お悩み相談

【おしっこ汚れ&におい取り】賞味期限がきれたお酢でトイレ掃除

nishiyama
のぞみ

こんにちは、のぞみです。

実はおうちに賞味期限がきれてしまったお酢がありまして……。

捨てるのももったいないからなにかに使えないか?と茂木さんに相談してみたところ、なんとトイレ掃除にお酢がつかえるとか!?

しかも「汚れ落とし」と「におい消し」の両方ができるんですって!

これはぜひ試してみたいですよね!

ということで今回は、賞味期限が切れてしまったお酢を使って、トイレ掃除をしていきます♪

トイレの汚れやにおいについてお勉強♪

お掃除を始める前に、まずはトイレの汚れについてお勉強していきましょう♪

トイレのことで気になることといえば、やはり「汚れ」と「におい」。それぞれ分けてご紹介していきます!

①トイレのおしっこ臭

まずはトイレの気になる「おしっこ臭」について。

「おしっこ臭」は、お掃除しないでほったらかしにしておくと、においもだんだん強くなっていきます。

においの原因はアンモニア。アンモニアはアルカリ性というのは理科の授業で習いましたね~♪

アルカリ性のにおいは、反対の酸性のものを使えば消すことができます。

これを「中和消臭」というんですって。理科の勉強ってこういうときに役立つんですね!

②トイレまわりについたおしっこ汚れ

そして次はトイレの汚れについて。

2人のお子さんがいる茂木さんから聞いたのですが、小さいお子さんがいるご家庭は、おしっこで失敗して床についてしまったり、飛び散らして壁についてしまったりと、トイレにはとにかく汚れがつきやすいそうです。

もちろん大人だって、普通にトイレを使っていても汚れていきます。

あまり見えないのですが、おしっこの汚れはトイレ中に飛び散っているんですよね~(汗)

ちなみに、ついたばかりのおしっこ汚れは、そこまでガンコではありません。黄ばみもなく、ほとんど透明なんです。

ですが掃除をしないで放置していると、どんどん黄ばんでいき、やがてガンコな汚れになっていきます。

そしてオシッコ汚れも、においと同じくアルカリ性です。

つまり、酸性で中和して落とすことができます。

今回お掃除するトイレはそこまでかたくなってはいないのですが、黄ばみ汚れをさらにそのまま放置していると、炭酸カルシウムになり、かたい「尿石」になります。

こうなってしまうと非常にガンコで、トイレ用の強い酸性洗剤でなければ落とすことができません。

ガンコな汚れになってしまう前に、おうちにあるお酢をつかってカンタンお掃除してしまいましょう~♪

トイレ掃除に使える!お酢の希釈液の作りかた

今回お掃除するトイレは、黄ばみもそれほど目立たない状態ですので、トイレ用の強い洗剤を使わなくても、お酢くらいのマイルドな酸性で、汚れ落としと消臭ができます!

使うお酢は、「賞味期限の切れたお酢」です。

それでは、トイレ掃除に使うお酢の希釈液を作っていきます。今回は5倍の希釈液を作ります。

まずは空ボトルを用意しましょう。

今回はバスクリーナーが入っていたボトルをそのまま使用します!使い切ったあと、ボトルをしっかりと水洗いして、乾かしておきました。

もし前に入っていた洗剤が残っていると、お酢の効果が弱まってしまう可能性があるので、しっかりと洗っておきましょう~!

キッチンスケールに空のボトルをのせ、お酢40グラム、水を160グラム入れていきます。

この分量で200グラムのお酢希釈液を作ることができますね。

お酢と水を入れたら、スプレーのトリガーをしっかりとしめて、10回ぐらいカシャカシャと振ります。

これで、トイレ掃除に使えるお酢希釈液の完成です!

ちなみに、以前お酢を使ってお風呂掃除をしたときにも、5倍の希釈液を作りました。

そのときは界面活性剤も使いたかったので、台所洗剤も一緒に混ぜたのですが、今回はお酢と水だけで作りました。

お酢をつかってトイレ掃除開始

それでは実際にトイレのお掃除をしていきましょう!

さっそく作ってみたお酢の希釈液をつくってお掃除していきたいところですが……一番はじめにホコリ取りをしていきます。

拭き掃除をする前にホコリを取っておけば、効率よく拭き掃除ができるんです!

少し面倒かもしれませんが、トータルでみると時間の短縮になるので、わすれずにホコリ取りをしましょうね。

①トイレ全体をホコリ取り

今回ホコリ取りにつかうのは、「ウェーブハンディーワイパー超ロングタイプ」。

ユニ・チャームさんから出ているハンディーワイパーです。

トイレ掃除だけでなく、家中のお掃除に使っています。

先端のシートは交換できるのでいつでも清潔ですし、ホコリもしっかりとついてくれます。

そしてなにより、持ち手の部分が3段階になが~く伸びるので、天井などの高いところのホコリも取れるんです。女性には特におすすめですよ~♪

ホコリ取りは基本的に上から下へ。

重力にとってホコリが下のほうに落ちていくので、天井、壁、床という順番でお掃除していきましょう。これはトイレ掃除以外でもつかえる基本のお掃除法です!

トイレの便器の周り、奥のほうの壁とのスキマもしっかりとホコリをとっていきましょう。

奥の方のスキマは短いハンディーワイパーだとホコリ取りをするのが大変なのですが、ながいハンディーワイパーなので楽々です♪

そして最後はトイレの床。

床を掃除するときはハンディーワイパーの先を「くの字」に折り曲げるといいですよ♪

②お酢の希釈液で拭き掃除

ホコリ取りが終わったので、いよいよお酢を使って拭いていきまましょう。

お酢の希釈液を、ペーパータオルにつけて拭いていきます。

もちろん何度もつかえる雑巾などを使っても大丈夫ですが、わたしはそのまま捨てられるペーパータオルでお掃除をするほうが好きです。

今回の拭き掃除で使うのは、スコッティの「洗って使えるペーパータオル」。

これは洗って使える、と言っているだけに、何度か使いまわすことができるお得なペーパータオルなんです。

茂木さんは、一度食器拭きに使ったペーパータオルを乾かしておいて、お掃除に使っている、と以前お話していました。一枚のペーパータオルが二回も使えるなんて、とってもお得ですよね!

ペーパータオルを折りたたみ、たっぷりとお酢の希釈液をスプレーします。

ペーパータオル全体にお酢の希釈液がいきわたるよう、くしゃくしゃと揉みほぐします。

これで準備完了♪それではトイレのあちこちを拭いていきましょう~!

まず拭いていくのは壁。

おしっこ汚れが壁の高いところまでついていくことはないと思うのですが、消臭もできるので拭いてしまおうと思います。

トイレットペーパーのホルダーや、床も拭いていきます。

床には特におしっこが飛び散ってしまいやすいので、しっかりと拭きましょう!

便器の周りのコードがあるところは、ついつい面倒でテキトーにふいてしまいがちですが、今回はしっかりと拭いていきます。

拭いていると結構お酢のにおいがしてきます!どれくらい汚れがおちるのか楽しみです。

そして忘れがちなドアも拭きましょう。たくさん触れるドアノブは必ず拭いておきたいですね。

そして最後は便器の拭き掃除です!

便器のフタは持ち上げればガコっと外すことができるんです。

フタを外したら、まるごと拭き上げます。

フタを拭き上げたら、ほこりをとった便器と壁とのスキマもしっかりと拭いていきます。

そして最後は便器のフチを拭いていきます。

シートが乾いてきたので、ここでもう一回お酢の希釈液をスプレーします。

実はトイレの便器って、便器の横にあるレバーを引っ張ると、バコンッと便器を上げることができるんですよ。

便器があがれば、お掃除しにくい隙間にもペーパーがしっかりと入り込み、各段にお掃除しやすくなるんです~♪

これで、お酢の希釈液を使った拭き掃除が完了です!

汚れをおとすのはもちろん、一緒に消臭もすることができました。

③仕上げに水拭き

お酢で拭き掃除を終えたら、最後の仕上げにお酢のにおいが気にならなくても水拭きをします!

可能性は低いと思いますが、お酢に含まれている成分が素材に影響を与えてしまう場合があるためです。

お酢の拭き残りがないように、念のため水拭きをしておきましょう。

さて、これでトイレのお掃除が完了しました!

お酢のにおいが気になるかな?と思ったのですが、思ったよりもにおいはしませんでした。

今回使用したお酢は「やさしいお酢」というもので、あまりにおいがツンとしないお酢です。

もしかすると、普通のお酢でお掃除してみたらもうすこしツンとしたにおいがしたのかな?と気になりますね。

是非みなさんも試してみて、どんなかんじだったのかを教えてもらえると嬉しいです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はついつい余らせがちな調味料、お酢をつかってトイレ掃除をしてみました!

お酢は食べ物ですから、どんな洗剤よりも安心安全です。

小さなお子さんがいるご家庭や、ペットを飼っているご家庭でも、安心してお掃除ができますね。

そしてなによりも、汚れ落としと消臭が一度にできてしまう!というのが嬉しいポイントです。

もし台所に賞味期限がきれてしまったお酢が眠っていたら、捨てずにぜひお掃除に使ってみてくださいね。

きょうご紹介したお掃除法は、トイレ掃除が苦手だと言っていた弟のたくみにも教えてあげようと思います!

それでは、ここまで見てくださりありがとうございました。

またお会いしましょう~♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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