【グッデイコラボ】ホームセンターの「食器用洗剤」売れ筋ランキングベスト5!【GooDay】
こんにちは、茂木和哉です。
今回は福岡県を中心に店舗展開をしているホームセンター「グッデイ(GooDay)」さん協力のもと、実際にホームセンターで売れている「食器用洗剤 売れ筋ランキングベスト5」を紹介していきたいと思います!
グッデイのホームページ↓
「グッデイならできる♪家族でつくる、いい一日。ホームセンターグッデイ」
もちろんランキングの紹介だけでなく、その洗剤の性能や成分、洗剤の製造会社に関する情報などなど、様々な内容をお届けします!
因みにこちらの記事は、参考にした下記の茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画投稿時点(2020年10月27日現在)での売れ筋ランキングを紹介しています↓
第5位:マイフレッシュ(ロケット石鹸)
第5位にランクインしたのはグッデイと同じく、福岡県に社を構えるロケット石鹸株式会社の「マイフレッシュ」です!
グッデイのバイヤーさんもランクインしたのが少し意外だったというこちらの洗剤
その人気の秘密に迫るべく、成分やコスパについて見ていきましょう♪
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
いきなり長い成分名が出てきましたが、こちらはマイフレッシュに配合されている界面活性剤になります
この直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、通称LASは汚れ落としにかなり特化した界面活性剤の成分となっており、ゆえにマイフレッシュも高い洗剤力を誇るのでしょう
しかし汚れ落ちがいい反面、食器用洗剤であるために手荒れしやすいので、使う際はゴム手袋の着用をおすすめします
コスパ
次にコストパフォーマンスについて紹介しましょう
600gも入っているのに本体価格が100円以下というのはかなりの破格です!
特にグッデイの店舗周辺には工業地帯などがあり、一気に多くの量を使う場合、とても重宝するでしょう
もちろん飲食店の業務用洗剤としても役立つと思われます
第4位:クエン酸(丹羽久)
第4位は丹羽久(niwaQ)の「クエン酸」です!
お馴染みのクエン酸がここでランクイン♪
家庭内にある酸性の洗剤といえば、お酢かこのクエン酸くらいしかないですが、特にクエン酸の方は洗浄剤として優秀です
クエン酸の使い方
基本的には40倍の希釈液として使うのがよいでしょう♪
作り方は簡単で、空のスプレーボトルにクエン酸とお湯を入れ混ぜるだけ、です!
なお使うのは水よりも50〜60度のお湯の方が適しています
よく混ざりますし、洗浄力も高くなるからです!
また40倍希釈液として使えばコスパもいいですね
汎用性
次にクエン酸希釈液の汎用性についてです
酸性の洗浄剤なので、キッチン周辺でいうならばシンクの水垢(アルカリ性の汚れ)を中和洗浄してくれます♪
しかしそれだけでなく、お風呂場の水垢や石鹸カス、トイレの消臭などにも使えるためとても便利です!
仮に水垢が頑固すぎて落ちなくても、元値が安いため損しないのも地味に嬉しいポイントでしょう
第3位:チャーミークリスタ(ライオン)
第3位にはライオン(Lion)の「チャーミークリスタ」がランクインしました!
こちらはジェルタイプの食洗機用洗剤となっています!
成分
数少ない食洗機用洗剤の中でも、比較的アルカリ性の成分が配合されていない印象のあるこのチャーミークリスタ
よって洗浄力は少し弱めかもしれませんが、その分食洗機に水垢ができにくいだろうことが予想されます
実際層内の水垢掃除は大変なので、この洗剤の人気が高いのも頷けるといったところでしょうか
なお、防げるのは洗浄剤に含まれているアルカリ成分による水垢の発生だけで、水道水に含まれるミネラルが原因の水垢は防げないため注意が必要です!
(まあ食洗機に水垢ができたら先述したクエン酸希釈液で綺麗にすればいいのですが…)
第2位:JOYシリーズ(P&G)
第2位となったのはP&G(ピーアンドジー)の「JOYシリーズ」です!
汚れ落としの成分に定評のあるP&Gですが、JOYの成分はどのようなものなのでしょうか?
成分
液性は弱アルカリ性であり、界面活性剤には「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」という汚れ落ちに特化したタイプの成分が入っています
よって汚れ落ちは非常にいい一方で、手荒れしやすいため注意が必要でしょう!
手荒れについて
現在、素手での洗浄が主だと思われている食器用洗剤ですが、実はスポンジ洗いをする際はゴム手袋を着用するのが基本です!
実際ジョイをはじめとする食器用洗剤の裏にはそのような注意書きがこっそりされています…
特にジョイのような肌荒れしやすい成分が含まれている洗剤でスポンジ洗いする際には、やはり手袋をした方がいいでしょう
P&Gの歴史
ライオンや花王の出す食器用洗剤は大抵中性ですが、P&GのJOYが弱アルカリ性なのには企業の歴史が関係あると思われます
1990年代に現れたP&Gは、手荒れ問題によって「中性洗剤+ゴム手袋」にシフトしていたライオンや花王から、「弱アルカリ性洗剤+素手による洗浄」を前面に打ち出しシェアを奪いました
丁度この時期にお湯を調整して出せる蛇口が普及し、手荒れ問題が深刻化しなかったのも追い風となったのです
この名残か、P&Gは洗浄力重視、ライオンや花王(特に花王)は安全性重視、というイメージがつきました
第1位:キュキュットシリーズ(花王)
第1位に輝いたのは花王(kao)の「キュキュットシリーズ」です!
液性が中性で、手荒れも比較的しにくいことから、安全性の高い洗浄剤として人気ですね♪
一応スプレータイプのものもありますが…
スプレーを自作!?
キュキュットにはスプレータイプのものもあり、こちらは普通のキュキュットに比べ、配合されている界面活性剤の量が少ないです
これは同じ量の界面活性剤を入れてしまうとスプレー口からの噴出がうまくいかないためだと思われます
あまり食器洗浄に時間をかけられない場合などにスプレーをして、あとは放置するだけである程度の汚れが落ちるため重宝しますが、実はこのスプレータイプの中身、普通のキュキュットを薄めて作ることもできるのです!
具体的な作り方は…、
スプレーボトルに水を入れ、そこに普通のキュキュットを少しずつ足していき、
いい感じの泡が硬めに出るくらいまで混ぜる
とちょうど良い塩梅のキュキュットスプレータイプ(自作)が出来上がります
自作するメリットとしてはやはり節約が挙げられますが、防腐剤の濃度も下がる分腐敗しやすくなるので、早めに使う必要があるということをお忘れなきよう
キュキュット泡スプレー(花王)とJOY泡スプレー(P&G)
先述の通りとても便利な泡スプレータイプの食器用洗剤ですが、キュキュットのスプレータイプ以外にも、例えばP&Gの「JOY ミラクル・クリーン泡スプレー」があります
キュキュットのスプレータイプの液性は中性で、配合されている界面活性剤もアルキルグリコシドという両性界面活性剤の一種で、とても肌に優しいです
一方JOYの泡スプレーの液性はアルカリ性(弱アルカリ性ではなくアルカリ性)
かつ界面活性剤もアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムというかなり強めのものが配合されており、しかも溶剤まで入っています!
洗浄力はずば抜けて高いですが、非常肌荒れしやすいので手袋必須でしょう
なおこれらスプレータイプの食器用洗剤2種を、より詳しく比較した記事もありますので、ご興味あれば是非見ていってくださいm(__)m
まとめ
いかがでしたか?
今回は福岡のホームセンター、グッデイさん協力の元、食器用洗剤売れ筋ランキングを紹介してきました!
紹介した5つの洗剤や、洗剤メーカーの歴史、またゴム手袋に関する内容など、参考にしていただけると幸いです!
なお同じくグッデイさんに協力いただき、洗濯用洗剤、そして住まいの洗剤の売れ筋ランキングを紹介した記事も出ますので、そちらも是非お読みくださいm(__)m
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪