【お風呂掃除】カビの正体は生き物だった!?カビが生える条件&確実な予防法!
こんにちは、のぞみです。
こんにちは、弟のたくみです!突然だけどのぞみ姉ちゃん、このあいだお風呂に入っていたら黒カビを見つけちゃって……わりとしっかり掃除をしてるつもりなんだけど、なんでカビが生えちゃったんだろう?
そうね、カビが生える原因が知りたいなら、まずはカビの正体について知っておく必要がありそうね。今日は掃除の大敵、カビについてお話していきましょう!
カビ・ぬめり・黒ずみはどれも生き物汚れ
おうちの中にはいろんな汚れがあるけれど、大きくわけると実はたったの3種類。皮脂汚れや油汚れなどの「アルカリに弱い汚れ」、水垢や尿石といった「酸に弱い汚れ」、そして黒カビやピンクカビのような「生き物汚れ」の3つに分類されるのよ。ちなみにシャンプーボトルの底や排水口がヌルヌルするのも生き物汚れの1つ!菌が原因の汚れなの。
あのヌルヌルが菌だったなんて知らなかった!
生き物汚れは菌が原因だから、まずは除菌効果のある洗剤を使ってね。ヌルヌルやピンクカビくらいだったらこすり洗いをするだけで落ちることもあるけれど……やっかいなのは黒カビ。黒カビは色素を持っているから、除菌するだけだと色が残ってしまうのよね。だから黒カビを落とすなら除菌だけでなく、漂白作用もあるものがいいわね。
なるほど、除菌効果と漂白効果だね。具体的にはどんな洗剤があるのかな?
効果があるのは、塩素系洗浄剤、塩素系漂白剤と呼ばれるもの!有名なものだと「カビキラー」や「強力カビハイター」、「キッチンハイター」に「トイレハイター」があるわね。キッチン用やトイレ用の洗浄剤でも、塩素系ならお風呂のカビ取りに十分使えるのよ!
カビが生える3つの条件とは?
カビの正体についてはわかったけど……そもそもカビってなんで生えてくるんだろう?生えてこないようにする方法はないのかな?
そうね、じゃあ次はカビが生える3つの条件を抑えていきましょう!カビは①汚れがある、②適した温度である、③水分があるの3つがそろうと生えてくるのよ。
梅雨のイメージがあるから水分はわかるとして……汚れとか温度ってどういうこと!?
大丈夫、1つ1つ説明していくわね。
条件①汚れがある
まず「汚れがある」とは、カビ菌のエサになる汚れがあるということ。カビ菌はお風呂に残っている皮脂汚れや石けんカス、シャンプーやボディソープの残りを食べて繁殖していくの。栄養分になる汚れがたっぷりあると、カビはそのぶん元気になるということね。
しっかり掃除してるつもりだけど……カビが生えるということはまだ汚れが残っていたのかな。
そうかもしれないわね。お風呂全体を丁寧にお掃除するのは難しくても、カビが生えやすい場所だけでも定期的にお掃除をするといいかもしれないわ!
条件②適した温度である
カビが生える3つの条件、2つ目は「適した温度である」だったわね。さっきたくみは「カビは梅雨のイメージ」と話していたけれど、実は梅雨以外もカビのシーズンなの。カビ菌は温度が20度から30度のときに一番活発になると言われているわ。地域にもよるけれど、だいたい春や秋ごろかしら。
気温がちょうどよくて過ごしやすい春や秋は、カビにとっても過ごしやすいんだね。
そうね。ちなみにカビ菌は35度以上になると、あまり活発にならないとも言われているの。梅雨はカビのシーズンだけど、真夏はカビのシーズンではないのよ。
暑すぎるとカビも元気がなくなるのかぁ。やっぱりカビも生き物なんだね。
条件③水分がある
そしてカビが生える3つの条件、最後は「水分がある」。これはイメージ通りかもしれないわね。水気が多いお風呂場にはカビが生えやすいし、じめじめとしていて湿度の高い時期はカビのシーズンよね。
ということはお風呂の床の黒ずみ汚れや、トイレの水面に黒い汚れはどれも水気があるところにできる汚れだけどどっちもカビってことか!
そうね、その通り!そういえば余談だけど、最近のおうちは昔のおうちに比べて密閉度が高くなっているんですって。おうちがあたたかいのは嬉しいけれど……そのぶん湿気もたまりやすくなったみたいよ。湿度が高いとカビが生えてくるから、お風呂のカビだけでなく、押し入れの中や布団の裏側の湿気、家具と家具のあいだの湿気にも、気をつけておいたほうがいいかもね。
水気をふき取ってカビ予防!
カビが生える条件は温度、汚れ、水とわかったけれど……一回生えてくると面倒だよね。手っ取り早くカビが生えてこなくなる方法ってないの?
そうね、このなかで一番確実なのは、水気をなくすことかしら。温度は季節によるし、お風呂場の窓を開けて涼しくするくらいしかできないわよね。汚れもこまめにお掃除しているつもりでいても、どうしても洗い残しがあったりして……。
そうそう、お風呂全体をちゃんと洗ってるつもりなんだけどね。
でもお風呂場の水気をなくすのは意外とカンタンにできるのよ。お風呂あがりに水をよく吸ってくれるマイクロファイバークロスやバスタオルで、濡れているところをささっと拭いてしまえばいいの。あとは100円ショップにも、水切り用のワイパーが売られているわね。蛇口のように細かいところには使いにくいけれど、壁やドアのように広いところに使うならワイパーのほうが楽かもね〜!
なるほど、そうやって水気をなくせばいいんだね!
お風呂を使ったあとだけでなく、お風呂掃除で水を使ったあとにも忘れずにやってね。水気がなくなればカビが生えにくくなるだけでなく、水垢の予防にもなるから一石二鳥なのよ♪
なるほど、カビについてだいぶわかってきたかも!さっそく100円ショップとドラッグストアに行って、洗剤と水切りワイパーを買ってくるね!
あら、もう行っちゃった……。苦手な人も多いカビですが、正体を知っていれば怖くありません。カビが生えたときのお掃除法や、予防する方法など、少しでも参考になれば嬉しいです!それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。またお会いしましょう~♪