重曹で鏡の水垢は落とせるってホント?実際にお掃除してみました
こんにちは、のぞみです。
今回は鏡についた水垢をお掃除していきます!
いつもだったら水垢のお掃除は、水垢洗剤「茂木和哉」を使うのですが、たまには違う洗剤で試してみたいなと思います。
使うものはこちら!「重曹」です。
テレビや雑誌のお掃除法でも、重曹を使った水垢落とし法はご紹介されていますよね。
でも本当にキレイに落ちるのかな?と思ったので、試してみようと思います!
ちなみに今回参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です!
お掃除前の汚れ具合をチェック!
お掃除を始める前に、いまの鏡の汚れ具合をお見せしますね。
ウロコのような水垢がたくさんついているのが分かります。
撮影用のカメラもぼやけて見えますね……!
特に鏡の下のほうはお湯が飛んでいるのか、水垢がたくさんついていますね。
なので今回は、鏡の下のほうを念入りにお掃除したいと思います!
実際に重曹で水垢取りをしてみました
それではお掃除を始めていきましょう♪
水垢掃除で重曹を使うのは今回が初めてです。なので考えながらのお掃除になるのですが……お付き合いいただけると嬉しいです!
①ゴム手袋を装着する
重曹はお掃除に使うとき、水に溶かして使うことが多いと思います。
ですが水垢を落とすときは、溶かさずにこすって落とす「重曹クレンザー」として使います。
こするときに滑って鏡の端っこに手をぶつけてしまうかもしれません。
ケガしてしまわないよう、念のためゴム手袋をしますね。
②鏡を軽く濡らす
まずは少し鏡を濡らします。
重曹は小さい粒で出来ていますよね。
鏡は壁に取りつけられているので、鏡が乾いたままだとボロボロと粒が下に落ちてしまいます。
なので重曹の粒がしっかりと鏡にくっつくよう、鏡を濡らしておこうと思います。
濡らす方法は、シャワーでジャーと水をかけてもいいのかもしれません。
でも今回は、水で濡らしたクロスで鏡を拭く程度にしておきますね!
③ラップたわしを作る
つぎはこする用のたわしを準備します。今回使うのはラップです!
ラップを手で持てるサイズまで折りたたんで、たわしのようにこすって使います。
このとき、女性や力があまり入れられない方は、少し多めにラップを取るのがポイントです!
ラップを多めに取っておけば、畳んだ時に大きめのラップができますよね。
大きいラップたわしのほうが、こするときに力がかかりやすいので汚れがよく落ちてくれるんですよ~!
④重曹を鏡につける
つぎは重曹の粉を鏡に振りかけます。
しばらく使っていなかったので、重曹がダマになっていたので、袋の外からもみほぐして使いますね。
濡らしておいた鏡に、重曹を直接振りかけます。
袋から重曹をつまみ取って、鏡に打ち付ける用にかけていきますね!
重曹が少し下に落ちてしまいますが……鏡を濡らしておいたので、思ったよりも鏡についてくれますね。
下のほうに落ちてしまった重曹はもったいないのですが、ここは仕方ないので次に進みましょう。
余談ですが、重曹はお風呂に入れると入浴剤にもなります。
重曹泉という温泉もあって、美肌の湯として親しまれているようです!
手軽におうちで温泉気分になりますよ♪
⑤上から下へ1往復目のこすり洗い
それでは、鏡の上の方からラップたわしでこすっていきます。
先にバスクリーナーで洗っておいた方が、水垢は効果的に落ちてくれると思います。
ただし今回はテストも兼ねているので、重曹だけで洗っていきますね。
実は重曹は、水と触れて粉が溶けることで弱アルカリ性の液にかわります。
弱アルカリ性なので、皮脂汚れを落とすことができるんですよね。
そして重曹の粒でこすり洗いをすることで、水垢が落ちてくれます。
つまり今回の重曹を使ったお掃除法は、皮脂汚れと水垢汚れを一度に落とせる、ということですね♪
鏡の上から下にむかって一回こすり洗いをしたら、今度は下から上に向かってこすっていきますね。
1往復目なので正しくは2回目のこすり洗いになります。
それでもまだ溶けないで粒のままの重曹もありますね!
⑥上から下へ2往復目のこすり洗い
下から上へこすり洗いをして戻ってきたら、もう一回縦にこすり洗いをします。
2往復目の行きなので、3回目のこすり洗いということになりますね。
鏡の下までいったら、下から上へとこすりながら戻ります。
これで2往復目の帰り、4回目のこすり洗いになります!
⑦重曹を追加して横磨き1往復目
縦磨きで2往復をしたら、鏡に残っている重曹が少なくなってきました。
ここで重曹を一回追加しますね。
さっきは投げるように鏡に重曹をつけましたが、今度は直接手に取ってペタペタと貼るようにして重曹を鏡につけます。
やっぱり、重曹の粒を鏡につけるのはちょっと難しいですね。
どうやったら上手く重曹を鏡につけられるのか、ここは研究が必要です……!
そして今度は横磨きで2往復していきます。
左側から右側へと、ラップたわしでこすります。
横むきにも、1往復磨き終えました。
⑥右から左へ2往復目のこすり洗い
そして最後のこすり洗いです。
先ほどと同じように、右から左へ往復します。
……と、これで鏡のこすり洗いが終わりました!
縦にこするのを2往復、横にこするのを2往復、合計で4往復もしました。
かなり時間をかけてこすり洗いをしたので……どれくらい水垢が落ちてくれたのか楽しみですね♪
重曹でどれくらい水垢が落ちた?
水で流した直後の様子は?
鏡全体を磨き終えたので、シャワーで重曹を流していきますね。
どうでしょうか?鏡はだいぶ綺麗になった気がします!
水気をふき取らないと、どれくらい水垢が落ちてくれたのかは分かりません。
ですがシャワーをかけてみたところ、こすり洗いをしたところは浸水コートのように水をはじいています。
この状態は、水垢が落ちた状態の1つと考えてもいいでしょう!
汚れの落ち具合は、こすり洗いをしていない場所と比べるとよくわかります。
今回、鏡の上の方には水垢が付いていなかったのでこすり洗いをしていません。
上のほうにカメラを向けると……水滴がもやーっと付いていますね。
ここは重曹で磨いていない場所なので、違いは明らかです!
ただし水垢は乾いた状態で目立つようになります。
薄手のマイクロファイバークロス、そして仕上げに厚手のマイクロファイバークロスで拭いて、さらにそのあとに少し時間を取ります。
完全に乾いた状態で、どのくらい水垢が残っているのかも見ておきましょう!
乾いたあとの鏡の様子は?
マイクロファイバークロスで水気をふき取り、それから少し時間を置きました。
鏡の様子を見てみましょう。
どうでしょうか?お掃除直後の濡れた状態を比べると、水垢がすこし目立ってしまいましたね。
ですがお掃除前と比べると、水垢汚れは薄くなった気がします!
ということで、実際にお掃除をしてみた結果、重曹でも水垢を少しは落とせるということが分かりました。
ピカピカになった!というほどではないのですが、全く水垢が落とせない、ということではなさそうですね。
もしもいま重曹をお持ちなのであれば、水垢落としに使ってみてもいいかもしれません♪
重曹で掃除をするメリット・デメリット
重曹のメリットは近所のお店で、比較的安価に手に入ることです。
手軽に使えるのは大きなメリットですよね!
そして重曹は、使い道がたくさんあります。
今回のように水垢落としにも使えますし、皮脂汚れも落とすことができます。
ほかにも消臭にも使えますし、なんと入浴剤としても使えます!
お掃除以外だと、食品用の重曹なら、お料理のあく抜きにも使えますね。
それと重曹は洗浄力は低いのですが、安全性はバツグンに高いです。
小さなお子さんがいておうちに強い洗剤を置きたくない、という方は、重曹でお掃除をしてみてもいいかもしれません。
ただし……今回お見せしたように、しっかり時間と手間をかけてお掃除したわりにはあんまりキレイには汚れは落ちませんでしたね。
家事に育児に毎日が大変で、お掃除は手短に済ませたい!という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は、重曹よりも強力な洗剤をつかった方がいいかもしれませんね。
落ちない水垢はどうやって落とす?
今回、全体的に水垢は薄くなりましたが、それでもぼんやりと残ってしまいました。
重曹である程度の水垢は落ちたけれど、落とせない水垢もあった、ということですね。
これは「重曹よりも柔らかい水垢」は落とせたけれど、「重曹よりかたい水垢」は落とせなかった、ということです。
この意味について、詳しくお話をしていきます!
「重曹よりも柔らかい水垢」というのは、カルシウム系の水垢のことをさします。
柔らかいので、重曹とラップで力をいれてこすれば落とすことができます。
もちろんカルシウム系の水垢でもかたくなってしまうことはあるので……すべてのカルシウム系水垢を落とせる、という意味ではありません。
ですがつきたてホヤホヤのカルシウム系水垢、薄くついたカルシウム系水垢であれば落とせるかと思います!
そして「重曹よりもかたい水垢」というのは、非常にガンコな水垢で、おそらくシリカ系の水垢かと思います。
シリカ系水垢は鏡と仲良しの水垢で、しばらく鏡についていると同質化してしまうんです。
同質化してしまうということは、水垢が鏡のガラスと同じになるということですね。
しばらくお掃除しないで放置していると、水垢汚れではなく素材の一部のようになってしまうんです。
そうなってくると……落とすのがかなり難しくなってしまいます。
なので非常に洗浄力の高い劇物のような洗浄剤を使ったり、お掃除のプロが使うようなダイヤモンドパッドでこすったり必要があります。
素人ではなかなか落とせない水垢汚れになってしまう、ということですね。
できればシリカ系水垢のようにガンコにならないうちに、お風呂の鏡についた水垢は落として置いたほうがいいですね!
水垢を予防する裏技
お話したように、水垢はガンコになる前に取っておいた方がいい汚れです。
なので最後に水垢を予防する方法をお話しますね!
こまめに水気をふき取る
まず、水垢の正体について知っておきましょう。
水垢は、水滴に含まれている硬度が原因でついてしまう汚れです。
なので水気をふき取っておくと、水垢の予防ができるんです!
お風呂を使い終わったら、厚手のマイクロファイバークロスで水気をふき取るといいですね。
今回のお掃除でも、最後の方にお見せしました。
また、スクイジーのように水気をふき取る専用グッズも売られています。
100円ショップでも売られていますし、ササッと水気を切りたい人は、スクイジーを使ってもいいと思います♪
重曹でこまめに水垢を落とす
今回はシリカ系水垢が残ってしまいましたが、こまめに鏡の掃除をされている方や、まだ新しい鏡をお使いの方であれば、まだシリカ系水垢は付いていないと思います。
そうであれば、カルシウム系水垢のうちに落として、シリカ系になるのを防ぐようにしましょう!
カルシウム系の水垢なら、今回のように重曹クレンザーで磨くだけでもかなりキレイになるはずです。
「ちょっと水垢が気になるな~」というときに、重曹を使ってササッとこすり洗いをする、というようにすれば、ガンコなシリカ系水垢にはなりませんよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は重曹を使って、お風呂場の鏡についた水垢を落としてみました。
いつもはクエン酸や「茂木和哉」を使っているので、水垢落としに重曹を使ったのは初めてだったのですが……どのくらい落ちるのかがわかってよかったです!
みなさんも参考にしてみてくださいね。
また、YouTubeチャンネル「のぞみのお掃除講座」では、お掃除にまつわるいろんな情報をお届けしています。
こちらの動画もみてもらえると嬉しいです!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。
またお会いしましょう~♪