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【お風呂掃除】浴室床のカビ落としには自作の塩素系洗剤が簡単&コスパ最強【掃除術】

shiro
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

今年の夏はジメジメして湿気が多いですね。夏は特に気になるカビ汚れですが、我が家の浴室の床もカビ汚れが目立ってきました。
そこで今回はお風呂の床に生えたカビ掃除方法をご紹介したいと思います。

▼今回参考にする動画はこちらです↓

Before ~カビの状態をチェック~

まずは浴室床の汚れをチェックしていきます。

タイルの溝のスキマ、特にカウンター下には沢山の黒カビが付いていますね。

排水溝付近やコーキングの部分には赤カビも見られます。

また、エプロンの下には黒カビと赤カビが混在している状態です。

こんな感じで赤カビと黒カビが所々に生えているのが分かります。

私が普段行うカビ取りは、「カビハイター」をさっとかけて塗り広げるといった方法です。


この程度の汚れであれば10分程放置すれば落とせて、とってもラクです。

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塩素系カビ取り剤の作り方・洗い方

しかし、今回はラクさよりも「コスト重視」の掃除方法をご紹介したいと思います。
それは、塩素系カビ取り剤を自作して使う方法です。

のぞみ

えっ、塩素系カビ取り剤って自作出来るんですか!?

茂木和哉

そうなんです。実は、自宅にあるもので意外と簡単に作れてしまうんですよ。

【塩素系カビ取り剤の作り方】
①まずはキッチンスケールを用意します。
そこに適当な容器を乗せ、スケールのメモリを0にセットしておきます。

ハイターを50g入れます。
 ※多少量が少なくなってしまっても大丈夫です。

水を47.5g入れます。

台所用洗剤を2.5g入れます。
※今回はジョイを使いました。

⑤よく混ぜたら出来上がりです。

以上の工程で、およそ100g分の自作塩素系カビ取り剤ができます。丁度これくらいの分量で、お風呂の床全体分をカバーできるかと思います。

茂木和哉

今回、正確にグラム単位を計って作っていますが、
普段私が作る場合は、大体の目分量で配合しています。
ハイターと水が同量くらいで、あとは台所用洗剤をちょっとだけ入れるといった具合です。

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それでは実際に洗っていきましょう。
今回は、ダイソーで購入した「三層スポンジ」を使います。

スポンジに洗剤をしっかり含ませ、こすらず床全体に塗り広げていきます。

全体に塗り広げる事が出来たら、このまま15分程放置します。

After ~カビ取り後~

15分経過しましたので、シャワーで洗い流してゆきます。

クロスで軽く水気をふき取とり、汚れを見てゆきましょう。

全体的に黒カビ・赤カビがきれいさっぱり無くなって、真っ白な床になりましたね。

コーキング部分もこんなに綺麗になりました。

のぞみ

あんなに沢山生えていた黒カビ・赤カビが、たった15分でキレイに無くなりましたね!

1回分を費用換算すると・・・?

さて、ここまでコスパ重視の自作カビ取り剤の作り方をご紹介しましたが、
実際のコストとしては、[ハイター50g+ジョイ2.5g]
という事で、Amazonで今現在の価格を調べてみました。

・ハイター 600ml 140円 →50g使ったので、11.7円分
・ジョイ 175ml 191円 →2.5g使ったので、2.7円分
ハイター11.7円+ジョイ2.7円=14.4円

今回の掃除1回分で約14円という費用計算になりますね。

茂木和哉

ジョイの方は、あえて小容量の本体175mlの方でコスト試算しましたが、
実際は大きな詰め替えタイプを使ったので、
厳密なコストはもう少し安くなると思います。

ちなみに、市販のカビキラー400mlのAmazon価格は1本283円でした。それを元に計算すると、100mlで70.8円程になります。

カビキラー 100ml:約70円
自作のカビ取り剤 100ml:約14円

となりますので、市販のカビキラーと比べると約80%オフという安さになります。

のぞみ

80%オフは安い!
実際に容量換算してみるとかなりお得なことが分かりますね。

作る手間はかかってしまいますが、安く済ませたい方にとってはコスパ◎な方法と言えるでしょう。

ただし、自作の場合は塩素が飛びやすいという特性もありますので、作り置きには向きません。くれぐれも、1回で使い切る事をおススメします。

ちなみに、一般的に7月の気温の場合、赤カビは1週間~10日近くで発生し、その後に黒カビが出てくると言われています。

今回の我が家のお風呂はちょうどその境目のタイミングで、
2週間くらい経過した床の状態でした。

そのため、もっと早く掃除していれば、塩素系洗剤を使わなくても落とすことが出来たと思います。

まとめ

のぞみ

茂木さん、ありがとうございました!

今回は、浴室の黒カビ・赤カビを、自作の塩素系洗剤で落とす方法を紹介させていただきました。

お家にあるハイターと食器用洗剤を混ぜるだけで、簡単に塩素系洗剤を作ることが出来るのは驚きでした!

市販のカビ取り剤1本は使いきれないから、買うのが勿体ない」という方には、今回の自作の洗剤はぴったりですね。

夏はカビが生えやすいので、広く繁殖してしまう前にこまめに綺麗にしておきたいところです。

ここまで御覧いただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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