョイ派が46%だったようです!

みなさんはどっち派でしょうか?ぜひぜひコメント欄などで教えてくださいね!

わたしも今日の話を、弟のたくみにさっそく伝えてきますね!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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