【ウイルス対策】次亜塩素酸水「ジアニスト」の安全性について【除菌】
こんにちは!のぞみです。
最近ウイルス対策品として「ジアニスト」という商品の名前をよく聞きます
パッケージにもあるように、ジアニストとは除菌・消臭ができる次亜塩素酸水のことですね
実際私の友人の職場にも10倍希釈のジアニストが設置されたようです
しかし彼女が試しに手に付けてみると…、
熱く感じ、すぐに水で洗ったらぬるぬるとした
と言っていました
よって本当に安全なのか?という疑問を彼女は抱いたらしいです
ということで今回は、このジアニストの安全性について考察していきたいと思います!
因みに参考にするのは…
こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画です↓
ジアニストの成分
まず安全性を確かめる上で欠かせないのが、ジアニストの成分です!
次亜塩素酸水にもいくつか種類があるため、その辺りも詳しく見ていきましょう♪
微酸性次亜塩素酸水
ジアニストの裏面を見ると、その詳しい成分が載っています
それによるとジアニストの成分は「微酸性次亜塩素酸水」であるとのことです!
酸性次亜塩素酸水には「微酸性」「弱酸性」「強酸性」の3種類がありますが、その中の1つであるということですね
次亜塩素酸ナトリウムとの違い
またよく私の記事でも登場するハイターなどに含まれている洗浄成分「次亜塩素酸ナトリウム」はアルカリ性の物質です
次亜塩素酸水よりも次亜塩素酸イオンの割合が多く、次亜塩素酸の割合が少ない次亜塩素酸ナトリウム
両者を比較すると次亜塩素酸の量が多い次亜塩素酸水の方が除菌力は高いとされています!
つまり友人の職場のように、500ppm(「ppm」とは「parts per million」の略で1ppm=10-6)のジアニストを10倍希釈したもの(50ppm)。これに含まれる次亜塩素酸と同じ量の次亜塩素酸が含まれる液をハイターで作ろうとすると、ハイターの量を多くするか、薄める水の量を少なくする必要があるのです!
そしてハイターにはきつい匂いもあり、直接肌につけると肌荒れし、金属もサビることから、普段使いの除菌には不向きでしょう
ジアニストのデメリット
次亜塩素酸ナトリウムよりも次亜塩素酸が比較的多く含まれ、除菌力が高いジアニスト
しかしデメリットはないのでしょうか?
そこで気になるのが塩素濃度です!
ということで先ほどまでは中に含まれる次亜塩素酸の量の比較でしたが、今度は塩素濃度の比較をしていきましょう
結論から言うと、ハイターなどのボトルタイプの漂白剤の塩素濃度は5~6%(50000~60000ppm)であるのに対し、ジアニストは500ppmなので相当な差があります
そして塩素は勝手に飛んでしまいます!
ゆえにジアニストの洗浄成分はハイターに比べて飛んでしまいやすいというのがデメリットですね…
ただ対策もされていて、ジアニストのパッケージは日本製の遮光タイプを採用しているようです
塩素は光によっても分解されますが、こちらはしっかり対策されているということですね
逆に言うと、次亜塩素酸水であるにもかかわらず透明な容器に入って売られているものは要注意なので覚えておいてください!
ジアニストの安全性
では成分や商品の分析を行ったところで、実際ジアニストの安全性について考えていきたいと思います!
塩素濃度比較
先程から塩素濃度500ppmとか薄めて50ppmとか、あるいは50000~60000ppmは大きな数字であるとか…、
そんなことを言われてもピンとこない
という方も多いでしょう
そこで皆さんが体験したことがあるだろう場面でこの塩素濃度を紹介しましょう
それがプールです!
プールの除菌のために塩素を使うというのは有名な話ですが、プールに入ったあとの塩素の匂い気になりますよね
またプールの後は肌が痒くなってしまうということも少なくありません
しかしプールの塩素濃度は0.4~1ppmなのです!
つまりジアニストの10倍希釈、つまり50ppmの塩素濃度は十分に濃いといえますし、友人のように違和感を覚えても不思議ではないと思われます
肌荒れの危険性
ジアニストは10倍に薄めても、肌が弱い人にとっては違和感を覚えるのに十分な塩素濃度である、という前提のもと、では肌が荒れるとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
もちろん肌が傷むというのもデメリットですが、そもそも手肌を健康的に保つというのは非常に重要です!
例えば手洗いをしたときに肌が荒れていると、ウイルスや菌を洗い残してしまうリスクが高まります!
やはり自分の肌に合ったものでウイルス対策をしないと、逆効果になりかねないので、特に肌の弱い方は慎重に除菌剤を選んだ方がよいでしょうね
まとめ
いかがでしたか?
今回はジアニストという商品に焦点を当て、その成分や安全性について紹介をしてきました!
決してジアニストが悪いということでありませんが、やはり安全第一で考えるのであれば実際に使ってみて合わない場合すぐに使用を止めるのがよいでしょう
特に肌の弱い女性やお子さんは肌荒れ対策をばっちり行って、ウイルスに備えたいですね
ではご精読ありがとうございました!
またお会いしましょう♪