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【お風呂掃除】浴室壁面についた謎の茶色い汚れの落とし方【掃除術】

suura
のぞみ

こんにちは!のぞみです。

先日友人宅にお邪魔した際、彼女からお風呂場にある茶色い汚れの落とし方がわからず悩んでいるとの相談を受けました

問題のお風呂場に行ってみると確かに、壁の一部に茶色い汚れがついており、かなり目立ってしました…
友人曰くカビキラーを使って洗浄を試みたが全く落ちないとのことです

そこで今回は茂木さんの動画を参考にカビキラーで落ちない、お風呂の壁についた原因不明の汚れ落とし術を紹介してこうと思います!

因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓

原因不明の茶色い汚れ落とし

まずその汚れの原因を考える前に、果たして私の友人はカビキラーをちゃんと有効に使えていたのか検証したいと思います!
仮にその汚れがカビキラー、つまり塩素系漂白剤で落ちる汚れであっても、使い方が適当だと落ちる汚れも落ちないということですね
では早速カビキラーの効果的な使用方法をおさらいして、その方法に則った使い方をしてみましょう
それでも落ちなかった場合に他の原因を考慮する、というのが賢いでしょう

カビキラーの効果的な使用方法

まずカビキラーを汚れに適量スプレーします
次にゴム手袋などをした手でスポンジを持ち、それでカビキラーを塗り広げていきます
そして15分ほど放置したのですが、ここで問題になってくるのがカビキラーは垂れる、ということです

密着力の少ないカビキラーは壁に塗布した場合その場に長くとどまってはくれません
カビキラーをはじめとする塩素系漂白剤による洗浄は、汚れと塩素成分の密着が大事な要素です!
いくら塩素濃度が濃くても、密着時間がほんの少しであれば、汚れは落ちてくれません…
よってカビキラーを汚れ部分に留めておくため、ペーパーで湿布する、あるいはラップでパックするなど策を講じる必要があるのです!

もしこれをやってみても、汚れが落ちないのであれば他に原因があると考えられます

水垢・金属石鹸

謎の汚れがカビキラーによる適切な洗浄方法を試してみても落ちない場合、今回はその色が黄色だということも加味して、水垢、もしくは金属石鹸である可能性を考慮するのが先決でしょう

まず水垢といえば白っぽい汚れを想像する方が多いでしょうが、鉄分が含まれていると茶色くなる場合もあります
また金属石鹸とは石鹸カスの一種で、水道水に含まれているミネラル分と石鹸が反応してできるガンコな汚れです(なお石鹸をお使いでない場合は金属石鹸ではないと思われます)

そしてこれらの汚れはいずれもアルカリ性の汚れであるため、酸性の洗浄剤による中和洗浄が効果てきめんです!
ではどのような酸性の洗浄剤を使えばいいのか、その辺りを紹介してきましょう!

クエン酸希釈液による洗浄

まず試してほしい酸性の洗浄剤はクエン酸です

クエン酸は酸性洗剤の中でも比較的酸性度が低いため、そもそも人体に対する害が少ないです
また素材に対しても酸焼けという変色のリスクが少ないため安全性が高いといえます
加えて安価であるというのも大きな魅力です!
(安全性は比較的高いですが、それでも酸焼けのリスクがないわけではないため、お風呂の壁などに使用する際は予めハウスメーカーに確認する、あるいは目立たない壁の隅での試し使いをしてみるなどの配慮が必要でしょう)
そんなクエン酸を希釈して使用すると、安全にかつ安価に汚れを落とせるかもしれません

具体的なクエン酸希釈液(40倍希釈)の作り方としては…
まずキッチンスケールの上に空のスプレーボトルを用意し、その中にクエン酸を5g投入し、
次にボトルの中にお湯を、量りの値が200gになるまで入れ、
最後にトリガーを閉めたのちしっかり振って溶かす
といった方法です

そしてこのクエン酸希釈液スプレーを携えお風呂場に行き…、
まず茶色の汚れに対してスプレーをしてブラシや硬めのスポンジで磨く
次に洗浄成分を洗い流さず、厚めのペーパーでパックし、さらにその上からたっぷり希釈液をスプレーして30分放置
最後にペーパーを取ってからブラシやスポンジで擦り洗いをする
と、汚れが綺麗に落ちるかもしれません!
なお放置後にまた擦り洗いをするのは、クエン酸によって柔らかくなった汚れを落とすためです

酸性度の高い洗剤による洗浄

上記のクエン酸希釈液による洗浄でも落ちない水垢や金属石鹸の場合、やはりより強い酸性洗剤を使うほかないでしょう
そこでおすすめなのが、茂木和哉シリーズの「お風呂用洗剤 なまはげ」を用いた洗浄です!

こちらお風呂用の酸性洗剤となっており、クエン酸よりも酸性度が高く、また泡で出てくるため壁に対する密着力もあります
ただし10分以上も放置する場合は流石に流れ落ちてしまうので、先述したクエン酸の時と同様のパック洗浄をおすすめします
なおこの洗剤の使用に関しても素材が傷まないかどうか、しっかり検証したうえで使いましょう!

まとめ

いかがでしたか?
今回はカビキラーでは落ちないお風呂の壁にできた謎の汚れの落とし方について紹介をしてきました!

洗剤を使う際にはその洗剤の適切な使用方法や、果たして対象とする汚れに効果があるのか、そして何より人体や素材に対しての危険性はいかほどなのか、ということを考慮すべきなのが改めてわかりましたね♪

ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪

ABOUT ME
茂木和哉
茂木和哉
汚れ落とし研究家
1975年秋田県生まれ。20歳で温泉浴場清掃をバイトで経験。21歳で工業薬品や業務用洗剤の販売会社に就職。30歳で洗剤メーカーに転職し、1年後の秋田で独立。 独学で掃除と洗剤作りを学び、秋田からパソコン1つで情報発信を始め、自分の名前をつけた代表作「茂木和哉」を大ヒットさせる。現在ではシリーズ展開させ全国のお店に並ぶまでに。 汚れ落とし人生で得たノウハウを惜しみなく伝えるYouTubeチャンネル「茂木流掃除講座」は、チャンネル登録数30万を超える。
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