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子どもが貼ったべたべたシールをするっと剥がす【子育てママ必見】

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

このあいだ子育て中の友達からヘルプの電話がかかってきまして……どうやらお子さんがゲーム機に貼ったシールについて悩んでいるようです。

シールを貼っているうちはいいのですが、剥がそうとしたときにボロボロになってしまって困っているとか。

今回は子育て中の方に持っていただきたい、便利なあの洗浄剤をつかってお悩み解決をしていきたいと思います!

子育て中の方は必見ですよ~!

ちなみに参‌考‌に‌し‌た‌の‌は、‌こ‌ち‌ら‌の‌茂‌木‌和‌哉‌(‌‌@motegikazuya‌‌)‌さ‌ん‌の‌YouTube‌動‌画‌で‌す。‌

ゲーム機についた汚れをチェック

まずは今回シール跡を剥がしていくゲーム機を見ていきましょう。

裏面にはシールをはがした跡がありますね。

左側は跡がポツポツと、真ん中は四角く大きなシール跡が、右側にはツルツルとしたラミネートも少し残っています。

2日くらい前からお子さんがカリカリとこすっていたようですが、どうも上手く取れなかったみたいです。

そして気になる汚れは表面にもありました!

お菓子を触った手でそのままゲームをしているようで、画面には手の皮脂汚れだけでなく、油汚れもついてしまっています。

今回はゲーム機についているシール跡、そして皮脂汚れと油汚れを一緒に落としていきたいと思います!

「橙の雫」を使ってシール跡を落とす!

まずは裏面のシール跡を落としていきます。

使う洗浄剤は、シールはがしといえばコレ!「橙の雫」です。

「橙の雫」はシールやテープのベタベタ、油性ペンやクレヨン、ボールペンの落書きを落とすのにピッタリな洗剤です。

洗剤の分類としては「溶剤」に入り、汚れを溶かして浮かすという働きがあります。

溶剤というとシンナーのような怖いものをイメージしてしまいますが、「橙の雫」はオレンジの皮から取れるリモネンで出来ているので、安全性がとっても高いんです!

お子さんがいるご家庭でも、安心して使うことができますね~♪

「橙の雫」を使う前に素材がいたまないかテスト

「橙の雫」は汚れを溶かして浮かすものですから、なかには使えない素材もあります。

プラスチックも場合によっては傷めてしまうことがあるため、使う前に目立たないところで試してから、本番の作業に入ってくださいね!

今回もはじめに、はじっこのほうでテストをしてから使いたいと思います。

まずは小皿に「橙の雫」を出して、綿棒につけて、ゲーム機の端っこの方に少しだけつけます。

「橙の雫」を1分半ほど置いてから、ティッシュペーパーで軽くふき取ってみます。

特に素材の傷みは見られませんね。

特に素材に影響はなさそうなので、このまま「橙の雫」をつかってシールのベタベタを落としていこうと思います。

今回のテストでは1分半しか時間を置きませんでしたが、実際にシールを剥がすのには5分くらいはつけておくことになると思います。

なるべく本番と同じ状況にするために、出来る限りテストでも同じ時間、つけておくようにしてくださいね!

シールのベタベタを剥がしてみる

一番ひどくないところから、順番にシール跡をはがしていきます。

シールが残っているところに、綿棒で「橙の雫」を塗り広げていきます。

すこし時間を置いた方が、洗浄液が浸透して剥がしやすくなるのですが、この程度のベタベタならすぐに落ちそうです。

早速ティッシュペーパーで拭いてみます。

ティッシュペーパーでこすってみると、もうベタベタが取れました!

拭いた後のティッシュが茶色くなっているのですが、これは塗装が剥がれたというよりも、別の汚れが一緒に落ちたという感じですね。

大きいシール跡やラミネートが残っていても落ちる?

次は右側のシール跡を落としていきます。

シールの一番上にあるツルツルのラミネートも少しだけ残っています。

本当はラミネートは剥がした方が洗浄剤が浸透しやすいのですが、今回は敢えて剝がさないでも落とせるか、やってみたいと思います。

先ほどと同様、綿棒で「橙の雫」を塗り込んでいきます。

シールが厚くなっているところは、すこしたっぷりめにつけておきます。

浸透するまでのあいだ、真ん中のシールにも取り掛かってしまいましょう。

小皿に残っていた「橙の雫」を全部かけて、綿棒で塗り広げます。

塗り広げたら、このまましばらく時間を置きます。

右側のほうのシールを剥がしてみましょう。

今回はちょっと手ごわそうなので、ティッシュではなくプラスチックのヘラでこすってみます。

だいぶ洗浄剤が染み込んでいて、シールが柔らかくなっているので、スルッと取れました!

真ん中のシール跡も、ヘラで取っていきます。

手でも剥がせそうなくらい柔らかくなっています。

ちなみに「橙の雫」の主成分はオレンジオイルですので、使っているときはオレンジの香りがします!

手で剥がしたのですが、まだうっすらと跡が残っています。

もう少し長い時間、洗浄剤を置いた方がよかったのかもしれません。

ティッシュペーパーでこすってみたところ……全部シール跡が取れて、すっかりキレイになりました!

残ったオイルと皮脂汚れ・油汚れを「シャボンの泡」で落とす

「橙の雫」はオイルで出来ているので、ゲーム機にオイルが残っているのがわかりますね。

次はオイルの油分、そして表面の皮脂汚れ、お菓子の油汚れを落としていきたいと思います。

オイルや油分を落とすために、石けんのアルカリの力を借りましょう。

使うのは、拭き掃除用無添加水石けん「シャボンの泡」です。

お子さんが使っているゲーム機ですから、無添加の洗剤なら安心ですよね♪

「シャボンの泡」は原液ではなく、30倍に薄めて使う洗剤です。

希釈液を洗って使えるペーパータオルにスプレーし、ペーパーをワシャワシャして全体に洗剤が広がったら、ゲーム機全体を拭いていきます。

オレンジオイルが残っている裏面も、ペーパーでふき取るとすっかりキレイになりました!

仕上げにマイクロファイバークロスで乾拭きをして、おしまいです。

お掃除終了!

さて、ゲーム機のシール跡、そして画面についていた皮脂汚れと油汚れを落としてみました。

どうでしょうか?あんなにたくさん付いていたシール跡が、キレイに取れています。

表面の画面もツヤツヤになりました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はシール跡のベタベタに「橙の雫」を使ってみました。

また後半では、「橙の雫」を使った後のオイル、画面表面についていた皮脂汚れ・油汚れを無添加水石けん「シャボンの泡」で落としました。

あんなにこびりついていたシール跡も、意外とスルッと落とせてよかったです!

「橙の雫」は、シールのベタベタだけでなく、油性ペンやクレヨンでの落書きを落とすときにも効果を発揮します。

どれも小さいお子さんがいるご家庭によくある汚れですので、1本あればかなり重宝するかと思います!

また、「橙の雫」は汚れを溶かして浮かすという特性から、普通の洗剤では落ちないようなガンコでレアな汚れも落としてくれます。

例えば、プラスチックのこすれ跡、ゴムの色うつりなど「どうやって落としたらいいの?」という汚れで大活躍です!

詳しくはこちらの動画をチェックしてみてくださいね!

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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