【洗剤残りの心配なし?】布ソファの食べこぼし・飲みこぼし汚れの拭き掃除
こんにちは!のぞみです。
このあいだ友達が家に遊びに来たのですが、布ソファにたくさん食べこぼし、飲みこぼしが付いてしまいまして……。
しばらくお掃除ができないでいたので、シミになってしまいました。
いつもは布ソファの汚れは、「シャボンの泡」を使って落とているのですが、今回はせっかくなので花王さんの「クイックルホームリセット」と拭き比べをしてみたいと思います!
ちなみに参考にしたのは、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)さんのYouTube動画です。
ソファ掃除に使う洗剤 石けんと合成洗剤の違いとは?
まずは今回使う洗剤の「シャボンの泡」、「クイックルホームリセット」について詳しく見ていきましょう。
「シャボンの泡」は拭き掃除用の無添加水せっけんです。
30倍に薄めて使う洗剤で、パッケージには「薄めて使えて経済的!超安心安全な拭き掃除用の無添加水石鹸」と書かれています。
ちなみに、汚れのタイプに合わせてそれよりも濃く使うこともできます。
花王さんの「クイックルホームリセット」は家具・家具用合成洗剤、主成分が界面活性剤です。
石けんも「脂肪酸カリウム」という界面活性剤なのですが、ほかの界面活性剤とはあまりにも違うので、洗剤では家庭用品品質表示法ではわけて考えられています。
大きな違いは、「シャボンの泡」は水石けん、「クイックルホームリセット」は合成界面活性剤が主成分の合成洗剤、というところですね。
石けんの特徴は、成分が拭き残りしにくいことです。
反対に合成洗剤は、すこしでも洗剤が残っていると白いスジが残ってしまいます。
布ソファのお掃除では、洗剤で拭き掃除をしたあと、水拭きが必要になりますよね。
合成洗剤の場合、泡がなかなか消えてくれなくて何回も水拭きすることになってしまいがちです。
何回も拭くのが面倒なので、わたしはいつも水石けんの「シャボンの泡」を使っているのですが、「クイックルホームリセット」の「二度拭き不要」というのに気になって買ってみました!
他の合成洗剤よりは拭き残りが起きにくいのかな?と思います。
そこで今回のお掃除は、拭き残りがしにくい水石けんの「シャボンの泡」と比べてみたいと思います!
お掃除準備編「シャボンの泡」希釈液の作り方
「シャボンの泡」は薄めて使う洗剤です。基本的な希釈量は30倍なので、今回も30倍で作ってみたいと思います。
まずは空のスプレーを用意します。お気に入りのスプレーを使ってもいいですし、他の洗剤が入っていたスプレーでも構いません。他の洗剤が入っていたものを使う場合、成分が混ざらないようによ~く洗っておいてくださいね!
「シャボンの泡」は容器のキャップが計量カップになっています。計量カップの下の線まで入れると10mlぴったりになります。
「シャボンの泡」の原液10mlをスプレーボトルに入れたら、次は300mlになるまで水を入れます。
わたしは毎回計量するのが面倒だったので、スプレー容器に300mlの目印をつけています。
「シャボンの泡」の原液10mlと水を入れたら、あとはトリガーをしっかりと閉めて、軽く振ります。
これで30倍希釈液が完成です!
これが標準的な希釈液です。汚れの程度に合わせて、濃くして使うこともできます♪
布ソファのお掃除開始
洗剤が準備できたら、早速お掃除開始です!
3人用のソファなのですが、左端と右端を「シャボンの泡」を使うところ、真ん中を「クイックルホームリセット」を使うところ、と分けてお掃除をしていきたいと思います。
手順① 洗剤をソファにかけ、マイクロファイバークロスで拭き上げる
まずは「シャボンの泡」30倍希釈液を吹きかけて、雑巾タイプのマイクロファイバークロスで拭いていきます。
かなり汚れているので、たっぷりめにかけていきましょう。
スプレーをかけたら、次はマイクロファイバークロスの雑巾で拭いていきます。
スプレーすると泡がつきますが、その後にマイクロファイバークロスで拭くと、泡が消えていきました。
普通の合成洗剤だと、拭いたときに一緒に白い泡やスジが出てくるのですが、「シャボンの泡」だと全然出てきません。
この泡の残り具合が今回のポイントです。「シャボンの泡」の拭き上げ具合をよ~く覚えておいてくださいね。
ソファの残り半分は、花王さんの「クイックルホームリセット」を使っていきます。
同じくスプレーをして欠けていきます。ここまでかける必要はないのかもしれませんが……比べるために同じくらいの洗剤量を使っていきます。
泡の出方はやっぱり、花王の「クイックルホームリセット」の方がいいですね!
スプレーをしたらマイクロファイバークロスの雑巾で拭いていきます。
クロスも同じ条件にするために、同じ種類のものを新しく用意してきました。
拭いたところ……白いスジは若干出てきました。
ですが合成洗剤にしてはそこまでは出ないな、といういう印象です。
やっぱり「二度拭き不要」と書いてあっただけありますね!
でもやっぱり、泡の残り具合、白いスジの残り具合は「シャボンの泡」のほうがすくなかったです。これは「シャボンの泡」に限らず、水石けんの特徴です。
手順② マイクロファイバークロスで水拭き
洗剤で拭いていったら、最後はファイバークロスを少し濡らして水拭きをしていきます。
まずは「シャボンの泡」でお掃除をした方のソファを拭いていきます。
次に「クイックルホームリセット」でお掃除をした方のソファを拭いていきます。
水拭きが終わりました。
あとは乾けばお掃除完了です。
表面に残っていた洗剤は一通り拭き終えたのですが、布ソファですので中のほうにも洗剤は染み込んでいっていると思います。
どんなに拭き残りしない洗剤でも、中の成分まではふき取れません。
ですが石けんであれば、拭き残りをそこまで気にする必要はありません。
最後に石けんの特徴について、詳しく説明していきたいとおもいます!
石けんは拭き残りがあっても大丈夫!?
「シャボンの泡」と「クイックルホームリセット」でソファのお掃除をしてみました。
どちらも最後に水拭きをしましたが、実は石けんであれば、拭き残りをそこまで気にする必要はありません。
なぜなら石けんははやがて中和されていくから。
石けんはアルカリ側でないと働くことができません。
人間の身体は皮脂で覆われています。ソファだと素手や素足で触れるので、生活をしているうちに皮脂と合わさって、やがて中和されていきますよね。
だから石けんは、もしも残っていたとしても安心なんです。
また、石けんは水で薄まると、働くことをぱったりとやめてしまいます。
最後にクロスで水拭きをしたことで、石けんの働きはかなり収まってくれたと思います!
というように、石けんは白いスジが出てこなかったことからもわかるように、拭き残りがしにくいのが特徴です。
反対に合成界面活性剤は、薄くなっても、中性でもアルカリ性でも、どんな環境でも働くことをやめません。
小さいお子さんがいるご家庭や、まるごと水洗いできないものをお掃除するときこそ、拭き残りの心配がない水石けんは役に立ちそうです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は布のソファについた食べこぼし・飲みこぼし汚れを水石けんの「シャボンの泡」と花王さんの合成洗剤「クイックルホームリセット」とでお掃除をしてみました。
2つの洗剤を実際に使ってみることで、泡の出具合、残り具合などが比較出来てたのしかったです!
気になる方はぜひ、試してみてくださいね。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
またお会いしましょう~♪