【お悩み相談】ハイターでお風呂が変色したけど元に戻るの?
こんにちは!のぞみです。今回は「汚れを落として27年」
汚れ落としの研究家 茂木和哉さんから、ハイター焼けしたお風呂のお悩み相談について解説をしてもらったので、まとめてみました!
YouTubeで頂いたコメント
同じサザナでハイターで排水溝掃除をしたのが原因なのか、シャワーがついている棒と手すりが茶色に変色しました。業者は原因が分からないとのことでしたが、それからハイターを使うのは怖いです。ハイターを使用した後、浴室に入った後茶色になりませんか。
サザナというのはTOTOのユニットバスのブランドです。
ハイターでお風呂の排水溝の掃除をするやり方は何度かご紹介をしていますが、基本的にはハイターを100倍くらいに薄めて、掃除をします。
100倍ハイターを薄めると変色のリスクはかなり低くなります。
お風呂の床や手すりの棒に原液がつき、しばらく原液がついた状態を放置していたのであれば、変色し塩素焼けするリスクも素材によってはあります。
そんな塩素焼けしてしまった素材はどうしたらいいのだろう?
絶対ということはありませんが、塩素焼けを戻すことも素材によってできます。
酸性の洗浄剤を使い塩素焼けの変色を戻します。酸性の洗浄剤と言えば、一般的にクエン酸です。クエン酸の場合は酸性度がそれほど強くなく、変色が取れにくかったり、戻らないこともあります。
その場合、なまはげ お風呂用がおすすめです。
どのように塩素焼けを元に戻すのか?
なまはげ お風呂用をかけ、ゴシゴシしてすぐ戻るのではなく、シュッシュッと吹きかけてブラシでこすったらしばらく放置します。
場合によって、10分以上から30分ぐらい待つと効くこともありますし、もしかすると30分以上放置することもあります。
変色の戻りを見つつ、慌てず作業をしてください。
しかし、プラスチック系の素材は、なまはげ お風呂用で元に戻らない場合もあります。
サンポールの使用には注意⚠
酸性洗剤で酸性度の強いだと、サンポールが思いつくかもしれませんが、それはおすすめしません。
サンポールに使い慣れていれば良いのですが、基本的にはサンポールはトイレ用であり、自己責任です。酸が強力であることから、サンポール焼けで変色します。
強い塩酸ベースのサンポールとか茂木和也シリーズですとトイレ 尿石落とし ジェルのような酸性度の強力なものは使わない方がよいです。
なまはげ お風呂用でも変色しないということはありません。なまはげお風呂用で塩素焼けを戻しますが、これ自体による酸焼けのリスクもあります。
ただ、酸焼けのリスクはサンポールよりは低いです。
素材が木肌で変色した場合
茂木和也サビ落としで戻します。塩素は酸化剤なので、それが原因で焼けると、木の場合は赤っぽくなります。水で濡らしたような状態です。
木肌の種類やコンディション、使用年数により変わりますが、茂木和也サビ落としは還元型の染料剤となり、酸化剤で焼けた状態を戻せます。
素材が銅で変色した場合
風呂釜に銅管が使われ、それが原因でバスタブの内側が青く変色します。これを銅石鹸と呼びます。銅石鹸を落とすのによく塩素系の洗浄剤を使います。
例えば、ハイターやカビキラー、茂木和也のカビとり 密着 ジェルスプレーを使いますが、その過程で塩素で焼けてしまいます。その変色を戻すときにも茂木和也サビ落としを使います。だから、塩素系で焼けた時には素材によって酸や還元剤で戻します。
ただ、変色が戻らないことや変色状況が悪くなることもあります。
まとめ
塩素系洗剤を使用した動画は、こちらのYouTubeでも詳細に解説しています。よかったら合わせて見てみてくださいね♪
今回の解説はこれで終了です。ご覧いただきありがとうございます!