お風呂に黒カビが生えにくくなる予防法は?
こんにちは!のぞみです。
今回は茂木和哉さんと一緒に、「茂木和哉のお掃除お悩み相談室」に届いたお悩みをご紹介していきます!
ちなみに今回のお悩み相談は、こちらの茂木和哉(@motegikazuya)のYouTube動画を参考にしています↓
お風呂場のカビを生えにくくする方法は?
それでは早速、今回のお手紙をご紹介いたします!
『こんばんは!
いつもYouTubeの動画を楽しく拝見させてもらっています。
浴室について一つお聞きしたいのですが
茂木和哉さんは入浴後カビが生えないようにしてる工夫は特別何かされていますか?
よくネットで見ると、換気をしてお風呂全体を拭き上げることによって
カビなどが生えないと聞くのですが
どうしても面倒くさくって拭き上げをおこたってしまいます。
何か良いアドバイスがあれば教えてください
1~2ヶ月に数回は防カビくん煙剤は使用しています。』
とのことです。
疲れている日は特に、全部拭き上げるなんて出来ませんよね……。
茂木さん、こちらのご相談はいかがでしょうか?
カビの予防法についての質問ですね。
今年は暖冬ですので、もうすでにカビに悩まされている、という方も多いのではないでしょうか?
ご質問者さんは防カビくん煙剤でカビ予防されているとこのことでしたが
実はわたしの家では、カビ予防はあまりやっていません。
なぜかというと、こういった仕事をしていますので、商品の研究のためにはむしろカビに出てきてもらいたいんですよね。
カビがでてきたら、茂木和哉シリーズのカビ取り剤やいろんな洗剤を試したくって。
よりよい使い方を研究してみなさんにお知らせしたいと思っていますので、むしろカビは生えてくるようにしています。
お風呂全体ではありませんが、一部分にカビを飼っているような状態です。
もちろん家族の協力を得たうえでですよ。
研究のためにわざとカビを飼うって、あまり聞いたことのない言葉ですが……(汗) ちなみに茂木さんのおうちでは、どんなお手入れをされていますか?
ご質問者さんが使っていらっしゃるのは防カビくん煙剤でしたね。
防カビくん煙剤は我が家でも、2か月に1回程度使っています。
天井から換気扇までしっかりと塩素水で拭いてから、防カビくん煙剤をつかっています。
でもそうやって予防をしても、時期によってはカビが出てくることはあります。
カビの発生は抑えることはできますが、完璧に防御するのは難しいと思います。
ご質問者さんが1~2か月の頻度で防カビくん煙剤を使っているようですが、それでもカビでお困り、とのことですから。
カビが生えてくるのを遅らせる、というくらいでしょうか。
防カビくん煙剤をつかっても、完全に防ぐのではなく発生を遅らせる程度なんですね。
それにわたしも、2か月に1回程度防カビくん煙剤を使っているとお伝えしましたが、うっかり使うのを忘れることもあります。
結局4か月に1回、とかになってしまいます。
一番いいのは、防カビくん煙剤をたくのを忘れないことですね。
使うのを忘れない……大事なことですね。
カビが生える条件とは?
そもそもカビってどんな条件下でできるものなのでしょうか?
カビが生える条件の一番は温度、ごはん、水です。
カビが繁殖しやすい温度の季節は、春・秋・梅雨。
気温が35度以上になるとカビは生えにくくなるので、意外と真夏はカビのシーズンではないんですよ。
梅雨にカビが生えるイメージはあったのですが、春と秋もシーズンなんですね。
そしてカビのごはんと水。
カビのごはんは、皮脂汚れや石鹸カス、としてシャンプーやボディーソープが残ったものなどですね。
それと水分をもとにして、カビは生えていきます。
ですので、ごはんか水分のどちらかをなくすとカビは生きることができません。
だから一番いいのは、毎日掃除をして、カビのごはんとなる皮脂汚れ、石鹸カスをしっかりと落とすこと。
それができればカビは繁殖しません。
カビが生えやすい場所の水分を拭き上げる
他の予防法としては、カビが生える条件「温度、ごはん、水」のうち、水分をしっかりとふき取ってあげること。
ご質問者の方は「お風呂全体の水分を拭き上げるのは面倒に感じる」とのことでしたが、水滴をすべて拭く、というよりもカビの生えやすい場所を抑えておくといいでしょう。
浴室にはバスタブ、壁面、天井などがありますが、実は天井などの上のほうはカビは生えにくいんです。
カビはどうしても下の方に生えやすいんですね。
なぜかというと、皮脂汚れは天井まで飛び散らないから。
反対に、洗い場の下は水分もごはんもたっぷりなので、カビが一番生えやすい場所です。
カビが生えやすい場所だけ拭き上げる、ですね。
毎日天井まで拭き上げるのは大変ですが、下の方だけなら出来る気がしてきました!
水分をふき取ることで、黒カビだけでなく水アカ防止にもなります
水アカは水道水に含まれるミネラル分が原因でできますので、水分を拭き上げれば予防できるんです。
黒カビだけではなく水アカも予防できるとは!これは一石二鳥ですね。
水滴を拭くというやり方としては、大きめのマイクロファイバークロスやバスタオルで拭く方法もありますね。
もっとカンタンに済ませたいのであれば、水切りワイパー(スクイージ)で拭き上げるのもいいと思います。
水切りワイパーはホームセンターで200円くらいで売っています。
金属製の水切りワイパーもありますが、ずっとお風呂場に置いておくと錆びてしまう可能性があるので、樹脂製がおすすめです。
水切りワイパーの後ろの穴がついているものであれば、S字フックなどでお風呂の手すりにひっかけて、すぐに使うことができますよ。
ただし水切りワイパーは、垂直だったり平面でないと使えません。
浴室の形によっては、カウンター下などはうまく拭けないかも。
カビ予防、としては少し使う場所が制限されるかもしれませんね。
ご自宅の浴室の形に合わせて使ってみてくださいね。
水切りワイパーは、平面や鏡などの水アカ予防に使えます。
ひとつ持っていて損はないかと思います!
熱いお湯をかける
それと……以前NHKの番組でやっていたのですが、熱いシャワーをかけるという方法もありますね。
わたしもまだ試したことはないのですが、水切りワイパーも面倒という方はやってみてもいいかもしれません。
お風呂の一番最後に、50度くらいのシャワーのお湯をカビが生えそうな部分にかける、という方法です。
ボイラーや温水器の設定によっては高い温度を出せないことがありますので、その場合は効きが悪いかもしれません。
それも気になる方法ですね。もし試した方がいらっしゃったら教えてください!
まとめ
茂木さん、ありがとうございました!
今回は、お風呂に黒カビが生えにくくする方法についてご紹介いたしました。
水切りワイパーを使えばカビだけではなく水アカも予防できる、とのことですので、いつまでもキレイなお風呂が保てそうです♪
是非みなさんも試してみてくださいね!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
またお会いしましょう♪